2023年夏アニメ総評

こんにちは。らいとです。

2023年夏クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。(夏クール中に終わらせないのが悪い。ちゃんと足並みを揃えてくれよな〜頼むよ〜。)

 

◯AIの遺電子

AI技術が高度に発展した近未来が舞台。人間とそっくりなヒューマノイドが人間と同じように生活しており、哲学とか倫理的な話が1話完結で進んでいく。基本となるストーリーはあるもののクールの大半は短編集みたいな感じなので前の話を覚えていなくても視聴に支障がないのは素晴らしい。倫理観的な話が多いので結構雰囲気が重くなることもしばしばだが、話はしっかりしてるのでちゃんと面白かった。ちょっと不満があるとすれば、結末がえ?これで終わり!?みたいな放り投げ気味になる話が多いかなと感じた。まあこれはAIに人格はあるのかとかを始めとする答えの出ない哲学的な問いがこの作品の根底にあるのでしょうがないかなといった感じ。CV宮本侑芽のヒロインの子が可愛い。レズに好かれたり知らぬ間にコピーを作られていたり、割と重い設定を生やされてて草だった。

 

◯青のオーケストラ(2クール目)

序盤あんまり覚えてないけどなんか青野とメガネが異母兄弟であることが判明した。重スギィ!青野くんはメガネと喧嘩したり本音をぶつけ合ったりしてなんやかんやで仲直りする王道展開。この辺からCV加隈亜衣のキャラの影が薄くなっていった。メインヒロインなのに。後半は定期演奏会絡みのストーリーで離脱する3年生に関係する話が増えてきた印象。定演の演奏のときに回想シーンみたいなので3年生の思い出の描写があるんだけど原田先輩以外の先輩があんまり知らない人だったので知らない人の話されてもって感じでした。過去回想で感動させたいならこいつらの掘り下げしてからだよなあ。ていうか3年生の離脱早いっすね。なんか9月くらいまではいるのかと思ってた。

 

◯AYAKA ‐あやか

よくある異能力系ホモアニメ。男ばっか出てくるし師匠ポジがろくでなしなのでめっちゃキツかったけど終盤は話が動いてそれなりに面白くなった印象。クズ師匠が死んだときはやったぜ。ってなったけどすぐ生き返ってアーナキソCV花澤香菜のキャラがかわいい。

 

◯あやかしトライアングル

矢吹先生の最新作。TSは最近の流行りなんですかね。えっちアニメだけど例に漏れず危ないシーンは自主規制が入るのでエロシーンもただのギャグ。これはもうしょうがないけど、じゃあストーリーはどうかというとヒロインがピンチになって主人公が助けるっていうありがちな展開が続くだけなのでいまいち盛り上がらない。最終話付近だけはちょっとバトルシーン面白かったですけどね。この手のアニメがあんまりハマらなくなってきたのはぼくが少年の心を忘れてしまったからなんでしょうかね悲しいなあ。

 

◯アンデッドガール・マーダーファルス

大正時代くらい?を舞台にした探偵モノ。って書いてて啄木鳥探偵處を思い出して頭痛くなってきた。まあ舞台は海外がメインなのでセーフ。人外がめっちゃ存在する世界観で、序盤はめっちゃ理詰めで事件を推理していくけど最終的には犯人が暴れ出すので暴力で解決するというストロングスタイルだった。推理モノの皮を被ったバトルモノじゃねーか。個人的には噺家のような語り口の津軽にあや様が冷静にツッコミを入れる軽妙な会話が結構好きだった。むしろバトルよりこっちの方が面白いというか。2クールアニメみたいな顔してたので13話でおわっておったまげた。

 

◯うちの会社の小さい先輩の話

タイトルで分かる通り、社会人+先輩後輩モノのラブコメ。舞台が会社な割には登場人物の精神年齢が幼すぎないか?先輩の挙動がどう見ても中学生のそれなんだけど。大卒っぽいので3年目の先輩はおそらく25歳くらいキッツ。まともに仕事をしているシーンもあまりないしこれで社会人と言われても無理があるので社会人ごっこをしている中学生だと思い込むことで事なきを得ました。先輩のキャラデザがかわいいのだけが救い。

