2024年夏アニメ総評

こんにちは。らいとです。

2024年夏クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。 また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。

 


◯ATRI -My Dear Moments-

海面上昇によりオワオワリになった世界でヒューマノイドとなんやかんやするみたいな話。世界観のスケールはでかいけどやってることは小さくまとまってるなといった感じ。序盤の内容はあんまり印象に残ってないけどアトリの記憶が復活したあたりからはそこそこ面白かった。12話〜13話の展開はやや蛇足感があるなと思った。でもノベルゲー原作にしてはそこそこ上手くまとめたん方なんじゃないでしょうか。


異世界失格

異世界に転生した太宰風の小説家が他の転生者を現代に強制送還する話。1話見た感じだとかなり出オチ感があったが、回を重ねていくとどんどん面白くなっていった印象。チート能力でやりたい放題の転生者を現代に返すというストーリーの展開を見た感じアンチ異世界モノみたいな位置付けの作品なんでしょうね(タイトルもそんな感じだ)。1つの章が長くとも3話くらいで終わり、1話完結のショートストーリーみたいなのも挟んだりしてダレることなく見れたのはよかったですね。センセーの心中に付き合わされた薄幸そうな女性のCVが上田麗奈なのもポイント高い。2期やってくれよな〜頼むよ〜。


異世界スーサイド・スクワッド

ワーナーブラザーズのアメコミ風異世界。特殊能力持ってる犯罪者のグループが異世界行ってなんやかんやする感じのやつ。台詞回しや演出がだいぶアメリカ風で異世界作品としてはまあまあ新鮮であった。戦闘作画もよく動いてて悪くはないんだけど主人公サイドが脳筋集団なので大味な感じが否めない。CV上田麗奈のキャラの覚醒シーンが良きだった。10話完結でさっさと終わってくれたのも高評価です。2期はナオキです…。


異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

テンプレ異世界に子育て要素をひとつまみ…wした作品。主人公がチート能力もらって無双したり、現代の知識で様々な商品を生み出して賞賛を浴びたりするいつもの異世界。ストーリーに起伏がなさすぎてあまりにも味がしない。作画もあまり良くはなく、キャストも強くないため、評価するポイントが存在しない。


◯エルフさんは痩せられない。

異世界から現代日本に来たエルフがジャンクフードにハマってしまい、太って帰れないから痩せるぞみたいな作品。最初はダンベル何キロ持てる?的なオタクに運動を促すタイプのアニメかと思ってたけど痩せたのにまたポテト食ってリバウンドを繰り返していたり、ソシャゲアニメばりにキャラが増えまくっていたりしたのでそういうもんだと思って見ることにした。頻繁に服が破れたりするいわゆるえっちなアニメなんですけど肝心のキャラクターがどいつもこいつも恵体すぎてまったく刺さらなかったゾ…。申し訳ないがデブはNG。


狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF(2クール目)

なんか話が難しくなってきてんにゃぴ…。やってることはなんとなくわかるけど一つ一つの話が長い割に絵面が地味なのでややダレてきた感がある。ホロは相変わらず可愛かったので癒しです。2期やるらしいけどこの感じが続くならちょっと退屈かも。


◯推しの子 第2期

2023春に放送されて一世を風靡したアニメの2期。1期ほどの勢いはないにしろ安定して高得点を出すアニメって印象です。有馬かなと黒川あかねのヒロインレースがアツい。ルビーの影が薄くなってるのがアレだけど今後出番が増えることでしょう。アクアの目的だった父親探しが一段落つき、これからどうすんのやろと思っていたら終盤の怒涛の展開で正直前半の記憶が吹っ飛んでしまった。3期も楽しみだぜ。


◯俺は全てをパリイする~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~

実はめっちゃ強いのにスキルをあんまり習得できなかったから弱いと思い込んでる系主人公の作品。俺何かやっちゃいました?の強化版みたいな感じ。最初はちょっと新鮮味があって面白いと思ったけど回を重ねるにつれて主人公の卑屈ムーブが鼻につくようになり不快感が増していった。主人公以外のキャラも基本的に言葉が足りておらず、黙って評価を上げていく感じなので主人公が自分の強さに気づくことなく最終話を迎えてしまった。これにすれ違いコント的な面白さを感じる人もいるにはいるんだろうけど個人的には微妙。


かつて魔法少女と悪は敵対していた。

魔法少女と悪の組織の幹部の男が恋に落ちてなんやかんやする話。最初から最後までやってることが変わり映えしないので15分とはいえ結構きつい。キャラ魅力と掛け合いで勝負するタイプの作品は相性が合わないとまあこうなりますね。


◯神之塔 -Tower of God- 王子の帰還

大昔にやってたやつの2期。もう1期の内容覚えてねえよ…。ストーリーとしては1期ラストから数年が経過し、新章みたいな感じになってはいたが、話がよくわからないのは相変わらずだった。無駄にキャラが多すぎるんだよなあ。一応1期主人公の夜=2期のビオレで裏切られた復讐のために塔を登っている(?)みたいなストーリーのはず…知らんけど。なんか2クールあるらしい。勘弁してくれよ…。


◯烏は主を選ばない(2クール目)

1クール目とは打って変わって、山内に猿ゥ!が出現し烏たちを襲うのでその原因を探るのが主なストーリー。あせびの君の姿が影も形もなくて笑っちゃうんすよね。話が進むうちに烏とは別に種族として人間が存在し、烏たちは人間界から隠れるようにして生活しているという世界観が判明してびっくりした。次クールからは人間界もがっつり関わってくるんでしょうか。話は結構難しいけど最後まで見ると点と点が繋がってスッキリする感じにストーリー作りの技量を感じますね。話数が少ないのもGOOD。


◯疑似ハーレム

早見沙織のオタクのためだけに存在するアニメ。序盤は作画やばいし七倉が先輩に惚れた理由がよくわからんしでクソアニメ寄りだったんですけど、回を重ねるにつれやや面白くなっていった感じ。この手のラブコメは好き合ってから付き合うまでの流れが1番面白いとされていますが、この作品は付き合ったあとの関係性や距離感の変わり方も丁寧に描いてて非常に好感が持てましたねえ!拙者後輩女子が付き合ってから敬語→タメ口に変化するシチュ大好き侍。義によって助太刀致す。早見沙織さんの演技の幅の広さも楽しむことができてオタクにとっては嬉しいんじゃないでしょうか。俺としては疑似ハーレム(上田麗奈ver.)を是非とも見てみたいけどな〜俺もな〜。


◯義妹生活

親同士が再婚して歳の近い義妹と一緒に生活することになって〜みたいなそれなんてエロゲ?な作品。最近は義妹は絶滅危惧種だったので期待してみてたんですが、義母(CV :上田麗奈)の火力が強すぎてメインヒロインを完全に食ってしまっていた。これじゃあ義母生活だよ…。ストーリーの方もなんというか哲学的というか理屈っぽい話が続いてイチャイチャラブコメディ!みたいな甘い展開が皆無だったのも痛い。オタクが見たいのってそういう展開じゃないと思うんだよなあ。最終的には主人公と義妹はお互いに好き合っていることを告白するんですが、結局異性として接するのか家族として接するのかよくわからないまま(描写的には家族寄り?今までの葛藤はなんだったんですかね…?)終わってんにゃぴ…よくわかんなかったです…。


◯グレンダイザーU

大昔にやってたロボアニメのリメイクらしい。世界観がよくわからん。宇宙人同士がなぜか地球で戦うので地球の都市はもうめちゃくちゃや。肝心の戦闘の原因になってる男は女2人と三角関係やって遊んでるし、地球人連中も当事者の割に危機感が遅刻している。ロボット同士のアツい戦闘にしろ、三角関係の末の悲恋にしろ、男同士の友情にしろ、どれをとっても中途半端で何がしたいのかよくわからないというのが正直な感想。一説によると中東の石油王がスポンサーになってこのアニメの制作に投資してたみたいな話を聞いたんですけど、石油王さんはこのアニメの出来に納得してるんですかね?もしぼくが石油王で出資したアニメの出来がこんなんだったらブチギレて日本への石油の輸出を止めてると思うんですけど…。


◯恋は双子で割り切れない

双子とラブコメする感じのやつ。姉妹で主人公を取り合う感じのドタバタラブコメかな〜と思ってたら序盤はそれとなく譲り合っててお前らラブコメする気あるんかと呆れてた。かと思いきや物語後半は主人公を奪い合う心理戦が始まっててんまあ、そう…何がしたいんかよくわかんなかったです…。白崎がだいぶ優柔不断系でキープに走るのでほんまに不快感がやばかった。2人のうちどっちかは決められないけど他の男に取られるのは嫌だとか女々しいからやめたほうがいいっすよ。まあそういうのがコンセプトだとは思うんだけど個人的にはあんまり合わなかったかな〜という感じ。


◯この世界は不完全すぎる

ゲームの世界から出られなくなってしまう系のよくある異世界。主人公はゲームデバッグ会社の人間で、デバッグ作業中に出られなくなってしまい、デバッガーとしてのバグや仕様の知識を活かして立ち回るという一風変わった作品。バグを利用して難所を切り抜けたりするんですけど、バグ利用があまりにもご都合展開すぎて笑ってた。ストーリーも着地点が見えづらく、あまり盛り上がる感じではなかったが、しょーもない無双系よりは数万倍マシなのでまあ。


ザ・ファブル(2クール目)

序盤は1クール目の終盤のドシリアスとは打って変わって、野郎とキャンプし始めて一気におもんなくなってしまった。しかし中盤以降は一気にシリアス展開に。今までの一見乱雑にとっ散らかってた点と点が線で繋がってく感じが小気味よくてすこ。クライマックスにかけてどんどん話が盛り上がっていってて終盤は非常に楽しめました。洋子姉さんがめっちゃかっこよくて何!?ってなってた。結構話は気になるけど、前半の虚無パートをまた見せられるのか…という気持ちもあるので続編は無理しなくていいゾ。


◯しかのこのこのここしたんたん

シュール系ギャグアニメ。最初はキルミー的な感じを期待してたんですけど、ギャグがめっちゃ滑りまくってて居た堪れなかった。こしたんのツッコミもやや間延びしててテンポが悪いなあと思ってみてました。漫画ならスッて読み飛ばせる長台詞のツッコミってアニメにするとえらく冗長に感じてしまうんですよね。原作に準拠してるかは知らんけど。まあこれだけならよくあるクソアニメで一部カルト的な信者がつくくらいの評判で終わりそうだったんですけど、問題だったのはプロモーションを打ちまくってて話題になりすぎてしまったところですかね…。キャッチーな歌とダンスで人を集めるまではいいんですけど、肝心の中身がおもんないと逆効果では…。まあ中身以前にそもそも見てもらえないと評価すらされないので、どっちがいいかは一概には言えませんが。あんまり先入観なくアニメ見たい身としては放送前にしつこいくらいPR打ちまくるスタイルが蔓延するのは個人的には嫌ですねえ。


◯下の階には澪がいる

韓国トゥーン原作のラブコメ。原作は韓国だが放送は中国でされ日本語に吹き替えられているという都合上、文化圏は韓国で作中で使われてる文字は中国語でキャラの名前は日本語とかいう意味わからん世界観になっている。ストーリーは急に美少女に言い寄られたけど昔から好きだった先輩とどっちを選ぶかみたいなよくある三角関係ラブコメなんですけど、キャラクターにあまりにも魅力がなさすぎてどうしてこれでラブコメが成立するんだよ…と思いながら見てた。メインヒロインの澪が元アイドルの美人だけど考えるよりも先に手が出るタイプの暴力女で、主人公君は優柔不断系の優男なので、この2人が惹かれ合うイメージがあんまりない。何回か書いてると思うけど恋愛系って登場人物に感情移入できるかどうかが大事だと思うんでキャラ魅力が低かったり、好きになった理由が不明みたいのはナオキです…。


