2019年夏アニメ総評

初投稿です、らいとです。

例のごとく夜勤で暇なんで2019年夏クールに放送されたアニメの感想を適当にダラダラと書いていこうと思います。

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あくまで個人の感想に過ぎないため異論は認めますが受け付けませんので間違ってもコメント欄とか荒らさないでくださいお願いしますなんでもしますから。また、クールのすべてのアニメを網羅しているわけではないので、「〇〇が入ってないやん!どうしてくれんのこれ」などといった意見は受け付けておりません。ご了承ください。
※記事の性質上2019年夏アニメのネタバレを含みます。閲覧の際にはご注意ください。

以下常体

・全体評価

※前回と評価基準を変更しております(某鳥基準)のであしからず。

S…彼方のアストラ

A+…まちカドまぞく 

荒ぶる季節の乙女どもよ

ダンベル何キロ持てる?

A…可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

ヴィンランド・サガ

A-…キャロル&チューズデイ

Dr.STONE

Re:ステージ!ドリームデイズ♪

B+…鬼滅の刃

ソウナンですか?

かつて神だった獣たちへ

BEM

手品先輩

B…からかい上手の高木さん2

女子高生の無駄遣い

魔王様、リトライ!

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

コップクラフト

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ナカノヒトゲノム【実況中】

胡蝶綺 ~若き信長~

B-…この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

ありふれた職業で世界最強

グランベルム

異世界チート魔術師

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

C

計28本

※参考
S…神
A+…生きる理由

A…かなり面白い
A-…面白い
B+…普通

B…見れなくはない
B-…そうか…
C…ち〇ぽ

同ランク帯は上ほど評価が高い

 

・個別評価

〇彼方のアストラ

修学旅行にきたら宇宙空間にぶっ飛ばされて頑張って帰ってくるぞーみたいな話。序盤見てるときはなんかギャグパートのノリが鬱陶しいなあくらいの感覚で見てたんだけど、中~終盤でなんか驚愕の事実が毎話ごとに明かされていってナ、ナンダッテー!ってなっていく感じすごいテンション上がった。もうこれ以上驚愕の事実ないやろーwと思ってたら次回でそれが軽く更新されるというね。その頃にはギャグパートとシリアスパートの使い分けがかなり絶妙になってて、序盤のギャグ調の作風を崩すことなくシリアスを合間合間にぶち込んでくる緩急がたまらなかった。そして最終話は全員救われて大団円ハッピーエンドだったのでもう言うことはないです。原作つきアニメだったんですが、最後までネタバレを踏むことなく見れたのもよかった。女の子がかわいいのもポイント高いですね。ぼくの推しはアリエスちゃんです。女子ズの恋バナのシーンでカナタに告白したん?的なこと聞かれてふぎゃあとか言ってたの可愛すぎた。やはり、CV:水瀬いのりは最高や。

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かわいい。最初に裏切り者疑ってごめんな…

 

〇まちカドまぞく 

魔族の血に目覚めた女の子が敵対する魔法少女とめっちゃ仲良くする話。シャミ子(CV:小原好美)が可愛すぎて無限に見ていられるし桃(CV:鬼頭明里) との絡みがまた素晴らしい。きららは百合ってなんぼ。シャミ子って基本ポンコツだけど意思をしっかり持ってる子だし要所でちゃんと存在感出せるんですよね。最終回の啖呵はまじでかっこよかった。あと少しで桃闇落ち百合ルートやったのになぁ…。IFストーリー期待してます!シャミ桃が尊すぎるせいでほかの連中が出てくるとちょっといらんくない?ってなっちゃうのが残念。妹は許した。 f:id:right114514:20191017193836j:plain かわいい。シャミ子が悪いんだよ…


〇荒ぶる季節の乙女どもよ

5人の女子高生が男子(or男性(or女子))との交流を経て性についての理解を深めてったり改めたりしてなんやかんやする話。健全なアニメです。メイン5人の性に対する考え方やアプローチの手法が全員バラバラで個性が出てるのがすこ。思春期の女子高生が悩みながら、葛藤しながら、性に対して向き合っていく姿はまさに青春【荒ぶる季節】と言えるだろう。何言ってんだこいつ。キャラの中ではぼくは物語の途中で百合に目覚めた百々子ちゃん(CV:麻倉もも)がすこです。百合は正義。12話でぶちぎれてたとこがほんま可愛い。

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尊死

 

ダンベル何キロ持てる?