 

◯英雄教室

魔王を討伐した後の勇者が学校的なところで友人を作る話なんですが、どういう目的でこの学校的な施設があるのか、この学校に所属してる連中がどういう立場にあるのか何も説明がないし、いうほど講義やってる感じでもなく各々が好き勝手に闘技場で訓練してるだけなので世界観がよくわかんない。構成もメインになるストーリーは特になくサブキャラクターをひたすら増やしてそのキャラに関連した話を延々としていく水増しスタイル。ギャグアニメとして見ようにもコロコロコミックで連載されてんのか?ってくらいギャグが幼稚で面白くない。バトルシーンもそもそも作画が微妙で主人公が雑に無双して終わりなので見どころが見当たらない。総じて何がしたいんかよくわからないアニメだった。

 

◯おかしな転生

テンプレ異世界にお菓子要素をひとつまみ…wした作品。本好きの下剋上的な感じで地道に一歩ずつお菓子作る下地を整えていくのかと思ってたらチート能力でなんやかんやするいつもの異世界であった。野盗とか貴族同士の抗争とかでバトルしてることが多くてお菓子要素がフレーバー程度しかなかったのが残念。主人公の前世はパティシエなのになぜか交渉や戦術に長けているという設定があるのも謎(一流のパティシエなら自分の作品を売り込むために交渉スキルは高いのかもしれないけど戦術に関してはマジで謎)。ヒロインはかわいい。

 

◯幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-

ラブライブ!サンシャインの謎の外伝。元々はエイプリルフールの嘘企画だったかと記憶してるんですが、ノリで企画作ったら思ったより反響があって引っ込みつかなくなっちゃった感じなんですかね。なぜこれがアニメ化されたのか全くわからない。ほんへもストーリーや世界観は意味不明で急に歌い出すいつものラブライブだったし。キャラデザというか作画はいつものラブライブよりはよかった。

 

◯実は俺、最強でした?

テンプレ異世界。現実世界から回線を引っ張ってアニメを視聴したりと結構無茶苦茶なことをしている以外はごくごく普通の異世界であった。プラス方向にもマイナス方向にもこの作品といえばこれ!みたいな特徴がないので記憶には残りづらい作品だなと感じた。CV種崎敦美の妹が可愛かった。キャラデザとキャスティングはいいので今期のテンプレ異世界の中ではかなりまとも。これで?

 

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

タイトルで落ちている。ストーリーはしょーもないけど自販機が原住民に体に悪そうなものばっかり食わせたり、敵の倒し方に無理がありすぎたりとツッコミどころが多すぎてそこそこ楽しんで見てた。メントスコーラで炎属性の魔物を撃退するシーンが(しょーもなくて)特にお気に入りです。女の子のキャラが可愛いので今期のテンプレ異世界の中ではまだ救いようがあるかなといった感じ。2期はいやーキツいっす。主人公が無機物などの非人間に転生する作品は増えてきそうですね。来季も豚に転生する作品あるし。

 

◯シュガーアップル・フェアリーテイル 2クール

フワフワしたタイトルやビジュアルからは想像できないほど裏切りや謀略が横行する詐欺アニメ。主人公を陥れようとするやり口がエゲツなくてショックを受けたんだよな。シーズン1NTR展開で終わったのでエグい脳破壊シナリオが繰り広げられるんだろうなあと思ってたら結構簡単にNTR返してて草だった。後半は妖精王との戦いがメインだったが、アンが敵陣営の妖精に砂糖菓子作って懐柔しにかかったり、ラファルとレスバしたり、助けられるだけのヒロインじゃないところがいいなーと思った。CV石見舞菜香の妖精があんまり出番多くなかったのが悲しいなあ

 