◯SHY 東京奪還編

2024冬にやってたやつの続き。シャイと小石川さんの百合とか、古賀葵の声がする謎の女学生との絡みとか、序盤はそこそこ楽しんでたんだけどすぐにシリアスパートに突入してしまいアーナキソ…。1期と同じように長々とシリアスを続けて結局そのまま最終話を迎えてしまった。別に面白くなくはないんだけど、期待してたものではないのでうーんって感じ。3話くらいでサクサク事件をまとめて幕間に日常回みたいな感じで進めてほしかったけどな〜俺もな〜。


◯小市民シリーズ

氷菓の作者の推理小説作品。こいついつも推理してんな。氷菓と違ってこっちは結構ガチ目の犯罪を相手にしたりする。岐阜の治安が悪すぎる。推理パートもそこそこ面白いんですけど、この作品はとにかくヒロインの小佐内さん(CV:羊宮妃那)がかわいいっすね〜。食いしん坊だったり不幸体質だったりサイコパスだったりと属性を盛られまくっていて本当におもろい。10話で終わってしまったのでやや物足りなさあり。2025年春に2期が予定されているので楽しみに待ちましょう。

 


◯新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。

転生じゃない異世界風ファンタジー。あらすじはタイトルのとおり。言うほど冒険はしておらず、専ら闘技場で殴り合っているだけであった。基本的には無双系異世界でよくある感じのストーリーが続くんですけど最終話の展開はちょっとアツかった。パリィと似たような感じだがこっちは主人公にあまり不快感がないのでマトモ寄りという判定です。


◯0歳児スタートダッシュ物語

異世界のショートアニメ。ぶっちゃけテンプレかつ毒にも薬にもならないアニメなんですけど、特筆すべき点は1話3分で終わるというタイムパフォーマンスの高さ。どうせ中身がないアニメなので短時間に圧縮してしまうという発想はまさに天才のそれ。全ての虚無系異世界が見習うべき理想の異世界作品とさせてください。尺の短さが評価点になるってなんだよ…。


戦国妖狐 千魔混沌編

冬とかにやってたやつの続き。たまと迅火が消えて真介だけになったパーティに元々敵だった千夜と新顔の月湖を加えて再スタート。正直世直し姉弟編よりかはストーリーが分かりやすくなっててまだ見れる程度には持ち直してるし、キャラも千夜と月湖さえ覚えとけば最低限話は追えるので、総じて1クール目よりは見やすくなったかなという感じ。でもこれ計3クールなんだよな…。勘弁してくれよ…。


◯先輩はおとこのこ

女装する男の子の話。最初は男の娘モノかと思ってて、男の娘のCVが男なのは解釈違いでキレてたんですけど、タイトルをよく見たら「おとこのこ」なんですよね。本編を見ててもまこと先輩は女の子になりたいってよりは単に可愛いものが好きってだけで性自認は男っぽいので、なるほどそういうことかと納得いたしました。男の娘と女装男子は全くの別物であるというのはあまりにも有名なので皆さんもぜひ覚えて帰ってください。それは置いといて、本編のまこと君が生きづらさを感じながらも自分の好きを貫く姿勢に涙がで、出ますよ…。そして周りのキャラクターが魅力的すぎるんですよね。後輩の蒼井咲(CV:関根明良)はいるだけで空気が明るくなるムードメーカーで幼馴染のリュウジは面倒見の良い気さくな男友達って感じなんですけど、三者三様に悩みを抱えてるみたいなのがあってキャラクターに奥行きが出て非常によかった。拙者底抜けに明るく振る舞う奴が実はめっちゃ重い闇を抱えてる展開大好き侍、義によって助太刀致す。ていうかどいつもこいつも抱えてるものが重いんだよなあ。3人のうち常に誰か1人は曇ってるのめっちゃ草だった。シフト制を敷くな。続編は劇場版らしいです。どうすっかなー俺もなー。


◯多数欠

よくあるデスゲーム系作品かと思いきや、2話にして死者が生き返ってしまったのでもう終わり。蓋を開けてみれば特権・権利とかいうチート能力を使った異能力バトルモノでございました。前述の通り死んでも生き返り、ガバガバの頭脳バトルやキッズアニメみたいな作画もあり、全く緊張感がない。これが2クールもあるってマジ?もう充分堪能したよ…。


◯黄昏アウトフォーカス

ホモアニメ。結構ディープな性描写があるのでいや〜キツイっす。これを女の子同士にしたらおもろいんかなあと思いながら脳内変換して見てました。それでもキツいもんはキツい。


◯ダンジョンの中のひと

異世界風ファンタジーの世界観だけど、冒険者が探索するダンジョンには実は管理者がいてモンスターやアイテムを補充したりしてて…みたいな話。設定はわりと凝ってて面白いのだが如何せん絵面が地味すぎてうーん…。クレイとベルの百合を楽しもうにもあんまりそういう雰囲気でもないし、ちょっと価値を見出せなかった。


◯杖と剣のウィストリア

魔法が全ての世界でフィジカルだけで無双する主人公の話…これマッシュルでは?ストーリーをずっと見ててもだいたいマッシュル。後半戦はダンジョンに潜り始め、これも同じ作者が書いてるダンまちとやや被る。だいぶ既視感があるアニメでございました。作画は綺麗だがストーリーはなんかどっかで見たような話が続くのでかなり退屈。2期やるらしいけど勘弁してほしいゾ…。


◯デリコズ・ナーサリー

なんか諜報機関?的なとこで子育てしながら仕事する働き方改革推進アニメ。これ子育て要素いらなくね?となるが子供パートにしか見所さんがないという謎作品。何がしたいんだ。8月第2週スタートとかいう大遅刻をかましておきながら悪びれもせずに2週間の放送休止を挟み当然のように秋クールにはみ出す許されざるアニメ。頼むから足並みを揃えてクレメンス。


◯天穂のサクナヒメ

2020年に発売されて話題になった米作るゲームが原作。私は原作プレイ済で普通に面白かったんですけど、ゲームでやってこそだしなあと思って見始めました。結果的には、ストーリーは多少の改変はあれどほぼ原作通り、キャラの動きや設定も変なところはなかったのでまあ及第点かなといったところ。原作にはゆいがかいまるをビンタするシーンがあるんですが、かいまるが躱すように変更されていて涙が出、出ますよ…。ポリコレ的なアレで配慮したんでしょうかね。あとは原作はBGMが素晴らしいんですが、アニメではあんまり使ってもらえませんでしたね…。田植唄を出す以上そこはしっかりやってほしかったけどな〜。全体的にはうまいこと1クールで最後までまとめてたんでまあ良かったんじゃないでしょうか。アニメ見て面白いと思った人は是非とも原作をプレイしてほしいんだよな。


転生したらスライムだった件 第3期(2クール目)

相も変わらず会議会議…。後半ちょっと闘技場で変化をつけてきたけどまあ御前試合みたいなもんだし、参加者の1人がユニークスキル持ちで戦わずして相手が敗北を認めてしまうみたいなクソ塩展開で頭抱えてた。せっかく名誉挽回するチャンスだったのになあ。4期やるらしいけど、さすがにそろそろ面白くなってもらわないと困る。


◯時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

基本ツンツンしてるがデレるときはロシア語で喋るヒロインと、主人公が実はロシア語が分かるのでデレがバレバレになっているみたいな作品。主人公がロシア語を聞き取れるという設定を無理なく通すために良家の子息で実はハイスペと能力を盛らざるを得なくなった結果、相対的にアーリャさんが無能みたいな感じになってしまっている。ストーリーも序盤はラブコメしてるんだけど、後半はもっぱら生徒会選挙に向けた頭脳戦の方がメインになってしまっておりなんだかなあといった感じ。というか久世妹(CV:丸岡和佳奈)が可愛すぎる。こいつに属性盛りすぎだろ。ヒロインのバランス設定をミスるとメインヒロインが要らない子になってしまうので気をつけてほしい。EDが1話ごとに変わり、アーリャさん(CV :上坂すみれ)がカバー曲を歌唱するという高木さんスタイルだったが、懐メロだけでなく最近の曲や他アニメの主題歌、ボカロ曲などにも手を広げており、今後出るアニメでのカバー選択肢の幅の増加に大きく寄与した点は評価に値する、とさせてください。


◯なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

並行世界みたいなんに飛ばされてなんやかんやする異世界風ファンタジー作品。世界観について色々考えながら見てたけど結局全然説明されることなく意味不明なまま終わってしまった。しかも戦闘シーンが多いのに作画が終わっているためなんも評価できない。Project No.9くん、何度同じ過ちを繰り返すんだ…?


◯菜なれ花なれ

女子高生がチアやる感じのやつ。最初競技チアの話かと思ってたけど、すぐに動画投稿うんぬんみたいな話になってあっ…(察し)ってなってた。最近こういうの増えましたね〜時代ですね〜。案の定バズって多忙になってメンバー内に不和が生じたりアンチコメントが書かれてプチ炎上したりと考えうる限りの不穏展開をぶち込んでて草が生えてしまった。この手の女子高生が集まってなんやかんややります系の作品、ギスギスをぶち込まないといけない決まりでもあるんですかねえ。ストーリーに関してはなんというか全体を通してこの作品のやりたいことがよくわからなかったんだよな。キャラクターの掘り下げも中途半端な印象を受けた。チアやってるパートとか、作画とかは良かっただけにストーリーの物足りなさが際立っていた印象。


2.5次元の誘惑

漫画研究部を1人でやってたオタクにコスプレしてくれる美少女の後輩ができて一緒にイベント行ったりする話。序盤はリリサがいい感じに頭おかしい系女子やってておもろかったんだけど、イベント行き始めてからは初心者コスプレイヤーが周囲の助けを借りながら困難を乗り越えるみたいなありきたりな話になってしまいコレジャナイ感が出てきた。さらに部室を取り上げられそうになって活動実績を作ったり、有名コスプレイヤーのライバルキャラが出てきてイベントで勝負したり、数年前に引退した伝説のコスプレイヤー漫研の顧問になって背中を押してくれたり、どんどん展開が少年漫画じみてきてこれもうわかんねえな。最初想定してたのとは違うけどこれはこれでありかなあと思うなどした。どうでもいいけど、鬼頭明里のキャラいる?


◯逃げ上手の若君

鎌倉幕府の生き残り、北条時行足利高氏から逃れながら鎌倉幕府の再起を目指す歴史アニメ。前評判に違わず面白く、作画も綺麗でよく動いていた。そしてなんか若が可愛い。事あるごとに顔を紅潮させて大変えっちでございました。ギャグパートのノリがややハイテンションで緊張感が台無しになるのがちょっと受け入れられなかったが、それ以外は十分楽しめましたね。


◯NINJA KAMUI

アメリカで製作されたアクション系アニメ。タイトルにある通り忍者が活躍するんですけど、我々の想像するオールドタイプの忍者ではなくて極度にアメリカナイズされたNINJAという別カテゴリーみたいな感じなので、コレジャナイ感がすごい。パワードスーツみたいなのを纏って戦闘する様はもはやアメコミヒーローのそれ。アメリカ人にはウケるんだろうけど…。アクションシーンの動きの良さには目を見張るものがあったが、前述の通り違和感バリバリであんまり楽しめなかった。


◯ばいばい、アース

獣人系の人たちが暮らすファンタジー風世界で人間の女の子がなんやかんやする話。1話見た時点だと主人公の女が偏見やら迫害やらに耐えながら冒険したり成長したりする感じなんやろなと思ってたけど2話以降で全然違うことが判明し、なおかつ世界観も舞台設定もなんも意味わからなくて宇宙猫みたいになりながら見てた。しばらく見てて、これはソシャゲアニメみたいなもんと自分の中で折り合いをつけて、設定を理解することを放棄いたしました。知らん間に終わってたし、なんか2期あるらしくて涙を流しています。


