2023年秋アニメ総評

2024年初投稿です。らいとです。

2023年秋クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。

 

 

アイドルマスター ミリオンライブ!

アイマス枠。ぼくはあんまりアイマス詳しくないけどニコニコ動画黎明期によく見た人たちが出てたのでなんとなく安心感があった。それにしてもキャラ多すぎませんかね…ほとんど印象に残ってないゾ…。高坂海美だけ覚えました。大正義上田麗奈さん。たまに上田麗奈さんの声が聞ける以上の価値を見出せなかった。ライブ中に機材トラブルで曲止まってアカペラで歌う展開、114514回は見たからもうやめにしないか?

 

◯新しい上司はど天然

パワハラに胃を病んで転職した男が新しい職場で天然上司に癒される話。上司の天然が天然というよりも注意力不足とか難聴みたいなんが多くていや、そうはならんやろってなってた。しかも男しか出てこないので絵面に華がなさすぎる。中盤で上司と同居するんだけど地獄すぎて生きた心地がしないと思うんですけど…。他にも猫のモノローグが人間すぎて気味が悪いし、職場の同僚たち(男4人)でクリスマスパーティやってたりなかなかキツいアニメでした。

 

◯アンダーニンジャ

現代日本の裏で暗躍する忍びたちを描いた作品。この手のやつ好きなんすよね〜。序盤から登場人物の癖が強すぎて圧倒されてた。安易に美男美女で固めないところが好感持てる。固有名詞と相関図がイマイチよくわかんなかったし場面が飛び飛びになってたので話の流れはよくわかんなかったゾ…。ラストがかなり衝撃的であった。綺麗に落ちた感じではないので2期やるんすかね?

 

◯アンデッドアンラック

不死の男と不幸を呼ぶ少女がなんやかんやする話。最初は結構哲学的な感じなんかなと思ってたけど普通に異能力バトルモノだった。アンディと風子が戦いを経て絆を深めていく感じがいいですね〜。バトルも激アツで面白いんで少年マンガの王道って感じで楽しめました。

 

ウマ娘 プリティーダービー Season 3

ウマの3期。だいぶ人気コンテンツになりましたね。今回の主人公はキタサンブラック。競馬全然知らないけどなんとなく沢山のファンに愛された馬だというのがよくわかりました。ドゥラメンテが出たときにTLめっちゃ盛り上がってたけどなんも知らないからんまあ、そう…って眺めることしかできなかった。やっぱ史実を知らないと100%楽しむことはできないのかなあと悲しくなってしまった。それにしてもスピカの先輩たちっていつも部室にいるけど何やってるんですかね。

 

オーバーテイク

カーレース(F4)のアニメ。ぼくはカーレースの知識といったら「イキスギィ!あーお互いに行きすぎた!」しか知らなかったけど、作中での専門知識の解説が非常にわかりやすくて視聴者置いてけぼりにならないよう頑張って作ってるなあと感じた。ストーリーも最初はBLっぽくて微妙かなと思ってたけど中盤以降メイン2人(悠と孝哉)の重い過去が明らかになり、2人が信頼関係を築いていく過程がしっかり描かれていてかなり面白くなった。サブキャラも魅力的に描かれていて、各々が壁にぶつかりつつも乗り越えていく成長の過程も見られてキャラクターそれぞれに深みが出ていた。すべてのマイナースポーツ系の作品に見習って欲しいストーリー構成だった。上田麗奈の声が定期的に聞けるのもよき。

 

◯お嬢と番犬くん

極道の娘とその世話係のラブコメとかいう使い古されたやつ。作画は崩れてるし話もワンパターンで新鮮味がないしキャラ魅力もあんまりないの三拍子揃った作品という印象。26歳若作りヤクザは言動が痛々しいし、キトアカのヒロインもどっちつかずで煮え切らない態度だしまあなんというか見ててきつかった。なんかあんまり2人を応援しようという気分にならないんですよね。なかなかくっつかなくてもどかしい!っていうのが普通のラブコメだと思うんですけどそういう気持ちより先にイライラがきてしまって楽しめなかった。

 

◯カノジョも彼女 Season 2

頭おかしい系ラブコメの2期。頭のおかしさは健在だったので満足。でも今期もっと頭おかしいラブコメがいて二股が霞んで見えてしまうんだよな…。終始りえりー(紫乃さん)がメインヒロインって感じで進んでたけど2彼女を差し置いて1番えっちな目に遭ってて笑っちゃうんですよね。さきさきはともかく渚ちゃんがかなり空気になってた印象だけど不憫キャラで通していくんですかね。3期やって欲しいけどな〜。