◯呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

五条悟過去編〜現代編・五条悟封印まで。過去編の方ではめっちゃ情緒破壊されてた。劇場版(0)で見て夏油関連の結末は知ってたけどまあ救いのないシナリオ書きますね。後半は現代に戻ってきてストーリー進んだけどこれ主人公誰だっけ。五条みたいなキャラは話作りやすくて便利だけどやりすぎるとおもんなくなっちゃうので退場させるのは分かる。虎杖たちの活躍は秋クールで見れると思うのでまあいいか。術式とかに関してはんまあ、そうよくわかんなかったです。こういうのはもう雰囲気で理解するしかないね。相変わらず演出と作画は段違い。他のアニメにも分けてくれ〜。

 

◯白聖女と黒牧師

聖女様が鈍感な牧師となんやかんやするほのぼのラブコメ。のはずだったが、物語開始早々にサブキャラがガンガン増えてメイン2人と同居し始める始末。もう少し2人の時間を大事にしませんか?まあ牧師があまりにも鈍感すぎるから話進めるために介入させてるんだろうけど、もうちょっと情緒感じたかったけどな〜。そんで介入した割には牧師がちょっと聖女様のこと意識し始めたかなってレベルで終わっちゃったしなんなの。ストーリーはアレだけど聖女様はめっちゃ可愛かった。あと治療受けれなくて死んだ昔の聖女様がCV上田麗奈だったのでわかってるなってなった。

 

◯SYNDUALITY Noir

ボーイミーツガール、ロボに乗る、近未来の世界観などなど、コケそうな要素揃えた感じのSFアニメ。キャラクターの人間関係とかの話はそれなりに面白かったけどロボに乗って戦闘するシーンがなんかあんまり映えないなあと思いながら見てた。ロボットがずんぐりしたフォルムだからかな。謎のモンスター相手の対多数戦闘が多いから大味になるってのもあるかもしれん。1クール目ラストで丸く収まりそうだったのにヒロインの二重人格が判明するというまたありがちな展開になってもう1クール引き延ばされてしまった。CV稲垣好のピンク髪ツインテが可愛いかった。負けそうだけど頑張って欲しいですね。

 

◯好きな子がめがねを忘れた

眼鏡っ子から眼鏡を取り上げるという大罪を犯している作品。でも普通に眼鏡かけてきたらコンセプトが崩壊してるしなと思ったら中盤で眼鏡は掛けてるけど度無しの伊達眼鏡だったという神の一手を打たれてめっちゃ草生やしてた。序盤は三重さんの挙動が頭おかしすぎて見てるのが辛かった。近眼とはいえあんなんならないでしょ普通。でも中盤以降小村くんとよく絡むようになってからはめちゃくちゃ可愛くなってよかったゾ〜これ。終盤にかけて評価が爆上がりしたアニメでした。

 

◯スパイ教室 2nd season

世界観はシビアなのに雰囲気はギャグなスパイモノ。スパイって明日の命があるかもわからない危険で過酷な立場のはずなのに全然危機感がないのがうーん1期は謎のギミックのせいで序盤がマジでおもんなかったけど2期入って最初のストーリーは結構良かったですね。1期序盤の記憶が薄まったからかな。と思ったらちょくちょくギャグ回を挟むせいでまたしょーもなくなるのはどうにかならないんですかね。

 

スプリガン

大昔に連載されてた漫画原作のアニメ化らしい。脈絡なく急にバトルが始まるから世界観やストーリーを理解するのに時間がかかったゾ。そんで2話完結の短編を6回繰り返す構成で、主人公以外のキャラが章ごとに入れ替わるから毎回誰だよこいつって思いながら見てた。その都合上ヒロイン枠の女も毎回入れ替わるんで主人公が女を取っ替え引っ替えしてるようにしか見えない。戦闘は毎話あったけど大体スーツの性能に物を言わせてゴリ押ししてるのであんま変わり映えもしなかった。やっぱ最低限の下地になるストーリーがないと面白くなるもんも面白くならないんだよなあ。

 

◯聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

いつものテンプレ異世界。ただでさえ展開が似てつまらなくなりがちな異世界作品のうえ、物体エックス、豪運先生、ドMゾンビなどのゴリ押しネタがことごとく寒い。おまけにヒロインのキャラデザがあんまり可愛くないのでマジで何を楽しみに見ればいいのか分からなかったゾ。なんならタイトルの割に言うほど無双もしてない(これは制作側が次回予告でネタにしてたが)。今期異世界作品の中ではぶっちぎりのワーストですかねえ