◯ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

学校のクラスメイトと一緒に異世界に召喚される集団転生モノ。この手のやつ数は少ないけど全部同じような展開で草なんだよな。主人公の戦闘スタイルがパラライズで動きを止めてポイズンで毒殺するという陰キャスタイルなので画面映えしないというのも痛い。本来なら結構クソアニメ認定寄りだったんですが、今季はこれよりも酷いのがゴロゴロいるのでそっち方向でもあまりインパクトがなく中途半端になってしまった。全然関係ないけど指名手配されて顔を隠してる女キャラが、しっかり乳は晒してるのおもろい。頭隠して乳隠さず。


VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

タイトルのまんまですね。自分のVtuberの理解がVtuber四天王〜バーチャルさんは見ているあたりまでで止まっているのではえ〜今のVはこんな感じなんすね〜と思いながら見ていた。基本的にキツめの下ネタやパロネタが飛び交う身内ノリ空間なのでそういうのが好きな人にはウケるんじゃないでしょうか。ぼくはあんまりノリについていけなくてきちいな〜と思いながら見ておりました。3話くらいでVtuberの人がサノバウィッチの紹介をする回があって、キャストクレジットに遥そらさんの名前が入ってたのだけは感動した。(このアニメのキャストに◯◯◯◯(自主規制)さんや×××××(自主規制)さんがいたら微妙な空気になってたんかなあなどと思ったりした。)


◯僕の妻は感情がない

家事用のロボットと結婚する話。序盤マジで主人公くんの挙動がキモすぎてキツかったんですが、回を重ねるにつれてこの世界ではロボットに関する人権(ロボ権)意識や配慮が行き届いているという設定が明かされていったのでキモさが緩和されていった感じですかね。ひとつ気になるのはこの世界では割とロボットと結婚する人多そうなんですけどタクマがミーナちゃんを実家に連れてったとき「えっ」みたいな反応になってたとこですかね〜。世間とタクマの両親の感覚のズレが気になったというか。まあ家事用だったからなんでしょうかね。


ポケットモンスター(新シリーズ)

57話〜67話で区切りとさせてください。テラスタルデビュー編の後半戦、パルデアの各地を巡りながらリコロイドットの3人がジムリーダーと戦う感じでしたね。あまりにも話の流れが単調すぎてイマイチ盛り上がりに欠けていた(いつも盛り上がってないが)。原作ジムリーダーが簡単に負けたりしなかったので一応原作キャラへのリスペクトはあるんかなと思ったりはした。それにしても原作キャラをいっぱい出した結果、アニメオリジナルのキャラがうっすいなあというのが露呈していてキツい。原作キャラと張り合えるレベルにキャラ立ってるのがサンゴちゃんくらいしかいない件。こっからまたアニオリ路線に戻るんだけど大丈夫かなあ。もう少し待てばゼロの秘宝のキャラとかが出てくるみたいなのでそこまでの辛抱ということで。そういえば、中盤の3週連続捕鯨の歌回がマジでキツすぎたんでロイのホゲータがアチゲータに進化したことで捕鯨の歌を封印してくれることに期待してます。


◯魔王軍最強の魔術師は人間だった

タイトルの通りですが、ダークヒーロー系という感じではなく普通に魔族と人間族が共存してる感じでしたね。設定はあんまり見ないタイプのやつですが、ストーリーの展開はどっかで見たことのあるようなものばかりでかなりテンプレ寄り。作画もかなり省エネで大軍が動くシーンなどが3DCGになっており安っぽさに拍車がかかっている。どうでもいいけど主人公くんの所属してる軍の団長がモロ人間みたいな見た目なんですけど、主人公くんは顔隠す必要あったんですかね…。


◯負けヒロインが多すぎる!

想いを寄せていた男と結ばれない、いわゆる負けヒロインたちに焦点を当てた一風変わったラブコメ(?)。負けヒロインたちの失恋してから立ち直るまでの心理描写が繊細に描かれていて、ラブコメというよりも青春群像劇といった感じなんですかね。今のところ温水君は誰ともフラグが立っているようには見えないし。ヒロインの苦悩を描くシリアスパートの緊迫感は言うまでもないが、ギャグパートとの緩急のつけ方も上手いなあと思いました。コミカルとシリアスのメリハリがしっかりついているアニメは良作。というかお当番回が終わった後の八奈見さんがただのギャグ要因と化していてウケるんだよな。何か食いながら登場するだけで笑いをとれるのズルすぎる。キャラクターも大体のキャラが独自の個性を持っており、サブキャラも魅力的に描かれているのがいいと思います。まあそのせいで舞台の学校の変人密度がだいぶヤバいことになってるんですけどね…。関係ないけど本作の勝ちヒロインのCVが種﨑敦美と上田麗奈なの、非常に分かりみが深いとさせてください。朝雲さんをすこれ。2期の発表はありませんでしたが期待して待ちたいと思います。


◯魔導具師ダリヤはうつむかない

純正なろう異世界転生作品。現代の知識と異世界の魔法を組み合わせて便利道具を発明するものづくり系の異世界ですね。序盤でクズの婚約者に振り回されるとこまではそこそこ面白かったけど、貴族の息子と会って共同で魔道具開発するようになってからはストーリーにまったく起伏がなく退屈になった印象。冒険も戦闘もしない異世界ってこんなに盛り上がらないのか…と思いながら見てた。


◯真夜中ぱんチ

炎上した配信者が吸血鬼と組んで動画投稿する話。マジで最近これ系の作品増えてきたよな…。序盤は割とフリーダム系であんまりテンションについていけなかったんだけど、中盤以降の真咲に焦点が当たり始めてからが面白くなっていった印象。11話〜12話の展開はこの作品らしさが出ていて綺麗に纏まったなーといった感じでした。あと毎週YouTubeに投稿されるショート動画が結構手が込んでいておもろかった。


◯未来の黒幕系悪役令嬢モリアーティー異世界完全犯罪白書

ホームズと対決したモリアーティ教授が転生して別世界の悪役(悪役とは言ってない)令嬢に憑依してしまう話。とりあえず転生させればいいと思ってないか?話はまあ可もなく不可もない感じだが作画がかなり省エネ、というかほぼ紙芝居。ショートアニメだし仕方ないね。1回15分で6話完結だったのでアニメ消化勢に優しい仕様となっておりよかった。


◯女神のカフェテラス 第2期

2023年の春にやってたやつの続き。今期からファミリアのライバル店が出てきて、そこの店員の声優がめっちゃ強くて話題になってましたね。ライバル店との対決をメインに話が進むのかと思いきや、最初の3話くらいであっさり決着して以降はいつもの5人の身の上話しかやらず、この人たちいる…?ってなってた。1期に比べて進展はあったけど、五等分とかと違ってメイン5人のうち3人しか主人公君に気がないんですよね。なんのために5人もいるんや…。あと1期のときも思ったけど下ネタがちょっとキツいんだよな。もうちょっと奥ゆかしさを見せてください。ヒロインの強さはツインテ>バンド>>淫乱>>>服飾とさせてください。クソバカはクビだクビだクビだ。


◯モブから始まる探索英雄譚

現代日本にダンジョンが生成されて探索するみたいなファンタジー作品。世界観は最近だと俺だけレベルアップな件に近い。全然雰囲気は違うけど。ストーリーは主人公がラッキーで入手したレアアイテムから召喚した従者がめっちゃ強くて無双するみたいないわゆるキャリーされる系。この手のやつ主人公に魅力がなさすぎがちとされているんですけど、この作品も例に漏れずでしたね…。その割に登場する女キャラみんな主人公に気があるみたいな描写でなんだこれは…たまげたなあ…といった感じ。序盤は絵面が全然変わらず、終盤になるにつれてどんどん作画が悪くなっていったので1クール通して飽きがこない作品でした(面白いとは言ってない)。


◯よあそびぐらしっ!

僧侶枠。まああんまり言うことはないいつもの僧侶って感じでしたね。おもんないアニメはさっさと終わることが美徳とされているので、5分アニメ+総話数8話とかなり拘束時間が短いこの作品は今期の中では相対的に評価が高くなってしまっている。バグ。


◯夜桜さんちの大作戦(2クール目)

1クール目よりもバトル&シリアスに寄ってきた感じ。ストーリーにはガッツリ動きがありましたが、肝心のスパイ稼業は影も形もなくなっていき、専ら異能力バトルに明け暮れていたのでコレジャナイ感がすごい。太陽や夜桜家の過去も明かされたけどそれなりに予想は出来たのであんまりパッとしない。それよりも敵陣営の方がヒロイックな生い立ちで笑っちゃうんですよね。同じ話を長々と続けているのもマイナスポイントが高い。結果として、シリアスに振るよりもギャグをやってた方がマシでしたねえ。2期はいやーキツイっす。


◯ラーメン赤猫

猫が経営してるラーメン屋で人間がアルバイトする話。猫が二足歩行したり喋ることに関する説明はなし。何を楽しんで見ればいいアニメなのか全くわからなかったんですがそれは…。唯一10話だけは上田麗奈さんが出てきたので楽しく見れました。ん?猫が喋る…猫の飼い主が上田麗奈…これ実質わんだふるぷりきゅあ!では…?

 

以上53本でした。なんか面白いアニメが少ない…少なくない?アニメ消化のモチベーションに関わるので、少なくとも1日に1本は良アニメを見たいけどな〜。来季はもう少しマシになることを祈りながら、夏クールの総評とさせていただきます。

 

 

 

 

 

…なんか足んねえよなあ?

 

番外編

◯わんだふるぷりきゅあ!

懲りずに今回も書きます。前クールでまゆユキ(ユキまゆ)で世界に平和が訪れたのはあまりにも有名な話ですが、当時はこれが最大瞬間風速になったら嫌だな…と思っておりました。夏クールも序盤はほのぼの日常回みたいなのをやって、尊いまゆユキを見せつけてきたり、ユキちゃんのキャラを崩壊させたりして回を重ねていて、私にとっては非常に眼福であったのですが、一部の大きなお友達からは「一生話進まねえ」「そろそろ敵幹部が見たいゾ」みたいな不満が表出し始めていた時期だったかと思います。

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尊いまゆユキの一例(東映アニメーション・わんだふるぷりきゅあ!第22話『わんだふるご〜!』より)

 

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ユキちゃんのキャラ崩壊の一例(東映アニメーション・わんだふるぷりきゅあ!第25話『夏だ!海だ!宿題だ!』および第27話『ツチノコに会いた〜い!』より)

 

個人的にはまゆユキの尊い絡みが見られれば一生日常回でも構わないかなと思っていたんですけど、そういう感想が出てくるのもまあ、多少はね?そういった中、第29話『はじめましてニコ様!』でついに話が動きます。ニコガーデンで発生した謎の卵から、ニコ様なるニコガーデンの主が誕生。ニコガーデンに訪れた危機はガオウというかつてオオカミの群れを率いていたリーダー的な奴に端を発していたことが判明。そして間髪を入れずに敵幹部のトラメとザクロが登場。2人はガルガルをさらに強力なガオガオーンに変化させ、アニマルタウンを混乱に陥れる。ワンダフルとフレンディはオオカミたちとも友達になりたいと対話を試みるが、オオカミという種族がかつて人間の手によって絶滅させられたことを聞かされ、動揺する…。ちょっと急に重すぎません…?これまで徹底してみんな仲良しな宥和路線を貫いてきたプリキュアに対して、いきなり人類の罪と向き合わせるの、試練が過ぎるでしょうよ。動揺した4人はなす術もなく敗北し、打ちひしがれるいろはの顔が映り29話は終了…日曜の朝からこんな気分にさせないでくれ…。人類史の負の側面をちゃんと描いてくれており、非常に好感が持てますね。明確に意思の疎通が取れる敵キャラの登場をここまで引っ張ったのも、いきなり初手から対話拒否の相手を出すと動物たちと友好関係を築くというコンセプトが描けないからということで納得がいきましたね。これまでのストーリーの積み重ねを感じる1話でした。