ネタえっち枠。OPとEDがネタまみれ。肩に小っちゃい重機乗せてんのかい!筋トレしてるだけだが女の子が筋トレしてるシーンがめっちゃえっち。毎回筋トレしながら見てるせいで今季で一番キツい(物理)アニメと化していた。同じような展開が続いたが毎回筋トレとシチュエーションはバラエティに富んでおり飽きることなく見れたように思う。また随所に散りばめられた小ネタも笑えるのが多くて安定して面白かった。語録はまずいですよ!兎にも角にも強いアニメのいなかった今季序盤を支えた縁の下の力持ち的存在である。ポケカで例えるなら序盤の展開を助けるウツギ博士のレクチャー。やはり、動画工房は毎回安定して良アニメを提供してくれますね。ぼくの推しキャラは立花先生(CV:新井里美)です。めっちゃえっち。

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えっど。来季は運動不足になりそうだなあ…

 

〇可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

体中がズァイスキ!って叫ぶの♪主人公の男が可愛いけど変態な女の子たちに好かれまくるハーレムラブコメ。初期ヒロインにクール系先輩、甘え系後輩、サバサバ系同級生を揃え、追加ヒロインあり、さらにサブヒロイン(本命)に妹を取りそろえた完璧なerg…じゃなかった、ラブコメである。とにかく登場する女の子がみんな可愛い上におまけに特異な性癖を持っているという陰者歓喜の作品に仕上がっている。しかしやはりというべきか、ハーレムラブコメにありがちな一部のヒロインが全く登場しないパートが多い。仮にAというヒロインが推しになったとして、数話に一回はAが入ってないやん!となること請け合い。こういうのはergないしギャルゲーでやってくれって114514回は言ってる。あとなんか作画が毎回安定しない。作画さえよければなあ…。作画改善させてBlu-rayを売りつける商法やめろ。ぼくの推しは南条。表向きは主人公をBLのネタにしてるくせに本心では主人公に惚れてるのめっちゃかわいいやろ。

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眼鏡かわいい。OPで眼鏡上下させてるのかわいい…かわいくない?どうでもいいけどこの子名前真緒っていうんですね。画像探してるときにはじめて知ったゾ。

 

ヴィンランド・サガ

2クール作品の1クール目。中世くらいの北欧が舞台で海賊に親殺された子供が復讐のためにその海賊と行動をともにする話。純真無垢で可愛かった少年トルフィンが一瞬でやさぐれてしまったのが悲しい。それは置いといて、このアニメはおっさんがカッコいいアニメですよね。トルフィンの父上は言わずもがなだけどアシェラッドも飄々としてるようで真剣に生きてるし、なんだかんだ言いながらトルフィンのことを気にかけている様子なのがエモい。おっさんが魅力的なアニメは面白い。今後戦況がどのように動くのか、トルフィンがどう成長していくのか、2クール目が非常に楽しみな作品。

 

〇キャロル&チューズデイ

2クール目。1クール目とは打って変わって陰謀が渦巻くダークな雰囲気になっていく。チューズデイの母親(大統領候補)が排他的な政策を掲げ出したり、現政権に不満を持つミュージシャンが風刺曲を公開して投獄されたり、主人公ユニットのライバルポジが精神病んだりなかなか辛い展開が多くなる中で最終回の"奇跡の7分間"はやはり涙腺にくるものがあった。このためにそれまでの23話があったと言ってもいいだろう。あとキャラがすごくいいんですよね。個性的な奴ばっかりだけどみんないい人なんですよ。ガスとか最後らへんでダリアの墓参りに行ってたシーンめっちゃいいよね。泣いてしまった。楽曲も素晴らしいので是非見てくれ。