 

◯ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜

世界中がゾンビパンデミックだけどブラック企業に行かなくてすむからヨシ!といういかにも現代的な作品。結構ギャグ寄りなので従来のゾンビ作品とは違った楽しみ方ができる。と思いきや中盤でブラック企業の元上司が出てきて普通に重苦しい空気に戻っちゃったんだよな。日曜の夕方からこんな気分にさせなくていいから(良心)。まあ話はそこそこ面白いし作画もいいしCV楠木ともりのキャラがえっちで可愛いのでアニメとしては結構良かったです。納期?知らないなあ3話残しで次クール入っちゃったけど放送枠大丈夫なんですかね?作品のコンセプトがブラック企業から脱出して人生を楽しむことなのに、アニメの制作会社の労働環境がブラックっぽいの、皮肉効いてて草なんだよな。

 

◯ダークギャザリング

悪霊を捕らえて別の悪霊とポケモンバトルさせる新感覚ホラー。主人公の男が霊感体質でよく悪霊に殺されそうになるところを幼女が助ける逆アサプラ展開がつづきワンパターン気味。主人公が自分を助けてくれる幼女そっちのけで花澤香菜とラブコメしてるところもマイナスポイント。これ2クールなのしんどいなあ。

 

◯デキる猫は今日も憂鬱

猫に家事させるアニメ。猫に料理させると料理にめっちゃ毛が入りそう。ぼくは犬猫好きだけど二足歩行したり舌打ちしたりする猫はいやーキツいっす。このアニメは楽しみ方がよく分かんなかったなあ。作画は綺麗。

 

◯てんぷる

バカエロ系。さすがにエロ一辺倒だとすぐ飽きがくる上ヒロインがあんまり好みじゃないのでこの作品の強みがぼくには刺さらなかった。この手のやつはキャラデザと声優工夫するだけで化けると思うのでキャスティングに予算全振りして、どうぞ。

 

◯七つの魔剣が支配する

王道を征く剣と魔法の異世界学園ファンタジー2010年代前半くらいに流行ったこれ系のアニメ結構好きなんだよな。序盤は導入が雑だしござる語尾の変な女がいるし割と微妙かなと思ってたけど中盤主人公の過去が明らかになってからはそれなりに面白くなった印象。メインキャラクターもそれぞれ役割があってバランスのいいパーティだと思います。1人だけ影薄いけど。ミリガン先輩が真の仲間すぎるんだよなあ。このアニメだけ15話編成で秋クールに食い込んでるんだけどなんとかなりませんかね。同クールの作品は足並みを揃えて欲しいけどな〜。

 

◯贄姫と獣の王(2クール目)

2クール目はサリフィの王妃昇進試験〜反乱〜王の正体バレというなかなか濃いスケジュールで進行。立て続けに事件が起こりすぎて心休まる時間がなかった。最終盤で身バレした王が国を追われるも、サリフィの説得で再び玉座に戻ろうとするとこの展開が激アツでめちゃくちゃ盛り上がった。今までサリフィと交流を深めてきた人たちが力を貸してくれるのもベタだけど熱かった。そして国を取り戻したあと、王が母親の日記読んで涙するシーンも感動的すぎてア-ナキソ。王道展開でありつつもかなり綺麗に纏まってて良作でした。最近の作品は変化球気味なのが多くてこういう奇を衒わない作品も1年に一度くらいあってもいいよなーと思った。

 

◯悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

最近流行りの悪役令嬢系。見れなくはないし、ストーリーもしっかりはしてたけどまあ二番煎じ感が否めなさすぎて微妙。攻略対象が男ばっかということもあって可愛い女の子のキャラが少なかったのも痛手。偉大なる先駆者はめふらでは女も攻略していたんだから見習ってくれよな〜頼むよ〜。宰相の婚約者がCV上田麗奈の薄幸キャラだったのはよかった。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