続く30話『わんだふるなキャッスル!』ではオオカミたちに拒絶されたことで悩むいろはだったが、こむぎと話し合うことで自信を取り戻し、もう一度オオカミたちと対話を試みようとする。同じく恐怖を感じるまゆに対しても、ユキが勇気づけ、4人はガオガオーンとの対決に臨む…。ここのまゆユキが尊すぎるということは声を大にして言いたい。


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尊すぎるまゆユキ(東映アニメーション・わんだふるぷりきゅあ!第30話『わんだふるなキャッスル!』より)

 

そして4人で一緒に力を合わせて戦うことを提案するユキちゃん…。ここでユキちゃんがこれを言うのが尊いんですよね…あの孤高だったユキちゃんが成長したね…。そして満を持して4人同時変身からの4人同時名乗り…『わんだふるぷりきゅあ!』が完成した瞬間を感じました。今までの2人チームが2つのスタンスも良かったんですけど、やっぱり全員で力を合わせてこそだよなあと思いました。そんでなんやかんやでニコ様の力が覚醒して強化フォーム『ダイヤモンドリボンスタイル』になってめっちゃ雑に浄化して終了。今後のわんぷりの方向性が固まり、なおかつちょっと終わりも見えてきてなんとなく切ない気分になっちゃいましたね。

その後はクライマックスに向けてシリアスに寄っていくのかと思いきや、以前のような日常回を変わらずやってくれて安心いたしました。日常回と言ってもしっかりキャラクターの成長に繋がる話をやってくれて、全然退屈しなかったのでお話作りが上手いなあと感心しきりでございました。ここで私のお気に入りの話を2話ほど紹介させていただきます。第31話『ニャンフルエンサーまゆ』では猫屋敷まゆの以前の学校での友達の知覧さんが再登場。ちょっとしたことからすれ違い疎遠になり、そのまま別れてしまった2人ですが、まゆの始めたSNS、キュアスタの投稿が再び出会うきっかけとなります。当時と同じミスを繰り返し、またすれ違ってしまうまゆでしたが、ユキちゃんからの叱咤を受け知覧さんを追いかけることに。ここのユキちゃんのセリフの中に、「もし上手くいかなくても、私もいろはたちもいる」っていうのがあるんですけど、ユキちゃんがいろはを信頼に足る人物と認識してるのが良過ぎるんですよねえ…。「もうあいつらに近づくな(意訳)」って言ってた子がですよ。ユキちゃんの成長に涙が止まらない…。その後はなんやかんやでガオガオーンにされたコテツちゃん(知覧さんの飼いチンチラ)を浄化し、無事知覧さんと仲直りできてあー泣きそ。第34話『ねこ、ネコ、猫集会』ではユキちゃんがメインのお話が展開されます。珍しくまゆと別行動をするユキちゃんでしたが、喫茶店に入ってみたり、虚無顔で映画を見たりと1人で羽を伸ばすユキちゃんがとてもかわいい。

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虚無顔で映画を見るユキちゃん (東映アニメーション・わんだふるぷりきゅあ!第34話『ねこ、ネコ、猫集会』より)

 

そんな折、烏に襲われている子猫を救出し、成り行きで公園で行われている猫集会に参加するユキちゃん。なんやかんやで猫集会のボス猫がガオガオーンにされてしまい、ユキちゃんはプリキュアとなって助けようとする。この回の戦闘シーンがやたらとシュールなんですけどまあそれは置いておいて、ユキちゃんが赤の他人(他猫)のために戦えるし、一応友達にもなれるっていうお話でした。こうしてほのぼの日常回に癒され続けてすっかり気を抜いていたオタクですが、程なくしてとんでもねえ爆弾が落とされることになるとは、この時はまだ知る由もなかったのである…。

第35話『悟の告白大作戦』ではなんと悟くんがいろはに思いを伝えるか!?という展開に。悟くんはいろはに対し明確に好意を持っており、いろは(とこむぎも)は全く気づいていないという構図が今まではずっとあったわけですが、猫屋敷まゆとかいう女のせいでネタ気味に消費される設定だったんですよね。それがついにメインストーリーに絡んでくる一大イベントに。どうなるかと期待して見ていましたが、蓋を開けてみると悟いろよりも猫屋敷まゆの暴走っぷりの方が目立ってて草を生やしていた。


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楽しそうな猫屋敷まゆ(東映アニメーション・わんだふるぷりきゅあ!第35話『悟の告白大作戦』より

 

最終的には悟がいろはに告白する雰囲気になるものの、まだ勇気が出ずはぐらかしてしまいズコーッとなって終了…かと思いきやメエメエが悟くんの思いをポロッとこぼしてしまい、いろはの知るところになる…というとんでもない展開で次週に持ち越しとなってしまい、阿鼻叫喚となっておりました。それにしても悟の恋愛模様に関しては鈍感ないろは、いつも通りのこむぎ、動揺する悟、興奮するまゆ、呆れるor静かに見守るユキみたいに5人全員が別々の反応を見せるのが面白いんですよねえ。

第36話『特別なワンダフル!』では悟の告白に驚いたいろはちゃんが思わずその場を走り去るシーンからスタート。いろはちゃんは鈍感系ヒロインやるとばかり思ってたらちゃんと恋愛的な好きを理解してるのは意外でしたねえ!そして悟くんの告白を受けて赤面するいろはちゃんが可愛すぎる…。この反応見るだけでいろはが悟のこと好きなのはほぼ確定って感じでしたけど、上手く悟と話すことができないいろはと、いろはを困らせたくない悟の間ですれ違いが起きてしまう。切ない…。ユキちゃんから「あなたの気持ちも悟に伝えたら?」と言われ、覚悟を決めるいろはだったが、その時ガオガオーンが出現。戦いの最中、ザクロに悟くんが攫われてしまい、戦いの中でフレンディが「代わりになれる人なんていない!悟くんじゃなきゃダメなの!」と言うのがガチでアツい…。これもう告白だろ。ていうか悟くんがピーチ姫ポジなの笑っちゃうんすよね。なんだかんだで悟くんを取り戻してガオガオーンを浄化して終了。戦闘シーンの作画がやたら気合い入ってて、プリキュアってたまに作画のあんまり良くない回もあるけど今回みたいな回で絶対外さないからすこ。そして夕日の沈む海岸線、見つめ合う悟といろは。

あのね!私、悟くんといるとすっごくワンダフルなの。普通のワンダフルじゃなくて、特別なワンダフルなの!

う、うおおおおおおお!好きって言う単語を使わずに思い合ってることを表現するの、エモすぎとさせてください。そして犬飼いろはの声優の種﨑敦美さんの演技も素晴らしい…。演出や劇伴も素晴らしくて、神アニメになってしまったねえ。

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悟いろおめでとう…! (東映アニメーション・わんだふるぷりきゅあ!第36話『特別なワンダフル!』より)

 

まゆユキしか見えてなかったんですけど、こんなんじゃ俺、猫屋敷まゆになっちまうよ…。本編中でここまでガッツリメインキャラの恋愛事情を描写したのってハグプリのほまれ-ハリーのとき以来ですかね?そして成就したのは恐らく初…。歴史に残る瞬間となりましたね。とまあこんな感じで有り得ないくらい盛り上がっているわんだふるぷりきゅあ!ですが、残すところあと1クールとわずかとなっております…。悲しすぎる。2年目やってもいいんやで…?どのような結末になろうともしっかりと見届けたいと思います。そういえばプリキュアといえば、9月には映画もありましたね?というわけで…


さらに番外編

◯わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!

7回ほど観てきたのでちゃっかり感想を書こうかと思います。一応以下ネタバレ注意でお願いします。

 

 

 

 

昨年のオールスターズFはオールスター映画だったので、デパプリ以来2年ぶりの単独映画になってます(一応ひろプリ、まほプリがゲスト出演ですが)。映画のあらすじは、大人気のオンラインゲームで遊んでいたら、中からタヌキの敵が現れて、ゲームの中に吸い込まれてしまった!みたいな感じです。広義の異世界転生じゃないか…やっぱ流行ってるんすね〜。タヌキたちの目的はいろは、まゆの飼い主組2人をゲームの世界に閉じ込めることだったので、こむぎとユキは2人のいる場所を目指し、ゲームを攻略していくという流れ。ゲームパートはこむユキが二頭身で二足歩行のキャラクターになったり、音ゲーしたりダンスしたりするんで割とお子様向けといった感じですが、ゲームパートが終わり、飼い主組と再会するシーンは結構感動しました。まゆユキが尊い。そしてなんやかんやあって大福が中村悠一ボイスで喋ったりするんですが、私はこの辺の情報を知らない状態で見たんで大福が急にイケボで喋り出して笑っちゃったんすよね。その後はなんやかんやあってゲームの世界から脱出しようとするんですが、なんやかんやでこむぎがバグの空間に落ちちゃってなんやかんやでいろはたちのところへ戻ろうとするシーンがめちゃくちゃ感動モノでアーナキソ。この作品の主人公ってやっぱりこむぎ/キュアワンダフルなんだよなあとしみじみ思いました。これ一番言われてるけど「こむぎは、いろはと一緒におばあちゃんになるんだワン!」というセリフがこの作品の本質だよなあと思った。このセリフのバックで本編OP『わんだふるぷりきゅあ!evolution!!』が流れてるんですけど、歌詞の『ずっとそばでこれからも幸せたくさん伝えるね』の部分と被ってるのがアツい。本編でも動物の寿命問題に切り込んでくるんかなあと思うとアーナキソ。なんやかんやでゲームの世界から脱出したあとは現実世界でまた一戦交えるんですが、このときのユキちゃんの私服が可愛い。グッズ化待ってます。

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映画版ユキちゃんの私服 (わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!公式サイトより)

 

というか大福がちゃっかり人間態になっててたまげたんだよなあ。事前の色々な匂わせ情報は見てたんで、大福が喋るんやろなあとは予測はついてたんですけど人間態になるのは想定してなかった。もうちょいしたらひろプリ勢まほプリ勢が出てきてどったんばったん大騒ぎになるんですけれども、久しぶりにプリキュアが殴る蹴るの暴行を働いているのを見てなんか安心感を覚えてしまいましたね。なんとなく落ち着くんだよな。ここ結構盛り上がったんで、ゲストに戦闘できる人たち来てもらって良かったですね。さらに大福、悟が変身するというサプライズで座席から転げ落ちてしまった。それまでの商品展開を見てた感じ大福と悟の追加戦士化は絶対ないと思い込んでいたので、これは嬉しい誤算でしたね。大人の事情か知りませんが、映画では名乗りがなかったので、本編に出てくるときに名前がつくんですかね?(ここまでやっておいてこれ以降は特に何もありませんだと流石に冷めるぞ…?)そんでなんやかんやでラスボスを浄化して終わり!平定!エンドロールの一枚絵がめっちゃいいのでぜひ見てくれ。映画は所詮子供向けと侮っていたんですけど、大人が見ても十分楽しめる出来だったかと思います。興行収入も10月5日時点で10億を超えたらしいので大変めでたい。これからもキャストトーク映像、追加特典の配布、47都道府県での応援上映の追加開催と、映画がらみのイベントが終わってないので、最低でもあと2回は見にいくことになると思います…破産。

 

というわけで長々と書きました。多分秋クールと冬クールも書くと思うんでよろしくお願いします。もう終わりが見えてきてつらいンゴねえ…。ほな、また…。

 

2024年春アニメ総評

こんにちは。らいとです。

2024年春クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。

 