Dr.STONE

2クール作品の1クール目。なんか知らんけど人間(とツバメ)が石化して5000年くらい経ち、現代文明が完全に消滅した世界で一から科学文明を再興しようとしてる話。マインクラフトみたいな感じ。ガチ理系の人からするとトンデモ科学が過ぎて蕁麻疹とか出そうな作品だが、ぼくはSFとして楽しんでいるので特に問題はない。超次元サッカーみたいなもん。文明の失われた世界で現代技術を利用して無双する感じ、なろう系作品に通じるものがあってすき。こいつさっきから何かに例えてしかいないな。基本的に話は面白いんだけど進度が遅いのが気になる。いま不治の病を治す薬を作ってるんだけどかれこれ1か月は薬作りやってんじゃないか。2クール目が終わるまでには完成していることを期待しています。あと大樹と杠はいつになったら出てくるのか…。


〇Re:ステージ!ドリームデイズ♪

中学生がアイドルやるアニメ。主人公にめっちゃ強い姉がいる、生徒会の圧力で廃部させられそうになる、メンバーがなんか重い過去を持っている、メンバーの1人が親からアイドル活動を続けるのを反対される…などなど様々なアイドルモノ、部活モノ作品で見たような要素をてんこ盛りにしてくる。テンプレみたいなアイドルアニメなのだが、ライブシーンでの迫力は必見。近年では珍しく3DCGを全く使わず高いクオリティを維持している。キャラ同士の絡みも尊いし、王道を征くストーリー展開もあって普通に面白いアニメに仕上がっていた。さゆまな尊い…。あと公式がめっちゃ遊んでる。なんだこれは…たまげたなあ。


鬼滅の刃

2クール目。一生蜘蛛の山に引きこもってたかと思いきやいきなり修行回が始まりそのまま終わった。1クール目終盤同様、ジャンプ特有の引き伸ばしでかなりダレてしまった印象。話自体はかなり面白いし作画もクオリティ高いだけに勿体ないなあと思った。良くも悪くも原作から追ってきてるユーザー向けの作品だと感じた。あとねずこが全然出てこねえ。あまりにも出てこないもんだから修行パートに出てきたツインテの子に浮気してしまった。 f:id:right114514:20191017200443j:plain 神崎アオイちゃんというらしいです。キリッとしててかわいい。デレたらクソ可愛いやんこんなん。


〇ソウナンですか?

女子高生4人が遭難して無人島で生活する話。グロいゆるキャン△と揶揄されていたがいきなりセミとかバッタとか食い始めるだけであんまりグロくなかった。長野じゃん。サバイバルの知識を大塚明夫ボイスで解説されるのだが、役に立ちそうで日常生活では全く役に立たないため実質ゆるキャン△の下位互換である。このアニメ、海に潜ったりするんで当然服を脱いで下着姿になるんですが、女の子がなんかやたら逞しいのであまりえっちを感じなかった。あとこの作品、お嬢様キャラがいるんですがこいつがかなりひどかった。他2名はサバイバル生活を受け入れて罠作ってウサギを屠殺したりしてるんですがこいつだけは何もしないくせにやれフランス料理が食いたいだのスイーツが食いたいだの香水が欲しいだのと我が儘放題でやばかった。最終話付近で流されてついに死んだか!?と思ってたら生還しやがったけど最終的にケツに汚水を突うずるっこまれたり罠の実験台にされてたりしたので少しは溜飲を下げることができた。


〇かつて神だった獣たちへ

昔戦争で大活躍した擬神兵っていう強いのがいるんだけど理性を保てないから殺すよっていう話。序盤はふつうに面白かったんだけど如何せん基本的に化け物が暴れてる!→昔はいい奴だった…→でも殺すよ~のパターンでストーリーが進行するため展開がワンパターンになりがちで退屈だった。どちらかというとシャールちゃん(CV:加隈亜衣、親が擬神兵で主人公に殺された)の成長を温かく見守るところに重点を置いているのだろうか。ゾンビ化した自分の父親を撃ち殺すシーンは涙なしには見られなかった。あとかわいい。話変わるけどめっちゃモヤってるポイントを一つ。対擬神兵専用部隊みたいなのがいるんですけど、その隊長(おじーちゃん)が擬神兵とバトルしてるところを部隊に包囲させて自分ごと蜂の巣にさせるシーンがあって、「正気か?お前も死ぬぞ」「覚悟の上だ」みたいなかっこいいやりとりしてたんですよ。ぼくもかっこいいなーとか思いながら見てたんですけどね、その隊長死んでないんですよね。なんやねん。結構突っ込みどころの多い作品ではあった。