 

◯カミエラビ

デスゲームモノ。参加者それぞれがデバイスと特殊能力を持ってる、殺し合って最後の1人が神になってなんでも願いを叶えられるなど、モロ未来日記みたいな感じだった。作画は簡素な3DCGだったけどキャラクターは結構可愛いと思いました。さわさんすこ。終わり方はよくわかんなかったけど分割2クールらしい?のであんまり期待せずに待ってます。どうでもいいけどなんで制服がノースリーブなんですかね…?

 

◯鴨乃橋ロンの禁断推理

訳あって探偵行為を禁じられた探偵が、ポンコツ刑事と組んで難事件を解決する一風変わったバディモノ。主人公コンビのロンと都々丸の軽快なやりとりが面白く、サスペンスにありがちなトンデモなトリックもなくてかなり見やすかった。これの作者、家庭教師ヒットマンREBORN!描いてた人なんですよね。かなり好きな作品だったし、会話の畳み掛けるツッコミとかの感じが結構それっぽくて感動してました。

 

◯川越ボーイズ・シング

ボーイズクワイアとかいう謎の競技をやる高校の部活の話。最初は合唱部をイキって呼び替えてるだけだと思ってたが歌いながらダンスし始めたのでもう無理だった。登場人物はほぼほぼ頭のおかしいやつとマイペースなやつしかいないので収拾がつかない。女の顧問の先生だけが癒しだった。ストーリーも基本的に茶番をやってるかと思いきや急にシリアスになり始めたり何がしたいのか意味不明。挙げ句の果てに最終話放送未定という体たらく。何だったんですかねこのアニメは…。

 

◯帰還者の魔法は特別です

人生やり直し系のファンタジー。前世の話を全くしてくれないせいで2周目が1周目とどう違うのか、どういう分岐を辿ってるのかが全然わからん。ストーリーは雑だけどツッコミどころを探すのが楽しいんでまあよし。作画は微妙だけど鈴代紗弓のキャラはかわいい。OPがめっちゃダサいんですけどずっと聞いてるとなんか味が出てきて逆に好きです。

 

◯君のことが大大大大大好きな100人の彼女

今期頭おかしい系ラブコメの本命。二股どころか将来的に100股までいくらしい。頭おかしいんか?ほんへの内容もコンセプトに負けず劣らずギャグに全振りしている…と思いきや急に真面目な話をし始めるもんだから温度差で風邪ひきそうだった。この手のアニメにしては珍しく主人公に不快感がないのが特徴ですね。爽やかで彼女たちへの愛情をストレートに表出させるから見てて気持ちがいいというか清々しいというか。誠実そうに見えるけど100股してるのは誠実なのか…?ヒロインも魅力的なキャラが多いし話のテンポも良くてかなり面白かったです。2期決定してるので楽しみ。ちなみに原作はいま彼女24人目とからしい(Wikipediaより)。本気で100人までやるつもりなのか…(困惑)。

 

薬屋のひとりごと

後宮に勤める薬師の女の子を描く中国王朝風異世界。あんまりこういう作品見ないからかなり新鮮でしたねえ。1話で猫猫が日本語で書かれた文字に反応してしまうシーンがあって、ああ、現代日本からの転生者なのねって思ったけど別にそういうことではなかったっぽくて???ってなってた。ラブコメっぽいけど猫猫の壬氏に対する反応からそういう風に発展する可能性はあるんだろうか…と思っている。ミステリー作品としてみればいいんかね。そういやTwitter(旧エックス)で「猫猫は厨二病のオタク女子が好みそうな要素が詰まっている」みたいなツイートが流れてきてもうそれにしか見えなくなったんだけどどうしてくれるんや。

 

◯経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。

オタクに優しいギャルのラブコメ。ギャルの語彙がギャルというよりTwitterに生息してるオタクのそれで一生笑ってた。途中でギャルの双子の妹が出てきてプチ修羅場になるんだけど、なんかあっさり決着ついてなんかもの足りねえよなあ?主人公がCV古賀葵の妹ちゃんに迫られても流されなかったのでこいつEDか?って思った。個人的にはギャルよりも古賀ちゃんの妹ちゃんがすこだったけど、なんか当て馬にされたみたいで可哀想…可哀想じゃない?妹関連、ギャルの友達と主人公のオタク友達の恋愛事情、ギャルの両親の話など色々と描写してたけど全部なんか中途半端というかとっ散らかってる風でなんだか何がしたいんだかよくわかんなかったゾ…。