13話〜23話で区切りとします。話が動いたようでまったく動かなかった。結局古のモンスターボールもリコのペンダントも謎は明かされなかったし。多分リコのおばあちゃん出てきてから話が動くんだろうけど。エクスプローラーズの幹部ポジ(リコを催眠してた奴)も出てきたが、こいつもリコのペンダントがどういうモノなのか詳しくは理解してなかったみたいだしこの組織なんなんですかね。メインストーリー以外で特筆すべき点は、一行がなぜかガラル地方を訪れていた。新作の販促はどこいった?原作ゲームの方ではDLC前編の碧の仮面が配信されて盛り上がってるタイミングなんだけど、アニポケではキタカミの里に行くことはあるんでしょうか?テラパゴスは出てるから後編とは繋げてくるだろうけど。まあ新無印のときはDLCに絡めた話はなかったように記憶しているので別にいいか。また、ガラル地方での冒険ということで剣盾ジムリーダーのカブさんが登場。なんで今更3年前のキャラ出してんだって突っ込みたくなるがこれに関しては剣盾の主要キャラを全員登場させなかった新無印が悪いので置いておきましょう。それにしても原作登場キャラは扱いが雑ですね。カブさんは黒いレックウザに絡んでちょっと登場機会が多かったけどナンジャモとかただのチョイ役になってるのが許せん。原作人気高いキャラを雑に使い捨てるなよ。あと気になる点としてはバトルシーンがちょっと大味かなーという印象。リコロイはそれぞれ手持ちが増えてバリエーションが増えるかと思いきやリコは延々このは厨やってるしロイは捕鯨の歌うたってるばっかりなのでまったく戦闘が面白く見えない。強敵とのバトルはだいたいフリードが肩代わりしてるし。俺はリザードンピカチュウじゃなくてパルデア新ポケモンの活躍が見たいんだが。次シーズンではストーリー上の秘密が徐々に明らかにされていって、敵キャラ(メスガキ)も増えてバトルも面白くなることに期待したい。

 

ホリミヤ -piece-

ホリミヤの二期というよりも番外編みたいな感じのアニメ。例によって一期の内容覚えてないけどノリで見てた。ギャグがテンポ良くて秀逸。本編から外れているためギャグ要素多めでしたけど時折出てくるラブコメフェイズにおけるヒロイン女子たちが可愛すぎてちゃんとラブコメしてたのが良かった。順当に面白くて特に言うことがないです。

 

◯魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

TUEEE系。一期の時はまだわかりやすかったけど二期に入って抽象的な概念が多すぎてんまあ、そうよくわかんなかったです。無双系なのに複雑な設定増やしすぎて爽快感が味わえなくなる本末転倒パターンはさすおにとかでもあったのでちょっとミスマッチ感。レノとシンの過去編は結構面白かったけど人間ドラマはこの作品の主眼ではないような気がする。まあ一期〜二期が開きすぎたのと、コロナで製作遅延してストーリーが追いづらくなったのは痛かったかなー。

 

政宗くんのリベンジR

2017年に放送されたアニメの2期。まさか続きやるとは思わなかったゾ。当然1期の内容は覚えてない。この作品ししょーの1強だと思うんですけどやっぱりあき様とくっついちゃいましたね。途中までししょーがいい感じだったのになあ。作品通して見ててもあき様にあんまり魅力感じないし政宗があき様選んだ理由もんまあ、そうよくわかんなかったです。ストーリー中で政宗とあき様がくっつく説得力が足りないような気がするんだよな。ところでいかにも2期のメインですよみたいな顔で出てきた伊藤美来のキャラが速攻で退場したの草だった。なんだったんだあいつ

 

無職転生異世界行ったら本気だす~

無職転生の二期。他のテンプレ異世界とは一線を画す最強異世界。登場人物の心理描写が繊細なタッチで描かれてるのがいいよね。終始ルーデウスEDがメインで話が進んでいくのも面白い。世界観や心理描写はそのままにED絡みの話をするもんだからふざけてんだか真面目なんだかよくわからないシュールさがいい。最終的にはシルフィが正体を明かしてえっちすることでED問題とフィッツの正体問題を同時に解決していて、綺麗に収まったと思います。ていうかシルフィが健気すぎて可愛い。これはメインヒロインの風格。エリスのときも同じようなことを言った気がするけど。男女問わず魅力的なキャラが多すぎるんだよなあ。2クール目も楽しみですねえ!