〇BEM

早よ終わらんかい。2週遅れて放送が開始し、さらに2週間放送休止していたためめっちゃ最終回が遅い。個人的にクールのアニメは足並みを揃えて放送してほしいゾ…。人間になりたい妖怪人間が人間になろうと頑張る話。実際彼らは人間になれるんだろうか?メインの妖怪人間が3人いるんですけどみんなそれぞれ人間に対する接し方のスタンスが異なってていいゾ〜これ。個人的にはベロのような付かず離れずのスタンスが1番好みです。普段は無関心装ってるくせに親しい人間に対してはちゃんと守ってあげるし1番情に厚い(=人間らしい)奴なんですよね。あとベラちゃんはかわいい。2話でベラちゃんが全裸になったとこが最大瞬間風速だった。


〇手品先輩

えっちな先輩と手品する話。毎回サブタイが○○先輩なんで笑かしにかかってくるのずるい。まずいですよ!?それ以外はふつーのえっちアニメだった。前期のなんここみたいな感じ。助手君が普段は先輩を邪険に扱ってるのにラッキースケベに遭遇したときは素直に欲情してるのがリアル感あってよかった。あと個人的には風船膨らませてる2人はもっと出番減らして化学部の部長(CV:高橋李依)をもっとだして欲しかったゾ…。

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眼鏡可愛い。事あるごとに顔赤くするのも可愛い。EDでめっちゃコスプレさせられてるのも可愛い。2期あったらもっと出番増やしてくれよなー頼むよー。

 

からかい上手の高木さん2

2017年冬に放送され結構な話題となったからかい上手の高木さんの2期。EDで高橋李依を酷使するアニメ。可愛い女の子にからかわれてえなあみたいな願望を持つ人にはウケるんだろうか。ぼくは単に学生時代に女の子と接触がなかったので、女の子と喋ったり一緒に通学してるだけで羨ましいんですが。このアニメに対する感想としては高木と西方の絡みを見て俺も女の子とイチャイチャしたいだけの人生だった…ってなるだけで全く記憶に残らないんですよね。唯一11話の西方に夏祭りに誘われてめっちゃ嬉しそうにする高木さんは可愛かった。でもこれは多分高木が可愛いんじゃなくてぼくが普段はクールを装ってる女の子が嬉しいことがあってその感情を表に出さずにはいられなくなってしまうというシチュエーションが好きなだけなんだろうなと再認識できました。己の性癖を再認識させるアニメ。最終話のKMRはかっこよかった(小並感)。おいKMRァ!お前さっき高木さんのことチラチラ見てただろ!


〇女子高生の無駄遣い

男子高校生の日常になれなかったアニメ。基本的にはギャグがつまんないしキャラをクッソ雑なアダ名で呼ぶしあんまりおもんなかったけど極稀におもしろいギャグを放つので許した。あとたまにすごいまともな話があったんで野良猫に餌をあげる不良理論で評価が上がってしまった。一つ気に食わないポイントがあるんですが、ロリ(CV:長縄まりあ)っていう俗に言ういじられキャラみたいなのがいるんですけどそいつが数話に一回ものすごい勢いで虐められてて不快になりました。感覚としてはのんのんびよりのこまちゃんいじめに近い(伝われ)。どうでもいいけど8話冒頭の茜のおっぱいめっちゃ好きなんですけどわかる人いませんかね。

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あぁ^~いいっすねえ^~。だらしない感じがたまらねえぜ。


〇魔王様、リトライ!

ゲームで作ったキャラの姿で異世界転生するパターンのやつ。いわゆるオーバーロード式。このアニメにおける感想はただ一つ、アク(CV:高尾奏音)とルナ(CV:石原夏織)がかわいい。これに尽きますね。金髪ボクッ娘目隠れオッドアイとか属性盛りすぎじゃないっすかね。他のキャラも属性めちゃくちゃ盛ってて草生えてしまう。ほんへの方はとにかく作画が安定しなくて演出がショボい。戦闘シーンがまじでショボかった。低予算悲しいなあ。ストーリーの方も冒険とかじゃなくて温泉旅館作るのがメインなので話もいまいち盛り上がらない。そして序盤はまだアクが結構出てくるんですが中~終盤にかけてキャラがめっちゃいっぱい出てくるせいでアクの出番がどんどん削られてしまいこのアニメ唯一の見どころが消えてしまった。ちなみにOPがほぼほんへをなぞっているのでアニメ見る時間はないけど魔王様みてえな~って人はOP見ればほんへを視聴した気になれるぞ。