 

◯攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

中華系異世界アニメ。ついに大陸からも異世界進出か…。とはいえなろう系テンプレの異世界っぽい感じではなくモロソシャゲっぽい異世界であった。スキルとかステータスとかの話が平然と出てくるし挙げ句の果てに死んでもすぐリスポーンする始末。こんなんじゃ全然緊張感ないよ〜。話も別にそんなに面白くはなかったけど声優陣だけは豪華でこれが資本力の差かとつくづく思わされた。いずれシナリオも洗練されてきたらアニメ業界が中華一色に染まってしまうんだろうか…。どうでもいいけどCパートの茶番が長スギィ!

 

◯婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む

女の子拾う系のラブコメ。序盤以外言うほどイケナイこと教えてない…教えてなくない?主人公が俺TUEEEだったりヒロインが実は固有能力持ちだったりは結構王道パターンな気がしますね。無難すぎて特に言うことがない。この手の作品はサブキャラを余程魅力的に描かないと邪魔くさくなっちゃうので難しそう。実際何匹かこいついる?ってなった奴いたし。シャーロットはかわいい。

 

最果てのパラディン 鉄錆の山の王

硬派系異世界英雄譚の2期。小説を読んでるかのような重厚な世界観は刺さる人にはすごい刺さるんじゃないかなあ。お堅い感じなのであざといヒロインやサービスシーンは一切なくストイックに冒険を進めていくのが特徴。話は面白いんだけど如何せん1期最序盤が1番面白かったなあというイメージが拭えない。それとやはりキモオタとしては可愛いヒロインが出てこないのは致命的であると感じた。小説とかでゆったり読み進めるのにはいい作品なんじゃないかと思ったり。原作小説なのか知らんけど。

 

◯SHY

恥ずかしがり屋のヒーロー「シャイ」が奮闘する物語。ヒーローモノではあるが力技ではなく相手の心を動かすことで問題を解決することが多かった異色な作品という印象。そういうコンセプトだと思うんだけどぼくは脳筋なので全部ぶっ飛ばしてスッキリ解決するストーリーの方が好みですね。ストーリーの方は序盤で東山奈央のキャラを助けてなんやかんやで友達になるとこは結構良かったんですが、終盤のロシア編が結構冗長に感じた。長すぎんよ〜。百合アニメだと思って見てたんでいやーキツいっす。それにしてもこの世界、各国に1人ずつヒーローがいるらしいんですけど1人で国全体をカバーするのキツそう…キツそうじゃない?ロシアのヒーローとか絶対大変だゾ。

 

◯シャングリラ・フロンティア

VRMMO系の金がかかってる方。クソゲーハンターの主人公が神ゲーと評価される「シャングリラ・フロンティア」をプレイするという作品なんですけど、ぼく個人的にはシャンフロはクソゲー判定なんだよな…。ソロでは突破不可能レベルのボスエネミーが配置されてたり、PKが横行していたりで初心者お断り感がすごい。挙げ句の果てには出現条件が解明されておらず討伐成功者もいないユニークモンスターが存在するという点。神ゲーの基準ってプレイヤーが気持ちよくゲームできるのが絶対条件だと思ってるので簡悔仕様丸出しのエネミー出す時点で神ゲーはないです。発売直後とかならわかるけど発売から1年経ってるらしいのでこれもうわかんねえな。まあこの世界のゲーム、操作性が著しく悪かったりバグが放置されてるのがスタンダードっぽいし多少はね。あとVRMMOモノに共通して言えるんだけど所詮ゲーム内のお話なのであんまり緊張感がないっていうのがイマイチ物語にのめり込めない。CV日高里菜のうさぎさんはかわいい。

 

◯16bitセンセーション ANOTHER LAYER

過去に飛ばされてゲーム会社でエロゲー作る話。元エロゲの民としては知ってるゲームが結構出てきてそこそこテンション上がってました。リアルでこんなにエロゲ買い込んでる女の子存在するんですかねえ…?昔のゲームの作り方もはえーこんなして作ってたんですねえと感心しておりました。昔はこうやってゲーム作ってたみたいな参考資料になりそう。中盤以降ファンタジー要素(開幕からファンタジー全開じゃんというツッコミは申し訳ないがNG)がドカドカ増えてきてこれもうわかんねえなってなった以外はまあそこその面白かったです。コノちゃんの肩出し服がえっち。