 

◯夢見る男子は現実主義者

押してダメなら引いてみろ?的なラブコメ。コンセプトがよくわかんなかったけどたまに出現する逆張り系作品と見ていいんだろうか。作画が妙に安定しなかったり背景のAI生成疑惑があったりOPトレス疑惑があったり本編に関係ないところで盛り上がっていた。ストーリーの方もメインヒロインをほったらかしてサブヒロインばっかと絡ませていたり全体的に何がしたいのかよくわからなかった。芦田ちゃんのキャラだけは好きでしたね。CV花守ゆみりであだ名で呼んできてフランクに絡んでくる女友達が欲しかったけどな〜俺もな〜。

 

◯ライアー・ライアー

ノゲノラみたいな感じの高度な心理戦が繰り広げられる作品かと思ってたらイカサマと後出しジャンケンが横行する言ったもん勝ちゲームだった。そもそも作品中に出てくるゲームのルールがよくわからないしどういう効果を持つアビリティがあるのかも視聴者視点ではわからないのですべてが後出しジャンケンなんだよな。主人公は大体イカサマで勝つし。キャラは可愛いのに作画が微妙なのも残念。

 

◯ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜

例の太ももゲームがアニメ化。アニメでも太ももの描写に余念がなかった。ぼくは原作プレイ済みですが序盤のストーリーや背景の描写とかはそこそこ原作に忠実に作ってたと思うけどキャラクターやモンスターの作画は正直微妙。個人的には原作のBGMが好きだったんですけど何故かまったく使用されていなくてアーナキソ。ストーリーの進度が遅すぎてなんなら原作のサブクエストもガンガン絡ませてたのでこれ原作ストーリー最後までやる気ないなと思ったけどまさか折り返しまでしか進まないとは思わなかった。2クールくらいやんのかなと思ったら1クールで終わるし。常闇の女王はどこ?フィルフサ絡みの情報、島の秘密、ボオスくん関連などなど原作はこっからが面白いポイントなので個人的には最後までやって欲しかったけどなー俺もなー。初見でこの内容見せられて原作買いたいってなる奴おるんか?

 

◯レベル1だけどユニークスキルで最強です

テンプレ異世界。すべてのモノがダンジョンからドロップするという無理のある設定のせいでツッコミどころが多すぎる。正直舞台設定が破綻してるレベルだと思うんですけど。当然ストーリーもまあテンプレだし作画は微妙だし異世界に銃を持ち込むし褒められるポイントもなかった。ヒロインのパワーも足りてないのでマジで見どころさんがないです。

 

◯Lv1魔王とワンルーム勇者

魔王と勇者のほのぼの日常ギャグアニメかと思ってたら中盤から一生シリアスしてた。序盤のギャグ主体の頃はそこそこ面白かったけどシリアス要素がメインになってから微妙だった。ギャグ路線貫き通して欲しかったけどなー。マックスの部屋の幽霊ネタはくどい上に掘り下げもされないなら要らなかったと思うゾ

 

◯わたしの幸せな結婚

上田麗奈の薄幸ボイスを楽しむアニメ。毎週耳を孕ませながら楽しく視聴してた。上田麗奈のキャラが自己肯定感低めでフラフラしがちなのでNTRされないかドキドキしながら見てた。旦那様と一生イチャコラしててくれ〜。あと少女漫画的なノリなのかな〜と思って見てたら急に異能力バトルモノ始まったので草生やしてました。オッサンが炎とか雷とかだすの面白すぎでしょ。2期楽しみにしてます。

 

そこそこ見るものがあった春とは打って変わって、かなり不作だなーと感じたクールでした。特に続き物以外の新規アニメがあまりにも微妙すぎる…。相変わらず異世界は多いし。秋アニメは話題作がちらほらあり、今始まってるものだけでも夏よりは見るもんある印象なので期待したいです。

それでは今回はこれくらいで。ほな…。