アイドルマスター シャイニーカラーズ

アイマスのアニメ乱発しスギィ!おじいちゃんだから誰がどの作品のキャラなのか全然把握できないんだよなあ。それはそれとしてこのアニメ、さすがに内容が薄すぎないか?まずキャラクターの心情描写が全くない。1話からして、櫻木真乃がアイドルに勧誘されて悩むシーンで、普通悩み事あったりしたらモノローグとかでどう悩みと向き合うのかを描写するもんだと思うんですけど、自室で1人延々と俯いてるだけかと思いきや翌日急にアイドルやります!ってなって、自分の気持ちとどう折り合いをつけたんやってとこの説明が全くない。さらになんやかんやあって事務所に所属してるアイドル全員が一堂に会するライブで真乃がセンターに抜擢されるんですけど、延々となにか考え事をしていて、でもモノローグは流れないので何を考えてるのかさっぱりわからない。これが真乃だけじゃなくてすべてのアイドルでこうなってるもんだから何がしたいのかわからない。まあ原作のゲームやってればこの辺はわかるんだろうし、原作のファンが楽しんでるならそれでいいんじゃないですかね(すっとぼけ)。さっきのセンターの話にしても、真乃って事務所で一番経歴の浅いメンバーなわけで、他のアイドルたちは自分らを差し置いて真乃が抜擢されたことになんか思うところとかないんか?とかこの辺の描写の浅さがなんだかなあって感じです(ちなみに最終回の全員集合ライブシーンでは真乃はセンターではなかった。どういうことやねん)。特定のアイドルを贔屓にはしたくないけどすべてのアイドルを平等に掘り下げることはできないから、すべてのアイドルの描写を平等に薄っぺらくしましょうみたいな感じなんですよね。ソシャゲアニメの宿命を感じる。楽曲の使い方もまあまあ意味不明で、各グループの個別回終わった後の謎回でなんかお葬式みたいなBGMを EDで流す暴挙に出てしまっていた。腐ってもアイマスなんだからいくらでも使える楽曲あるやろが…。総じて何がしたいのかよくわからないアニメであった。こんなんで2期やって大丈夫なんかい…。

 

◯アストロノオト

ほのぼの日常モノにSF要素をひとつまみ…wした作品。日常パートは可もなく不可もないが、たまに差し込まれるSF要素がこれいる?って感じだった。最終話付近の流れも制作サイド的には急展開!これはバズる!みたいなノリで作ったんでしょうけど若干滑ってる感が否めない。唐突にとんでもない展開をぶちこめばウケると思ってないか?CV:小倉唯のキャラだけは可愛かったけど当て馬にされた挙句犬とラブコメさせられてて悲しいなあ…。

 

◯Unnamed Memory

異世界風ファンタジー+ラブストーリーみたいな感じの作品。世界観やストーリーはまあよくある感じのファンタジー異世界なんですけど、メインヒロインのティナーシャ(CV:種﨑敦美)がまあものすごい可愛いんですよね。種﨑敦美さんには生き別れの双子の妹がいることはそれなりに有名なんですが、その方のやってたキャラにどことなく雰囲気や演技が似ていてめっちゃ懐かしさを感じておりました。普段は丁寧な言葉遣いなのに、ツッコミを入れるときだけぶっきらぼうな言葉遣いになるやつ、好き好き大好き(好きな性癖発表オタク)。普通に結婚していい感じでまとめるのかなと思ってたら、最終話でまさかの過去に飛ばされて結婚した未来そのものがなくなってしまうという展開からの2期放送決定で泡吹いて倒れてました。2期からはストーリーも面白くなりそうなので期待して待ってます。

 

◯ヴァンパイア男子寮

少女漫画原作。女の子が男装して男子校および男子寮に入ってうんぬんみたいな作品。最初ガチでミトのこと男の娘だと思ってて「CV:市ノ瀬加那の男の娘サイコ〜〜〜」みたいな感じで見てたのに実は女でがっかりしたんだよな。それはそれとしてミトが女だってことに誰も気づかないの草なんだよな。終盤に入るまでモブのチンピラが一番察しのいいキャラで笑ってた。登場人物の大多数がミトのことを男だと思って話が進むので主要な攻略対象が全員ホモの素質ありなの草でしょ。ストーリーの流れも結構おかしくて、蓮(ルカの恋敵、ダンピール)がミトを取られまいとダンピールの力を使ってミトの身体を男の姿に変えたり、記憶を消したりとやりたい放題していた。いや、そうはならんやろ。ルカも男の姿のミトに欲情していたし、少女漫画だと思ってたらホモアニメになってしまっていた。やっぱりホモじゃないか(歓喜)。全体的に頭のおかしいアニメで、退屈することなく楽しく見れました。

 

◯WIND BREAKER

高校の不良がチンピラから街を守る話。またヤンキーモノかよ…とテンションがだだ下がっていた。ヒロインの橘ことはさん(CV:長谷川育美)が結構可愛いのでもしかしたらいけるか!?と思ったけど程なくして全く登場しなくなってしまい、多々野喧嘩アニメに成り下がった。街を守るとか言っておきながらクールの半分くらいなんちゃら連合と団体戦して遊んでる始末なのでコンセプトも崩壊気味。よくある不良アニメでございました。作画は綺麗なんだけどなあ。2期決定で涙を流しております。

 

◯オーイ!とんぼ

ゴルフやる話。ゴルフのアニメって珍しい、珍しくない?技術的なとこの解説がしっかりしててわかりやすい。とんぼが一本のゴルフクラブだけでゴルフをやっているため、経験者では思いもつかないようなショットを連発し、見てる人がびっくりするみたいな展開が多いため、なろう系みたいな趣がある。なろうゴルフ。とんぼが島で交流した人たちから一本ずつゴルフクラブを譲り受けて使うようになるのも少年漫画的な熱さがあっていいですね。1クール目は本当に導入だけって感じなんですけど島から出ることを頑なに拒んでいたとんぼの心境が変化して、ついに島を出ることを決意する過程に涙が出、出ますよ…。作画はやや低予算感あるんですけど、競技シーンもストーリーもしっかりしているのでちゃんと面白いのがよかったですね。こういうのでいいんだよこういうので。

 

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF

太古のアニメが再アニメ化。最近この手のやつ多いっすね。元祖アニメは2008年放送ということで16年越しなんですけど、声優も続投ということですごいなあと思いました。中身の方もまあそれなりに面白いです。何より作画の綺麗さも相まってホロがめっちゃ可愛い。平成出身でも令和ヒロインに引けを取らないポテンシャルを持ってるのは流石にリメイクされるだけのことはありますねえ。

 

◯ガールズバンドクライ

ガールズバンド系の最近流行りのやつですね。ガールズバンド、作画が3D、声優がバンドメインで組まれてるため演技がやや棒気味…とバンドリを彷彿とさせる要素が多くて始まった当初はゲンナリしながら見てたんですけど、話が進むにつれてどんどん引き込まれていきましたね。まず主人公の仁菜が高校中退して予備校に通うために東京(神奈川)に出てきてるんですけど、常に何かに対してイラついているので誰彼構わず八つ当たりし始めたりするんですよね。これが最初は受け入れられなかったんですけど、バンドメンバーの桃華さんやすばるちゃんと喧嘩したり交流を深めたりするうちに丸くなっていい表情をするようになるんですね。この3人がかなりバランスがよくて、仁菜が八つ当たりを初めて桃華さんが応戦してヒートアップしたとこにすばるちゃんが仲裁に入るみたいな流れがお約束みたいになるんですけど、ここで重要なのが2人とも主張には筋が通っているので喧嘩に説得力があるんですよね。そして本格的にギスギスしそうになるとすばるちゃんが止めに入るので不快なレベルにはならないという絶妙な調整(どこまでを本格的なギスギスとするかは個人の感覚に依ると思います。十分ギスってただろ…という意見もあると思います)。これな〜すばるちゃんが超絶聖人すぎるんだよなあ。仁菜桃の喧嘩の最中に水かけられてもキレないし、メンバーに自宅の部屋の扉を蹴り壊されても出禁にしないのあまりにも聖人すぎるでしょ。最初は人見知りしてた仁菜が全幅の信頼を置くようになるのも頷けますね。それぞれのキャラクターの過去に関してもしっかりと掘り下げがなされていてストーリーも面白く、バンドアニメとしてライブシーンや楽曲の完成度も高いので、文句のつけようがないと思います。欲を言えば3DCGじゃなくてちょこちょこ出てきてた2次元アニメーションにしてほしかった気はするけどな〜。あとEDに出てきたショートカットすばるちゃんが本編で見れなかったのは残念です。2期期待してます。

 

◯怪異と乙女と神隠

怪異×ミステリーみたいな感じのやつ。怪異モノって結構微妙なのが多くて、これもそのパターンかなあと見る前はうんざりしてたんですけど、これは結構面白かったですね。最初はえちえちお姉さん(通称:団地妻)と少年のバディみたいな感じかなと思ってたら少年の妹である化野乙(あだしのおと)ちゃん(超可愛い)が出てきて百合バディが生成されてテンションがぶち上がってた。拙者、歳の差百合バディ大好き侍、義によって助太刀致す。この乙ちゃんが最初は団地妻を毛嫌いしてるんですけど、年相応に素直なところもあったり、メイド服やら謎のヘソ出しえちえち衣装やらを着せられたりしてて超可愛いんだよな。話に出てくる怪異もよくある古典的妖怪みたいなのばっかりじゃなくて、現代インターネット怪異みたいなのもいてバリエーション豊かでよかった。

 

◯怪獣8号

怪獣が普通に出現する現代日本が舞台で、怪獣から街を守る防衛隊に入り、怪獣を討伐する話。主人公のカフカは謎の小型怪獣に寄生されて怪獣8号となってしまうが、怪獣の力を使って他の怪獣を駆除する一方、人間として防衛隊で活躍することも諦めていないといった感じです。今のところ戦闘絡みでは一部の精鋭キャラしか活躍してなくて、防衛隊と銘打ってるからには洗練された集団戦を見たい身からするとちょっと不満ですね。ていうか少数のエリートの個人技に依存する現場って大丈夫なんですかね…。キャラクターの中では保科副隊長が好きですね。他の連中が銃火器使う中、近接武器使うキャラすこ。展開もアツいし、作画もよく動くので結構楽しく見てたんですが、原作勢曰くこっからどんどんおもんなくなるらしく、逆にどうすればこっからおもんなくできるのか気になるんで2期もそこそこ楽しみにしてます。

 

◯神は遊戯に飢えている。

人間が神にゲームで挑み、頭脳戦(笑)を繰り広げる話。MF文庫J作品であったり、ヒロインが赤髪だったり、たまに謎のお色気描写を挟み込んだりするあたり、これも石鹸枠の一つと考えていいんだろうか。頭脳戦を銘打ってるくせにゲームの中身があまりにも雑すぎる。オリジナルのゲームだして視聴者も知らない俺ルール発動で高度な頭脳戦やった気になられてもな…って感じでした。ちょっと前にやってたライアー・ライアーと似たような感じだが、あっちはキャラデザだけは良かったのに対し、こちらはあまりにも褒められる点が存在しない。ライアラと比べれば作画はマシだがそれでも単体で見れば全然悪い方なんでどうしようもねえなこれ。

 

◯烏は主を選ばない

宮廷ファンタジーみたいな作品。本作は4人の妃候補が宮廷で政争を行うパートと、主人公の雪哉が若宮に仕えなんやかんやするパートの2つに分かれて進行していくのですが、なんか人物相関がよくわからなくて漫然と見てたんですけど、ラスト2話くらいで急に話が一変するんですよね。妃候補の中にあせびっていうぽやっとした感じの世間知らずの子がいて、あー、この子が周囲からいじめられながらも強く生きて殿下の正室になるんやな王道王道と思いながら適当に見てたんですよ。終盤で急に若宮による推理パートが始まり、これまで宮中で起こっていた事件はだいたいあせびの自覚ない悪意によるものであったことが判明。今まで見てきたものがいきなりひっくり返された感じで衝撃的すぎましたね…。まじで宮廷ファンタジーが急にサスペンスになって最後にはホラーに変化する急転直下で面白かったですね。宮中パートが基本あせび視点で描かれてるしまさかこんなことになるとは思いもよらなかった…。今んとこ雪哉くんがあんまり主人公感ないですね。夏から2クール目やるみたいなので楽しみに待っときます。

 

鬼滅の刃 柱稽古編

漢鬼滅、堂々の重役出勤!全8話なのでクールのケツに終わりを合わせるためにクール途中から放送開始するのはまだいい。7話と8話を拡張版にするのはどういうことだよ。それなら開始時期早めて話数増やせばよかったじゃん。こういうことしてるとアニメ消化勢からの信頼を失っていくんだよなあ。最終章に向けた準備期間なためストーリーも平坦で戦闘シーンもあまりなく退屈だと思った。鬼滅はアクションの作画の綺麗さが売りだと思うんでまあこの辺はしゃーない。あとギャグシーンがなんかおもんない、おもんなくない?最終章は劇場版三部作みたいなんで、気が向いたら行くかなあといった感じです。

 

◯喧嘩独学

不良にいじめられてた少年がYouTubeで不良と喧嘩する配信を始める話。これに出てくる不良が不快な奴が多かったので、そいつらをぶちのめしてスカッとする感じのやつかなーと見てたんですけど、思ったよりも主人公くんが無双しないのでスカッと感よりも不快感の方が優ってしまい楽しめなかった。視聴者はカタルシスを求めてるので、悪い奴は徹底的に叩きのめしておいた方が作品は面白くなると思うんだけど、お前どう?