 

◯呪術廻戦 渋谷事変

渋谷事変閉門まで。もう後戻りできないねえ…。割と初期から出てるキャラが死にまくってアーナキソ…。相変わらず作画はいいんだけど術式の原理とかはわからないのでヤムチャ視点で見ている。Twitterで有名なセリフが聞けたので満足でした。

 

SPY×FAMILY Season2

有名なやつの2期。なんか思ってたよりも大衆向けになったなあっていう印象。よつばとみたいな感覚で見てます。話自体は可もなく不可もないです。無難すぎて特にいうことがない。

 

◯聖剣学院の魔剣使い

魔王がショタに転生しておねショタもどきのことをするファンタジー作品。学院っていうほど学校感ないしむしろ軍人養成学校的な感じの方が正しいような(それをファンタジー用語では学院って言うんだろうけど)。この作品、おねショタがコンセプトだと思うんですけど主人公はガワがショタなだけで中身は普通に100年くらい生きてそうな人外なのでこれを純粋なおねショタと認めたくありません…。ともすればぼくにとってこの作品は9割がた存在意義を失ったも同然なのでなんかえっちなことしてるなー程度の感想しか出てこなかった。解釈違いみたいなもんなんでこれはもうしょうがないです。ストーリーも概ね想像通りです。

 

◯葬送のフリーレン

話題のヤツ。ついに深夜アニメも初回拡大版を金ローで放送するまでに市民権を得たのかと感慨深くなってしまった。それはそれとして長すぎると眠くなっちゃうので一回30分の原則は守って欲しいけどな〜。ストーリーは面白いんだけどアウラに自害させてたとこがピークであとはあんまり絵面が変わらなくて退屈な印象が拭えない。こっからアウラ戦より盛り上がることあんのかな。シュタフェルはてえてえ。

 

◯ダークギャザリング

お化けを捕まえてポケモンバトルするやつの2クール目。1クール目よりもポケモンバトル感がマシマシになっててもはやホラーじゃなくてバトルモノになっていた。この作品、怪異がベラベラ人語を喋り始めるわ、怪異の行動をナレーションがいちいち解説するわで怪異の持つ神秘性がまるで無くなってるのが残念ですね。普通に中に人入ってるでしょみたいな。怪異って人ならざるものゆえの理解不能さがあるから怖いんであって行動原理が人間と同レベルだとまあうん…ってなっちゃう。バトルも基本夜宵ちゃんがなんとかしてしまってK太郎とA子がお荷物なのがいただけない。ちゃんと成長してくれよな〜頼むよ〜。

 

盾の勇者の成り上がり Season3

盾の3期。1期の内容あんま覚えてなくて、2期を直前に見てたんですけどなんか話の内容が地続きになってないような印象が…。1期に比べて話の流れもやや雑な印象をうけた。3勇者の闇落ち→改心の流れをサクサクやってたのは好印象です。こいつらの話しないとあいつらなんだったん?になるしかといって長尺取るような話でもないんで。異世界作品群の中では真面目にやってる方だと思うんで頑張ってほしいですね。

 

◯ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

悪役令嬢モノ。一度処刑されて幼少期に転生して戻ってきてるけどやってることは他の悪役令嬢モノとまったく同じであった。やっぱり流行りなんですね〜。特に目新しい展開もなく、やや登場人物が多くて覚えづらいぐらいで他の作品との差別化点がこれといってない。悪役令嬢モノって異世界なろう系テンプレよりもさらにテンプレの幅が狭くて応用効きづらいから後発組が軒並み微妙っすね…。正直もうお腹いっぱいだゾ…。

 

◯でこぼこ魔女の親子事情

ちっちゃい魔女の母親とでかい人間の娘が送るハチャメチャ日常系アニメ。全編通してゆる〜い感じのノリで進んでいくので力を抜いて見れるのがよかった。アリッサ(CV:古賀葵)がかわいい。古賀ちゃんのテンション高めのツッコミすこ。ギャグアニメだからしゃーないけどフェンネルが過剰に虐められまくるのがちょっと可哀想…可哀想じゃない?全然関係ないけどアリッサの友人のCVが関根明良大地葉プリンセス・プリンシパルのキャストだなーって思ってたら10話のモブキャラに古木のぞみ影山灯が出てきて完全に狙ってて笑った。スタッフの中にプリプリ続編を待ち望んでいるオタクがいるのを感じられて笑顔になってしまった。