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この2人マジでかわいい。(左:アク、右:ルナ)

 

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

冒険者が魔族の娘を拾って育てる話。終始ラティナがかわいい。これに尽きる。作画をラティナに全振りしてる感じがすごい伝わってくる。たまにすごいダークな回をぶち込んでくるのにはビビったが、基本的にはラティナの周囲には出来た大人が多くて恵まれた環境で幸せに育っていくんやろなあっていう平和な感情を抱いていました。抱いていたんだけどなあ…。というのも実はアニメ放送中(だいたい8話あたり?)にネタバレを踏んでしまい、その余りにもサイコパスすぎる展開に心が折れて視聴を断念しそうになった。アニメ本編はそこまで進まなかったんで評価はアニメ放送分だけに留めておいたが、そこまでやってたらZ評価にしてもおかしくはなかったゾ。どうしても気になる人は検索してみてね。絶対に2期をやってほしくないアニメの一つ。


コップクラフト

刑事ものだが舞台は異世界とつながった地球の、異世界との文化が混ざり合う場所となっており、地球人の刑事と異世界人のなんか(要人?)がコンビ組んで事件をなんやかんや解決してく話。基本的に爽快感はなくドロドロした裏社会の話なんで事件は解決できても特有の後味の悪さが残るので人を選ぶかもしれない。あとは個人的な話だが異世界人の方(ティアナ)が基本ポンコツでなんも考えずにその時々の感情に任せてアクションを起こすので見ててすごいストレスが溜まる。ぼくはトラブルメーカー系のヒロインが苦手なのだ。あんまり可愛くないし。かわいい女の子が出てくればよかったんだけどなー俺もなー。あと作画があんまよくない。


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

2015春に放送され例の紐で一世を風靡したアニメの2期。4年前のアニメなんて内容覚えてねえよ…。1期に比べると2期はそんなに面白くなかったなあといった感じ。というのも全然ダンジョンに潜らないんですよね。タイトル詐欺。じゃあ何やってたかっていうと他のファミリアと抗争したり、他のファミリアと対立したり、他の国の軍と戦争したり…紛争しか起こってないなこのアニメ。物騒すぎる。しかもキャラが無限湧きするんで名前が全く覚えられない。見覚えのないキャラが普通にべるくんの知り合いみたいな感じで出てこられても困る。例の紐も空気と化してしまうし。でもキャラが多いわりにあんまり可愛い子がいないんですよね。なぜだ。3期やるらしい(もういい)んで次こそは面白くなってほしいですね。


〇ナカノヒトゲノム【実況中】

ゲーム実況者が変なとこに集められてクエストをこなしていく感じのバラエティ的なアニメ。女の子はかわいいのに男がみんな同じ顔をしている。しかも途中から実況者要素が空気になっていくし、不必要にキャラに重い設定を付与しまくるし、挙げ句の果てには謎を謎のままぶん投げエンドをする(これは1クールの制約上仕方ないが)何がしたいのかよくわからんアニメだった。実況者要素はいらんかったんじゃないかな?

 

〇胡蝶綺 ~若き信長~

舞台は室町~戦国時代の日本、織田信長の幼少~青年期を描いた作品。ぼくは日本史に疎いのでどっからどこまでが史実かわかんないがとりあえず斎藤帰蝶が実は男だった!?とか言ってるので多分異世界の歴史なのだろう。ちなみにぼくは織田信長の周辺の知識はこの作品以外には前期でやってた「ノブナガ先生の幼な妻」で得た知識しかないのであしからず。でも信長の青年期を描いた作品って多分珍しいよね。その辺がコンセプトだったりするんだろうか。最初はなんだただのホモか…と思ってたけど意外と信長の成長とかが詳細に描かれてて思ってたより面白かった。やっぱりホモじゃないか(歓喜