 

この素晴らしい世界に祝福を!

ギャグ系異世界の開祖。今回も安定して面白い。爆焔とはなんだったのか…。前半の王宮編はこのすばでは珍しい正統派のヒロインが出てきて新鮮味があって楽しかったですね。王女とカズマの入れ替わり回のときの王女(CV:高尾奏音)のカズマっぽい演技が良かったですね〜。この作品、女性キャラはだいたいカズマにセクハラまがいの行為をされるんですけど、よりにもよって上田麗奈の声がする従者だけはセクハラされなくて泣いてしまったんだよな。後半のダクネスの嫁入騒動編はいつになくダクネスが可愛く描かれてて普段とのギャップで頭おかしくなりそうだった。茅野愛衣さんの声と演技が良すぎるんだよなあ。シリーズが紅伝説→爆焔と来てなんかめぐみん推しが鬱陶しいな…と思ってた矢先にこれだったのでだいぶ溜飲を下げることができましたね。多分めぐみん√なんだろうなと思ってるけど、他のキャラも魅力たっぷりなので色々な話が見たいですね。

 

◯ささやくように恋を唄う

学園を舞台にした濃厚百合ラブコメ。主人公の木野ひまりが、新入生歓迎会でバンド演奏を披露した3年生の朝凪依の演奏に一目惚れし、本人にその旨を伝えたら依は恋愛的な意味での一目惚れと勘違いして好意を寄せていくというアンジャッシュ的なノリで恋愛に発展していった。ひまりが割と小悪魔というか人たらし的なところあって、依に好意を打ち明けられた後もうーんでも恋愛的な好きじゃないよなあみたいな感じで悩んでて「こ、こいつ〜〜〜」ってなってた。まあ性悪ではないので最終的には普通に付き合ってて一件落着。一応依のバンド仲間の水口亜希が実は依に思いを寄せていて、ひまりとちょっとバトる展開があるんですが、そちらはそれほど後を引かず解決し、ひま依の方が特になんの問題もなくくっついてしまったので、後半からは依の所属するバンドSSGIRLSの元メンバーの泉志帆が登場し、バチバチやり合う感じの展開に。なんでこういう状況になったか端的に言うと、志帆→亜希→依⇄ひまりっていうやべー状態になってるわけですね。脳破壊の連鎖。それにしてもこの作品、登場人物の大半がレズでたまげたなあ…。亜希が依に好意を抱いていることを知ったからバンドを抜けて諦めたのに、依がひまりと付き合っていたためキレ散らかしてしまったというワケですね。悲しいなあ。まあ他にもなんやかんやあるんですけど、そこは割愛するとして、ストーリーも前半は爽やか、後半はドロドロでかなり面白い作品だと思いました。作画というただ一点を除いては…。1話時点では綺麗な作画だったんですよ。それが2話以降ちょっとずつ怪しくなっていき、8話終了時でついに万策尽きて2週分の総集編を挟み、11話以降の放送未定という体たらく。あのさあ…。今季1番の有望株だったのにこの有り様になってしまって本当に残念です。おれは横浜アニメーションラボ&クラウドハーツを許さない。なんで制作に余裕がないのに2本も仕事とってきてんだよ。ゴミアニメが作画崩壊する分には面白いだけだけど、神アニメが作画崩壊するとただただ悲しいんだよな。

 

◯THE NEW GATE

フルダイブ型のゲーム世界の中に閉じ込められてデスゲームをやらされて、クリアしたら今度はそのゲーム内の世界にいわゆる異世界転生させられてしまうというSAOとオーバーロードをミックスしたみたいな世界観。まあデスゲームは導入時点で終わってるんでほぼフレーバー要素だが。ストーリーはよくある異世界転生俺ツエー系でなんの新鮮味もないが、作画が安定しないので面白味はある。むしろそこしか面白い要素がない。これも横浜アニメーションラボ&クラウドハーツが手がけており、話が進むごとにどんどん作画がおかしくなっていく様を見て楽しめる作品となっている。こっちだけ作ってくれてればなんの問題もなかったのになあ…。

 

ザ・ファブル

ファブルという天才の殺し屋が、一年間人を殺さないように生きるというストーリー。最初は話の目的とかよくわかんないし、人を殺してはいけないという制約があるから面白くないだろうな…と偏見まみれの目で見てたんですけど、中〜終盤にかけて話がつながっていくとかなり面白くなったイメージです。日常生活で世話になった女性を裏社会の連中から守るという王道ストーリーであるものの、そこに至る過程が勢力ごとに緻密に描かれていて、前振りが長かった分終盤の戦闘シーンはかなり盛り上がりましたね。しょっぱい喧嘩繰り広げてるだけの謎のアニメと違い、命のやり取りは見応えがあっていいゾ〜これ。ジャッカルのネタだけはくどいだけでなんも面白くなかったが。

 

◯じいさんばあさん若返る

タイトルまんまのほのぼの系ギャグアニメ。こういうのって割と不可逆変化のパターンが多い印象だけどこの作品の人たちはわりとカジュアルに若返ったり元に戻ったりを繰り返していたのでそれ自分でコントロールできるもんなのか…って思ってた。ギャグ路線で最後まで行くもんだと思ってたら途中でイネさんの余命の話が出てきてたまげたし、最終回では普通に爺さんと婆さん死んで悲しかったゾ…。この手のやつでスパッと終わらせるの珍しいし、結構覚悟決まった作品でしたね。東山奈央の声がする孫ちゃんが好きだったんですけど、出番があんまりなくて悲しいなあ…。方言について、ぼくは東北出身なので、東北地方以外の出身の声優さんが東北訛りで喋ってるのを聞くと結構違和感がすごいんですけど、モブのおばあちゃんが1人だけクッッッソ流暢な津軽弁喋っててめちゃくちゃ面白かったです。声優調べてみたら普通に青森出身の方だった。東北方言に関しては、本気の訛りだとマジで聞き取れないのでアニメの演出の都合上マイルドにせざるを得ない部分があってまあこんなもんか…と思ってたけど、ちゃんとした人を1人でも入れてくれたのは高評価でした。

 

◯時光代理人 -LINK CLICK-Ⅱ

特殊能力×推理系みたいな感じの中華アニメの2期。1期が2話1セットくらいのペースでそれぞれ独立した短編をやるスタイルだったのに対して2期では1つの話を1クールかけてやる長編形式だったんですが、私は1期の時のスタイルが好きだったので2期は若干間延びした印象を受けてしまいました。ストーリー自体は面白いんだけど、重複するシーンが多くて冗長かなあと感じることもありました。また、今回のキーとなる男女の双子のキャラがいるんですけど、その声を当ててるのが村瀬歩さんなんですよね。よくある双子トリックのために同じ声優さんを起用するというのはわかるんですけど、いくら女声とはいえ男性の声優に女キャラの声を当てさせるのはちょっとやりすぎじゃないか…?と思いました。まあ俺たちが「〇〇(任意の女性声優)がボコボコにされてたり絶叫したりしてるときの声たまらねえ〜〜〜(ニチャア)」ってしてるのと同じように「村瀬に無理やり女の声出させるのたまらねえ〜〜〜(ニチャア)」って考えてる変態がアニメ制作サイドに紛れ込んでても不思議ではないからね、しょうがないね。

 

◯終末トレインどこへいく? 

吾野〜池袋の西武鉄道池袋線を舞台にしたローカル×SFみたいなまれにある感じのアニメ。7G事件によって変化してしまった後の世界観のめちゃくちゃ感というか、シュールレアリズムを楽しむ感じのアニメなんですかね?イマイチ面白いと思わなかったけど。ギャグもやや滑り気味。キャラは立ってるし、女子高生の友情物語という視点で見ればまあまあ良いとは思うので、いらない部分を削ぎ落として2時間のアニメ映画とかにすれば面白かったんじゃないかなあ。1話放送終了時点くらいのときに水島監督がTwitter(旧X)で「3話までしかできてません!」みたいないわゆる万策芸をやってて最後まで制作できるんかこれみたいなハラハラ感が話題になりましたけど、もっとやべー制作会社がひっそりと崩壊していて霞んでしまったのは面白かった。私みたいに馬鹿みたいにアニメ見てる民からするとアニメは早く終われば終わるほど良いので、こういうのをエンタメ要素にしないでほしいけどな〜俺もな〜。

 

◯声優ラジオのウラオモテ

同じ高校に通う2人の声優が本当は仲が悪いことを隠して仲の良いフリをしながらラジオ番組やる話。てっきり表向きの顔はそのままに、2人が裏ではギスったり喧嘩したりなんだかんだしながら仲を深めていく百合物語だと思ってたんですけど、身バレ事件をきっかけに早々にウラがオモテになってて何がしたいんだ…と思ってしまった。後半は声優ラジオは関係なくなって新人声優の苦悩を描く話に変わっちゃってたし…。と思いきや最終回で急にラジオ要素と百合営業を押し出してきて笑ってしまったんだよな。アフレコのシーンは緊張感伝わってきてよかったんですけど、肝心のやすみの演技のビフォーがないんでどこがどう変わったのかが分かりづらかったのが残念なところさんでした。

 

◯戦隊大失格

日曜の朝に出てきそうな戦隊ヒーローが悪の組織と戦うが、実は悪の組織側と談合して八百長をやっているみたいな感じのアニメ。他にも戦隊側が普通に内ゲバしまくってたり敵組織のスパイ(?)的なやつが紛れ込んでたりとめちゃくちゃなことになっている。多分スーパー戦隊シリーズ逆張り作品として描いたものなんだとは思うけど、本家戦隊がすでにこれに近いものをやっているというのは有名な話。ストーリーは今まで悪の組織の戦闘員として大戦隊にボコられ続けてきた戦闘員Dくんが大戦隊に潜入して内部から組織の崩壊を狙うというものなんですが、Dくんが大戦隊のメンバーと交流を深めるうちに情が湧いてしまったのか、行動がブレてしまうんですよね。結果的に身内を刺したり敵である大戦隊の構成員を庇ったりと何がしたいんかよくわからん状態に。優柔不断系の主人公があんまり好きじゃないんだけど、これも似たようなもんなのかもしれない。結構序盤から出てくる目にハイライトのないお姉さんがえっちで可愛かった。あとフォントが見づらすぎる。2期はナオキです…。

 

ダンジョン飯(2クール目)

ファリンが復活したけどすぐにいなくなっちゃってファリンを探してさらに迷宮の奥深くに潜っていく2クール目。話がちょっと複雑になってきてんまあ、そう…って感じ。淡々と魔物食ってるだけではなく、旧パーティメンバーとのあれこれやセンシの過去回とか色々出てきてストーリーに深みが増してきた感じがしますね。ライオスのサイコっぷりも際立ってきてまあまあ引きながら見てたけど。自分は狂人キャラ結構好きだと自認してたけどガチっぽいのをお出しされて困惑してしまったのでただのファッションサイコ好きだったことが判明してしまいました。悔しい。マルシルは相変わらず可愛かった。