 

◯デッドマウント・デスプレイ 第2クール

春にやってた逆異世界転生作品の2クール目。1クール目は結構楽しかったんだけど2クール目に入って登場人物と陣営がどんどん増えすぎてストーリーが追いづらくなってしまった。おじいちゃんなので人物相関が複雑になるとすぐわからなくなっちゃう。ミサキちゃんは可愛かったですね。狂気系の水瀬いのりをすこれ。

 

◯とあるおっさんのVRMMO活動記

低予算な方のVRモノ。VRモノについての是非はシャンフロで書いたんで割愛。この作品、ストーリーの起伏が全然なくてイベントが発生しては解決して…みたいな繰り返しで淡々と進んでいくので印象に残らないし全体的に作業感が漂っている。まあゲームらしいっちゃらしいんだけども。上田麗奈の使い方だけは神懸ってた。上田麗奈と新婚ごっこできる神ゲー。作画と演出がショボいのはこの制作会社の作風みたいなもんなのでもうどうでもいいです。

 

Dr.STONE NEW WORLD(第2クール)

2期の2クール目(通算4クール目?)。宝島編のクライマックスに相応しい激アツ展開の連続だったが特にイバラとの最終決戦がひたすら激アツだった。島を覆い尽くす石化光線からただ1人復活した千空がイバラとタイマン(2対1)を張るというこんなん嫌いな人いないでしょっていう展開でめっちゃ面白かった。ツカサくんも復活して無敵になったし、ついに地球を抜け出して月に行くらしいのでどういった科学技術が出てくるのか非常に楽しみですね。

 

◯はめつのおうこく

最愛の魔女を殺された主人公が世界に復讐する話…なんだけど復讐モノのお約束、健気なヒロインに支えられて人の心を取り戻していく過程が入ってたので最終的には復讐は完遂されないんだろうなと思った。ストーリーの流れもギャグがやりたいんだかシリアスがやりたいんだか中途半端な印象を受けた。ヒロインが綺麗事吐くタイプなのも微妙度を上げている。オタクは綺麗事が嫌いって1番言われてるから。それはそれとしてしょーもない綺麗事で復讐鬼と化した主人公が改心していくのなんか納得できない…できなくない?それから終盤の帝国幹部との戦いが長スギィ!戦闘シーンが間延びしすぎると飽きちゃうので頑張って巻いてください。

 

◯ひきこまり吸血姫の悶々

濃厚な百合ハーレムモノのアニメ。最初はドタバタ百合ラブコメディ的な感じかなーと見てたんだけど早々にシリアス&バトル路線にシフトして温度差でよくわかんないことになってた。そんでコマリが実は超強いという展開になってあーはいはいそういうやつね…とテンションが下がってしまった。終始ギャグでもよかったんじゃないかなあと思ったがサクナ(CV石見舞菜香)が出てからは状況が一転し、かなり面白くなった印象。石見舞菜香さんの迫真の演技すこ。終盤はバトル展開が多くなったが低予算の煽りを受けて作画が微妙になってしまったのが残念。3つも掛け持ちするから…。それでも年明けに持ち越しながらもちゃんと終わらせたのは偉いと思う。

 

◯ビックリメン

ビックリマンシールがすべての世界観の作品。TCGのアニメに似ている。作中ではビックリマンシールを巡り製造工場に爆破予告されたり輸送中のトラックが襲撃されたりコンビニに大量の人が押し寄せたり精巧な偽造シール、グッズが流通したりとかなり治安が悪い。ポケカの未来かな?一部現実ですでに起こっているが。ストーリーはビックリマンの世界観の説明あったけどよくわかんなかったです…。ビックリマンシールで世界が滅びかけるの普通にしょーもないので日常回やってるだけでよかった…よくなかった?