この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
2クール目。怒涛のNTRラッシュを潜り抜けたかと思ったら急に異世界に転生した。異世界モノはもうお腹いっぱいです…。ぼくは世界の理と1つになるみたいな、神や概念に近いものになってエンドする作品、あんまり好きじゃなくて、普通に平穏な日常を送って欲しい派です。こんなんでも当時は割と反響があった作品らしいですね。00年代初頭のトレンドはいかにユーザーの意表を突くかみたいな感じだったんですかね。やはり2019年に放送するアニメとしてはチョイス間違ったんじゃないか感が否めなかった。胸糞展開も多いのでぼくは楽しめなかった。無駄に26話あるし。

〇ありふれた職業で世界最強
なろう兄弟の5番目。なろうってどうして異世界に来てるくせに銃を使いたがるんですかね。せっかくの剣と魔法のファンタジー世界観なのにぶち壊しだよ。こいつの場合は車とかも持ち出してるし。最終回で「パイルバンカーだ」とか言い出した暁にはハァ?って感じでした。郷に入っては郷に従え。みなさんは異世界に行っても世界観をぶち壊す現代兵器は持ち出さないようにしましょう。ユエちゃんは可愛かったですよね。二人旅なら多少はマシだったんですがやっぱハーレムを形成してしまった。最初ウサギいらねーって思って、ようやくウサギがパーティに馴染み出したと思ったら今度は変態が出てきてまたいらねーってなるの、すごい疲労感だった。かつて自分をバカにしてたクラスメイトの前で無双する展開は結構好きです。でも裏切り者にとどめ刺さないのは甘え。

〇グランベルム
なんか魔女的なのになろうとしてデスゲームする感じのやつ。世界観の説明兼日常パートから入って戦闘始まるパターンが多いんですが、固有名詞ばっかで説明がわかりづらいしその状態で気づいたら戦闘始まってるしぼくがちんぷんかんぷんの状態でなんかドンパチやってんなーって感想しか出なかった。あとヒステリックに叫ぶ女が多すぎて見るに耐えなかった。種崎敦美ちゃんを安定供給する以外に価値のないアニメ。今明かされる衝撃の真実!みたいなのがやりたかったんだろうけどそこに至るまでの過程をおざなりにするな。結局最後まで見ても世界観はよくわからなかった。

異世界チート魔術師
チートでもなければ魔術師ですらないアニメ。タイトルにチートって書いてるくらいだからどんなスマホ太郎が出てくるのかと思ってたら序盤の敵に普通に苦戦するし幹部級の敵をむざむざ討ち漏らすしとんだ期待外れだった。あと異世界のくせに女の子が可愛くない。作画も微妙だし演出もカスだしまじで見所がなかった。本来なら最強クソアニメに名を連ねてもおかしくはないですが今季にはこれを超えるクソがいるという事実…。

〇ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
んにゃぴ…よくわかんなかったです。Fate知らんのに見ちゃいけなかったっすね。上田麗奈水瀬いのりの声を楽しむだけのアニメだった。

通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?

聳え立つクソ。まじでおもんなかった。まずお母さんは話の流れを読まないし可愛いんだけど言動が痛々しすぎて主人公に感情移入して萎えてしまった。主人公も主人公でお母さんに対する当たりがキツすぎてなんか生々しい親子関係を見てるようで辛かった。女の取り巻きもいるんですけどこいつらがかなりサイコパスで平然と主人公の男と同じ風呂に入るんですけどありえんだろ。お母さん以外のキャラ作りが雑すぎんよ〜。赤と青はストーリー上でそれぞれの母親と対立する要素が一応あるんですけどそれ以降特に掘り下げがないしただのオブジェクトに成り下がってるよね。母親と一緒に離脱でもよかった。あと影に隠れがちだけどピンクが1番得体が知れなくて気持ち悪い。こいつはなんのために存在したんだ?余談だがよく言われるメガガルーラは全体攻撃が2回攻撃にならないのでお母さんはメガガルーラの完全上位互換である。

・まとめ

今期は28作品でした。総合的には面白いアニメは多いけどクソも多いという2極化クールだったように思います。でもぼくは面白いアニメもクソなアニメも同じように楽しんで観れるようになりたいと思いました。アニメに貴賎はない。同じアニメを見る同士を作ると感想が共有しあえて楽しいですね。これによりクソアニメでも見ることに意義が生じてくれます。同士と一緒に来クールも頑張って消化します。それではまた3ヶ月後に。