 

◯出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした

転生+追放系。この世界、生まれながらの特殊能力みたいなのがあるんだけど、主人公はそれを持ってない(けど転生前のチート能力を受け継いでる)から追放されたみたいなよくあるパターン。ちなみに生まれながらの特殊能力の設定はあんまり生かされることはなく、死に設定みたいになってて草だった。追放に説得力を出したいだけのフレーバーテキストかよ。ストーリーも目的がよくわからず適当にハーレムを作って適当に無双するだけでまあ微妙でしたね。そしてタイトルの割にはあんまり好き勝手に生きてないような…?都市部で起きた事件にいちいち首突っ込んで結果として騎士団に目をつけられたり、使命感に従って動いて結果的に不利益を被ってるあたりが好き勝手とは程遠いような気がします。作画やキャラデザも微妙だが作画崩壊を楽しめるほど崩れているわけでもなく、中途半端感が否めない。1話見たときは技名を叫ぶと同時にクソダサテロップが出てきたりして面白いクソアニメになりそうだと思ってたんですけど、初回限定特典だったのかそれ以降の回では見る影も無くなっていた。なんだかなあ…。

 

◯転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

いつものやつ。鑑定系のスキルってわりと異世界標準搭載というか、だいたい主人公に備わっているか、ステータス見れるアイテムみたいなのがあるかのどっちかよね。まあ主人公に鑑定以外の強みがなく、従者使って俺ツエーする感じの話です。どうでもいいけど貴族スタートのくせに成り上がるって言ってるのに違和感があるんだよな。成り上がりを自称するなら農民とかから始めんかい。これ系にしては珍しいことに、真っ先に従者にしたのが男だったんですよね。安易にハーレムを作りにいかないところには好感を持てました。序盤の仲間集めてるとこはそこそこ面白かったんだけど、中〜終盤の会議やら政治してるあたりがあんまりテンポ良くなくてうーんって感じ。どうしても本人に強さがないのでしゃーないところあるけど。女キャラにあんまり魅力を感じないのも痛い。話のおもんない異世界はキャラデザやキャスティングでバフをかけるしかないので、その強みもないのはまあまあキツいです。2期があるみたいなんで、そこでどれだけ挽回できるかですかね。もう十分堪能したよ…。

 

転生したらスライムだった件 第3期

通算5クール目とかですかね。出世したなあ。リムルが魔王になってからの話なんですけど、あまりにも会議してるシーンが多すぎて、画面が退屈すぎませんか…?リムル一行がバトルらしいバトルをしたのは2話分だけと記憶してるので、クールの5/6は何らかの会議、商談、対談、宴会をしているんですよね…。どこの勢力もみんなで集まってなんか話してるだけっていう何がおもろいねんこれ状態。放送枠がフリーレンの後枠なんですけど、フリーレンでアニメって面白いやん!ってなった一般層がこれ見たら何を思うんですかね…。転スラの良さってこういうところじゃないだろ。海外でも会議まみれってネタにされる始末なので、2クール目以降はさすがに状況を改善してもらいたいですね。

 

◯転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

タイトルまんまですね。あらすじを説明する必要がなくて助かる。今期の異世界の中では比較的マトモかな…と感じました。(この作品は同じ世界線における転生なので厳密には異世界転生ではないんですけど、面倒なので異世界転生モノということにします。)やってることはいつもの無双系異世界なんですけど、主人公の行動理念がわかりやすく、ストーリーの進行にあんまり疑問を感じることなく見れました。キャラデザも悪くなく、作画もこの手のやつにしては綺麗でよく動いていたのでまあいいんじゃないでしょうか。大体のキャラが若干テンション高め、オーバーリアクション気味でノリが鬱陶しいのがあんまり受け付けなかった。なんか2期やるみたいなんですけど、このノリが続くならあんまり期待はできないかなあ…。

 

◯となりの妖怪さん

妖怪が人間と共生している世界観のほのぼの日常アニメ。かと思いきや、結構シビアな感じのアニメでもあった。基本はまったり時が進むんですけどたまに人間が時空の歪みに飲み込まれて消滅したり、悪意を持った妖怪に襲撃されそうになったりと曇らせ展開がきて、割と人が死にかねないので結構ヒヤヒヤしながら見てました。中盤くらいで実は我々の住む妖怪の存在しない世界線も同一宇宙に存在し、たまに人が別の世界線に迷い込んだりするみたいなSF要素もあっておおっとなったんですけど、やはりストーリーの大半は日常パートが占めておりやや退屈気味に感じた。きさらぎ駅のあたりで一瞬面白くなりそうな気配は感じたんだけどなあ。

 

◯にじよん あにめーしょん 2

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のショートアニメ的なやつの2期。3分くらいで終わるので気を抜いて見れるのがいい。にじよん1期は毒にも薬にもならないような話を延々とやってた印象だが、2期は本編であんまり絡みのない人同士の話が多く(通称:支援会話)、同好会メンバーたちの意外な関係性が見えてきてそこそこ面白かったと思う。ただし全員出てきて謎の茶番をする回、テメーはダメだ。

 

バーテンダー 神のグラス

バーテンダーが酒を作る話。基本的には酒絡みのそこそこ面白い蘊蓄を語ってくれるんですけど、たまに「世の中には客を絶対に裏切ってはいけない職業が2つある。1つは医師・薬剤師。もう1つがバーテンダー(3つある)。」とか「外国人が日本に来て最初に話す人がバーテンダー(空港の人とかだろ)。」みたいなツッコミどころ満載の迷言が飛び出すのでいつこの手の発言が出てくるかとハラハラしながら見てました。皆さんもぜひ神のグラス迷言集で打線を組んでみてください。

 

◯HIGHSPEED Étoile

次世代のスポーツカーを使った「ネクスレース」という架空競技の話。序盤が結構やばくて、一応プロのはずなのに主人公にレース関係の知識が全くない、色々キャラが出てくるけど背景情報が全く出てこないので常に誰やねんこいつ状態、全く同じ構成の話を2話連続で放送など、おかしな点が散見される。このレース、リボルブーストっていう一時的にマシンを加速させるシステム(通称ダッシュキノコ)があるんだけど、主人公がキノコ使ってキノコ使ってない奴を抜いて賞賛を浴びてたのほんまに訳分からなかった。根本的に脚本がミスってるとしか思えないんだよな。多くの企業のロゴが出てくるところを見る限り、結構金かかってるんだろうなあとは思うけど、もっと大事なところに金をかけて欲しかった。終盤(というかラスト2話)はまあそこそこアツい展開だったんだけど、遅きに失してる感が否めなかった。どうでもいいけどこの作品、パズルゲームとかノベルゲームばっかりリリースされてるの面白くないですか?レースしろよ。

 

◯花野井くんと恋の病

ブコメ枠。地味っぽい女の子がイケメンと付き合う少女漫画ちっくなやつ。花野井の挙動があまりにもおかしすぎて(ほたるちゃんと待ち合わせのとき日の出前から待機してる、ほたるちゃん以外の人間に対して死ぬほど愛想が悪いなど)なんも共感できないし、それと連動してほたるちゃんも花野井のどこに惹かれたのかがわからなくなってしまい、全体的に物語にあんまり説得力が生まれていないという印象。最終話付近にしてようやく実は2人は小学校の同級生で、花野井が一方的にほたるちゃんを認識していたという過去が明かされるも、それはそれで導入との整合性が取れなくなっていてなんだか行き当たりばったりだなあと感じた。ラブコメに関しては前のクールにトップメタ級がいたのでどうしてもハードルが高くなっちゃう。

 

響け!ユーフォニアム

久美子3年生編。名実ともに集大成の最終章ですね。序盤は部長となった久美子が1年生たちをまとめるのに四苦八苦し、中盤はオーディションに不満を持った部員たちを宥め、終盤は強豪校から転校してきた黒江真由とソリの座をかけてバトったりとなにかと気苦労が絶えないクールでしたね。いつもの如くギスギスが楽しめて非常に満足でした。歴代の先輩たちがいっぱいでてきたり、1年生編との対比が意識して描かれていたりと、これまで見てきた話の積み重ねみたいなものがこれ以上ないくらい感じられて、まさに集大成でした。最終的には久美子は全国でソリを吹くことは叶わなかったのですが、結果は金賞で、これまでの話も報われてハッピーエンドで本当によかった(ここで銀とかだったらすっげえ後味悪かったので本当に安心した)。最後には教師となり北宇治高校に赴任する久美子の姿が描かれて終了と、王道的な終わり方でしたが満足感は高かったですね。全体的に尺がきつめの中で上手いことまとめてくれた制作陣に最大限の敬意を払いたいと思います。京都アニメーション、神とさせてください。

 

◯ブルーアーカイブ The Animation

Pixivとかでえっち絵が量産されてる韓国産ソシャゲ原作アニメ。舞台設定もストーリーもなんだかよくわからないし、登場人物の女の子たちも全然えっちな目に合わないので(あやねるのキャラだけ足舐められてたけど)何がおもろいのか全くわからなかった。中盤のホシノ先輩の過去回想らしきものが入ったときは「始まったか!?」と思ったけど軽く触れる程度だったので全然始まらなかった。ホシノ先輩の冷めてるときの話もっとやってくれればそこそこ見れたかなあと思っただけに残念。まあソシャゲアニメの宿命って感じですね。

 

◯変人のサラダボウル

異世界人がこっちの世界に転移してくるタイプの日常系ファンタジー×岐阜舞台でローカル要素もアリ。詰め込みすぎだろ。現実世界×異世界というと前期にやってたやつを彷彿とさせて嫌な予感がしてたんですが、この作品はそこそこ面白かった印象です。最初は異世界の亡国の姫のサラを冴えない探偵の男が拾って異能力で難事件を解決してく感じか?と思ってたが、姫の従者の女騎士の方が目立ってて、ホームレスしたりキャバクラで働いたり転売ヤーの片棒を担いだりカルト教団に崇められたりパチプロになったりバンド組んだり…と女騎士絡みの話の記憶しかない。中盤以降はサラの話も増えていったのでまあヨシ。シナリオも現代社会が抱える問題に対する風刺が効いてたりで結構面白かったです。

 

◯忘却バッテリー

記憶をなくした天才バッテリーが都立の弱小校で野球する話。かつての敵と今は仲間って感じは結構アツい。とにかく宮野真守のクセが強くて序盤は結構鬱陶しかったんですけど、藤堂過去回あたりから話が一気に面白くなった感じありましたね。藤堂と千早が己の過去と向き合い、仲間の力を借りて乗り越えていくシーンは涙なしには見られなかったゾ…。私は可愛い女の子が出てこないアニメの評価を不当に下げることで有名なのですが、この作品に関してはそれが気にならないくらい面白さを感じましたね。MAPPAの作画パワーの高さもあり、かなり完成度の高いアニメだったと思います。どうでもいいけど智将っていう単語が出てくるたびに智将MURが頭をよぎるの、人生のバグすぎる。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

46話〜56話までで区切りとさせてください。ついにパルデアのアカデミー編に突入。正直遅きに失してる感は否めないがこのタイミングでも方針転換を決断できたという事実を前向きに評価いたします。そして肝心のストーリーはというと、原作キャラがいっぱい出てくるようになった以外は結局いつものアニポケだなあと言った印象です。まあ作風はそう簡単に変えられないのはしょうがないよねと思います。謎のオリキャラがわちゃわちゃしてるよりかは見慣れた原作のキャラがたくさん動いてくれる方が楽しいしね。ちょっと文句を言うことがあるとすれば、原作キャラの声優さんのキャスティングがいまいちピンとこない…。同時に展開しているソシャゲのポケモンマスターズの方の声優がかなりしっくりくるのもあって、なかなか馴染めないんだよなあ。まあまだ出てきてないキャラいっぱいいる(スター団、ペパー先輩、DLC絡み等々…)ので、今後のアニポケ制作陣の手腕に期待と言ったところですかね。え?まさか出さないなんてそんなことあるわけないよなあ?(威圧)そして地味に原作ジムリーダー組も出番の格差がひどいんだよな。ハイダイさんとサンゴちゃんの絡み見たかったけどな〜俺もな〜。