 

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima +

例のネタアニメ。2期いる?いる(鋼の意志)。メインキャラクターが1期で出てた4チーム12人に2チーム6人が追加され、合計で18人になった。多スギィ!相変わらずのぶっ飛び具合だったけど1期の頃よりはちゃんとしたストーリーが組み上がっていて感動してしまった。不満な点としては中盤以降各チームのリーダー格だけが出ずっぱりで他の連中が空気と化していた点、ラップバトルで先1ワンキルが横行していてそもそもバトルになっていない点(1期でも酷かったがさらに拍車がかかっている)が挙げられる。やっぱキャラクター多すぎんよ〜。

 

◯豚のレバーは加熱しろ

豚に転生してしまう異世界。最初はネタ枠かと思ってたけどなかなかどうして世界観とストーリーがしっかりと練られていて面白いなーと感じた。豚も戦闘力は皆無で無双する感じではないので異世界モノというよりもミステリーモノといった感じで楽しめる。まあ豚の独り言はそこそこ痛々しいのでこれに耐えられるかが視聴の際のハードルになってしまうことが残念。あと序盤の音ゲーシーンがマジでいらなかった。真面目にやれば面白いのにどうして寒い演出を入れてしまうのか。まああとは例の如く作画がやばい。戦闘シーンなどの作画コストの高いシーンが後半に来てる都合上、かなり頑張った感のある作画になってしまっていた。ここの制作会社、今期3本出してるけどどれもやばくて草も生えない。

 

◯ブルバスター

建設用機械に乗って未知の怪物と戦うトンデモロボットモノ…と思いきや中小企業の管理職の苦悩を描いた作品だった。ロボットモノなのに予算を気にしてたり、就業規則を遵守して定時が過ぎたら仕事しない奴がいたり、結構風刺的でおもしろかった。最終的には実は怪物の発生源だった親会社に吸収されそうになりながらも全面戦争を始める激アツ展開になり涙が出、出ますよ…。キャラクターがそれぞれ個性が出ててよかったですね〜。上田麗奈のキャラが薄幸そうなのがよきです。

 

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

子供を拾って育てたらめっちゃ強くなった話。アンジェの性格がちょっと子供っぽいところ以外はクセが少なくて見やすいかなーと初期は思ってたけどいかんせんストーリーに起伏があんまりなくて淡々と物事が進んでるように感じる。また、キャラクターが多くて視点も頻繁に変わるのでゴチャゴチャしてる感もある。物語の設定(田舎で隠居、父親の視点が頻繁に映されるなどの展開)を考えるに、オタクが高齢化してこういう初老のキャラクターに感情移入するようになってきてるんですかね?我々もいつかこういうアニメを有り難がるようになってしまうのだろうか…。

 

◯暴食のベルセルク

最弱だったけどなんか謎のスキルが覚醒して俺TUEEEになるよくあるやつ。主人公は聖騎士であるヒロインのロキシー様を守るために武者修行をしながら正体を隠してロキシー様を守ろうとするんですけどその割に寄り道が多くてお前がいない間にロキシー様死んだらどうするつもりだったんや…って思った。序盤にあった心を読めるみたいな設定がいつの間にかどっか行ってるし、割とストーリーとか世界観がガバガバなので気を抜きながら見るのがいいと思います。

 

ポーション頼みで生き延びます!

異世界転生チートスキルでやりたい放題のいつものやつ。ポーション頼みと言ってる割に女神にリクエストした能力が「望む効果のポーションが望む材質、形状の容器に入って出てくる」だった時点でこれ容器悪用する気満々だな…と思ってたら実際剣の形の容器、チャリオットの形の容器、温泉の形の容器…などなどやりたい放題だったの予想通りすぎた。ちゃんとポーションだけに頼れよ。主人公の性格や言動もまあまあ痛々しいので直視に耐えなかった。でも主人公パーティのメンツが主人公抜きでカップリング出来まくってて珍しいなと思いました。だから何って感じですが…。

 

◯僕らの雨いろプロトコル

高校生の主人公がeスポーツチームに所属して、事故で歩けなくなった妹の治療費を稼ぐ話。これ稼ぎすぎると親の扶養から外れて面倒なことにならない?って思いながら見てた。まあその辺の話は置いといて、この作品の本懐はeスポーツの布教だと思って見てたんですが、青春ラブコメ成分が強すぎたので完全に意表を突かれてしまった。のぞ姉が可愛すぎる。俺も一緒にゲームやってくれて色々世話焼いてくれてほんのり俺に好意を抱いているCV水瀬いのりの年上お姉さん系幼馴染が欲しいだけの人生だったけどな〜。作画が非常に怪しかった。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

今期は24話〜34話までとします。ようやく話が動き出した感じ。エクスプローラーズのメスガキが出てきた回は結構面白かったけどそれ以外はまあいつものアニポケだった。バトルがだいたいフリード任せでリコとロイに成長が見られないのがなあ…。舞台もガラル地方をメインにしたかと思いきや原作にない謎の施設を巡ったり、かと思いきやポットデスを謎のポケモン扱いしてみたり、何がしたいんだかようわからん。来季からようやくパルアに帰ってくるらしい。正直原作をおざなりにするんだったら完全オリジナルな舞台に移ってそこで好き勝手にやって欲しいなあと最近思ったりもしてきた。

 

◯星屑テレパス

1年ぶりのきらら枠。最近のきららが強かったんで期待してたけどまあいつものきららってこんな感じだったなあ…となった。メインの2人がちょっと頭おかしい系なのですでに微妙で、追加のもう1人もあんまり存在感がなくてパッとしない。唯一まとも枠の雷門瞬ちゃんがめっちゃ可愛くて、その子だけで持ってた感じ。いわゆるツンデレキャラなんですけど、デレのときが超可愛いんだよな〜。作画も心なしか1人だけかなり気合が入ってたように見えます。最終話アイキャッチのチア衣装すこすこのすこ。あとは笑原先生(CV:高森奈津美)も可愛かったです。メインキャラよりも先生が可愛いってなんだよ。

 

魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール

春にやってたやつの2クール目。通算4クール目。1期の内容ははるか記憶の彼方なんですけど2期は初出キャラが多くそれなりにまとまった内容なのでまあギリギリ話追えました。でもやっぱり何が起こってるのかはんまあ、そう…よくわかんなかったです。上田麗奈がごく稀に出てくるのはよかった。

 

◯ミギとダリ

坂本ですが?と同じ作者の作品。実は双子の主人公が互いに入れ替わりながら1人の人間を演じるサスペンス?モノ。坂本ですが?みたいなシュールギャグの感覚で見てたので序盤は思ったより面白くないな…って感じだったけど終盤にかけて面白さが毎話上がっていった。最終話はまさかの感動展開でこんな話じゃなかっただろ!と思いながら号泣してました。

 

め組の大吾 救国のオレンジ

救急隊員が人命救助で奮闘する話。事故現場で人命救助する方法がいろいろ紹介されててはえ〜すっごい…って言いながら見てた。大吾が肩外すシーンがいつ見ても痛そう。リアルの救急隊員もいつもこんなことしてるんかと思うと頭が下がる思いです。

 

◯柚木さんちの四兄弟。

両親が死んだけど兄弟4人で楽しく生きてますな話。よくあるBLアニメかなーと思ってたけどなかなかどうして感動的な話が多かった。登場人物がだいたいみんないい子なんだけど、柚木家の三男だけはカス野郎でこいつの言動にフラストレーションが溜まる以外はそこそこ見れた印象。

 

◯ラグナクリムゾン

未来の自分から記憶と能力だけ引き継いで俺TUEEEするやり直し無双系。今期この手のやつ多いな…。序盤一緒にいた水瀬いのりの声がする幼女を捨てて男と旅するBL展開になった時はブチ切れてたけどサイコパス上田麗奈の敵キャラ出てきて全てを許した。手のひら大回転。終盤は主人公陣営にCV日高里菜のえっちなキャラも加わって最強の布陣になった。声優でしかアニメを評価できない男。ストーリーもつまんないってほどではないのでまあよし。

 

◯私の推しは悪役令嬢。

乙女ゲーの主人公に転生するも、男キャラじゃなくて悪役令嬢を攻略する一風変わった悪役令嬢モノ(?)。最近の悪役令嬢モノ、悪役感がまるでなくなって概念みたいになってるよな…。濃厚な百合を期待してたんだけどあんまり百合しなかったなという印象。男キャラが結構しゃしゃり出てくるんでどっちかというとドタバタ学園ラブコメ感が強かった。かと思えば最終話で思い出したかのように百合要素を大量にぶち込んできて笑った。今更取り繕っても無駄だぞ。

 

数えてみたら50本あって草が生えました。23秋は23夏と比べるとかなり豊作だったかなーという印象。しかし同時に落としたり作画怪しかったりするアニメも多かったのでアニメ制作会社の皆様におかれましてはどうかご自愛くださいますようお願い申し上げます。2024年も頑張ってアニメ見ようと思います。

それでは今回はこのくらいで。ほな…。