 

◯魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ 第2クール

2期2クール目、通算3クール目。2期1クール目に輪をかけて話がわかりづらくなっており、割と必死になりながら話を追ってました。まあ細かいことわからなくてもアノス様が無双してるのがおもろいアニメなので別にいいんですけどやっぱ話がわかったほうがいいんで、話が難しくなるのはマイナスポイント。アノス様が急に歌い出したり急に全裸になったりするところはシュールで面白かったですけどね。東山奈央のキャラが初出でしたけどこの子結構可愛かったですね。というか他のヒロインが空気。どうでもいいけどコロナのときに続いてまた製作陣が万策尽きててついてないなあと思いました。クール中に終わらないのはそれだけで評価下がっちゃう。申し訳ないけど。

 

◯魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

異世界ファンタジー風ラブコメ。CV:市ノ瀬加那の従者系キャラ、ハマり役すぎとさせてください。ザガンとネフィのイチャイチャだけで一生見てられるな…と思ってたのにあれよあれよとサブキャラが増殖していっててウケる。イケナイ教といい、白聖女といい、この手のやつなんで無駄にサブキャラを充実させてしまうんでしょうかね…。メイン2人の絡みが見たいだけなのでサブキャラは邪魔まであるんだよな。キャラデザがいいだけに噛み合いの悪さが際立ってしまっていた。

 

魔法科高校の劣等生 第3シーズン

さすおにの3期。2期の時も書いた気がするんですけど、話が難しくなりすぎて、俺TUEEEで無双してスッキリみたいなさすおに本来の良さが失われてるんですよね。キャラも増えすぎて誰が誰なのかさっぱりである。2期の時は各章でヒロインポジみたいな可愛い子が出てた気がするんでまだ見れたんですけど今期はそれもないという、マジで何も見るものがなかったのが残念です。

 

無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール

異世界ガチ勢筆頭アニメの2期2クール目。前半はナナホシが発狂したりノルンが引きこもりになったりでもうめちゃくちゃや。後半は親父と一緒に母親を救出しに迷宮へ向かうんですが、親父が死んで母親は廃人になってるとかいう激鬱展開で心が折れそうになったゾ〜。これ本当に異世界作品か?って思うくらいシビア。物語はこうでなくっちゃなあ。あとルーデウスが前世の自分と向き合うシーンがちょくちょく挟まれるのがいい。異世界転生ってギミックが導入にしか使われないような有象無象が大量にある中、前世の話をしっかりやってくれるだけで価値があると思います。そして無職転生第1のヒロインであるロキシーとついに結婚。いいゾ〜これ。ハーレム展開にも説得力があれば別に全然構わないんですよね。雨後の筍みたいにポコジャカヒロイン生やしてる有象無象どもも見習って、どうぞ。第3期も制作が決定しているみたいなので待ち遠しいぜ。そろそろエリス再登場かな…。

 

ゆるキャン△ SEASON3

飯テロ系きらら。1〜2期からは制作会社が変わってますが、背景がちょいと写実的になった程度で、作風が大きく変わることはなかったので安心して見てられた。なでリン派だったので序盤の綾ちゃんとしまりんのキャンプで脳が破壊されましたが。普通におもろいので特に言うことがないです。

 

◯夜桜さんちの大作戦

両親を事故で失い天涯孤独となった少年、朝野太陽が、実はスパイ一家であった幼馴染の夜桜六美に婿入りし、スパイとして成長する話。スパイモノなんであんまり期待せずに見てたんですが、案の定スパイ要素はほとんどお遊びみたいなもんで、もっぱらギャグコメディ調でした。そろそろプリンセス・プリンシパルみたいなまともにスパイやってる作品を見たいもんですが…。肝心のギャグの方もあんまりパッとしないので、マジで見る所さんがないです。作画は綺麗なんだけどなあ…。この毒にも薬にもならない感じのアニメを2クールも見せられるのは結構しんどいですね。メインストーリーに動きがありそうなので、ストーリーが面白くなることに期待です。

 

◯夜のクラゲは泳げない

4人の女子高生がインターネットでの創作活動を通して成長していく青春物語。4人は全員なんらかの重い過去を持ってるんですけど、JELEEでの活動を通して過去と向き合い、成長していく過程に涙が出、出ますよ…。重い過去とはいっても暴力沙汰で芸能界追放された花音ちゃん以外はまあマイルドなもんだったんですが。ストレス展開を次回以降に持ち越さないスタイルだったし、前半割と和気藹々と進んでいって安心して見てられるな〜と思ってたんですけど、まひるが花音の母親(アイドル事務所のプロデューサー)に引き抜かれたときのまひると花音の仲違いで地獄に叩き落とされてアーナキソ…って感じだった。最終的にはあらゆる問題が解決して2人は幸せなキスをして終了だったので安心しました。まひカノ尊い…😭。この作品は楽曲も素晴らしくて、なんとボカロ最盛期に活躍した40mP様が楽曲を手掛けており、歌詞や曲調などあらゆる要素がこのアニメとマッチしていてはえ〜すっごいと思いながら見てました。そしてボーカルの高橋李依さんの声がまた良い。3話の最強ガールの引きが本当に最強すぎてここから一気に引き込まれた感がありましたね。作画も安定の動画工房クオリティでよく動いてたので非の打ち所がないですね。どうでもいいけどダイナモ感覚とか今北産業とか背景にネタを仕込むのはヤメロォ!(建前)ナイスゥ!(本音)

 

◯Re:Monster

異世界転生系。この手の異形系主人公の作品、なんですぐ人間みたいな見た目になってしまうのか。いかにも魔物ですよみたいな見た目にしといた方が独自性が出ていいと思うんだよなあ。結局ヒロインはほぼ人間の女だし何がしたいん?って感じだ。ストーリー部分も一生ダイジェスト気味というか、ナレーションと戦闘シーンのハイライトだけでガンガン時間進めてくのであまりにも中身がない。アニメでRTAするな。そして主要キャラが存在進化みたいなので種族が変わるんだけど、見た目も大きく変化してさらに名前まで変わるので誰が誰なんか全然覚えられない。作画も微妙寄りでアクションシーンの動きも最小限、キャラデザもゴミなのでマジで褒めるべきポイントが見つからない。12話完結で2期の発表がなかったのだけは評価しておきます。

 

◯龍族 -The Blazing Dawn-

謎の中華アニメ。初回から6週くらい2話連続放送とかいう頭のおかしいことをしていて、放送枠にして18話分を1クールで見せられて一生ブチ切れていた。ストーリーも主人公くんが基本無能で周りの連中が動くのみでつまらない。あとノリが鬱陶しい。最終話付近でようやく主人公くんが覚醒するんだけど、遅すぎるだろ。それ本来3話とか4話で済ませとくやつだぞ。ストーリーがおもんないのにやたら作画がいいのもムカつく。ささ恋にリソース分けてくれよ。中華アニメは資本力でゴリ押しできるので羨ましいなあと思った次第です。

 

◯リンカイ!

女の子が競輪やるアニメ。一応競輪業界のPRも兼ねていると聞き及んだんですけどそれにしてはあまりにも低予算すぎませんかね…?OP映像がやっつけ感あり過ぎてて一生笑ってました。途中からナーフされてたのが悲しいなあ(あれはあれでシュールだけど)。ストーリーは至ってシンプルで、何人かの女の子が競輪選手に至るまでの成長を描いた物語なんですけど、全体的に本気度が足りてないんですよね。最初主人公がつるんでるのが5人くらいの競輪ファンのグループなんですけど本気で競輪選手目指してる奴が1人しかいなくて他の4人はなんとなくみんなで競輪選手やってみよっかーみたいな軽いノリで始まってるのがうーん。主人公の泉に至っては自分が競輪選手になるかどうかの選択を自分が憧れてるプロの選手に委ねてしまう始末。養成所編では平塚っていうフランス人ハーフの超絶エリート選手が入ってくるんですけど、あいつだけガチすぎて萎えるよね〜みたいな空気が漂っててしんどかった。遊びでやってんじゃないんやぞ。まあなんやかんやで平塚選手とは和解して上手いことやってくんですけど、この時点でメイン5人のうち3名の掘り下げが全然進んでおらず、プロ入り後にようやく担当回があったものの、泉と平塚の引き立て役みたいなポジションに成り下がっててこいつらいる?ってなってた。肝心の競技シーンも技術的な解説があまりなく、作画のせいもあって躍動感も全然なかったためイマイチ盛り上がらない。ストーリー構成がしっかりしてて、作画も良ければウマ娘みたいな熱血アニメになってた可能性もあっただけに残念。

 

◯Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

異世界から別の異世界に転移するタイプのやつ。令和の釘宮病発生源とされており、OPが釘宮理恵さんが歌うコテコテのアニソンって感じで草生やしてた。しかしその割には本編に必要のない女キャラが出過ぎじゃないか…?主人公がフェンリースしか愛さないみたいなスタンスなのはいいんだけど、主人公邸に一生寄生してる女4人組がマジで邪魔すぎる。こいつらなんのために存在してるんだ?ストーリーもあんまりおもんないし、作画も綺麗ではないため、マジでフェンリースが可愛いだけのアニメでございました。

 

ワンルーム、日当たり普通、天使つき。

ハーレム系ラブコメ。タイトルの通り、天使のキャラがメインヒロインなのだが、サブヒロインが魅力的すぎてコンセプトが崩壊している。主人公に密かに思いを寄せている高校の同級生、堤つむぎ(人間)と、二次元の青春に憧れていてグイグイ距離詰めてくる雪女ののえるの2強です。正直キャラデザはのえるの方がめっちゃ好みなんですけど、主人公への恋愛的な好意の有無の差で堤さんに軍配が上がりますかね〜。天使いる?いらない。後半からあと2人ヒロインが増えるんですけど、前述の2人が強すぎて付け入る隙がなかった。このような事情もあり、堤さんが出てこない回は結構退屈だった印象。天使も単体なら悪くはないんだけど相手が悪すぎた…。

 

 

 

以上、50本になります。今季は超面白いのが多い分、どうしようもないのも多かったように感じますね。両極端。覇権を狙えるアニメが制作会社の都合で崩壊してしまうという悲しい事件もあり、各アニメ制作会社の皆様におかれましては、どうか無理のない範囲でアニメの制作を行なってほしいと切にお願いいたします(訳:世に出せないレベルのゴミしか作れないなら最初から仕事とらないで❤️)。それでは今回はこの辺で失礼します。

 

 

 

 

…それにしても今季最強クラスに面白かったアニメがレギュレーション外だから感想書けないのが不満ですねえ…。え?そのアニメは何かって?しょうがないにゃあ…。

 

番外編

◯わんだふるぷりきゅあ!

・序文

プリキュアシリーズ自体は2017年のキラキラ⭐︎プリキュアアラモードから見てたんですけど、2月に切り替わる1年間放送アニメをクールごとの感想に載せるのはちょっと違う気がするし毎クールプリキュアの感想書くのもどうかと思って今まで書いてなかったんですが、今回に限りここに感想書くのを許してください!何でこんなことになったかと端的に言うと、わんぷりが今季見てるアニメの中で最も面白いアニメになってしまい、感想を書かずにはいられなかったからですね。以下長文につき、興味なかったらブラウザバック推奨です。

 

・前情報

今年のプリキュアのテーマはおそらく「ペットと飼い主の絆」みたいな感じです。メインのプリキュア4名の内訳は、犬のこむぎ(CV:長縄まりあ)とその飼い主の犬飼いろは(CV:種﨑敦美)、猫のユキ(CV:松田颯水)とその飼い主の猫屋敷まゆ(CV:上田麗奈)になっております。このキャストの並びを見てわかる通り、超強いですね。放送開始当初は「えっ!?今年は毎週上田麗奈さんの声を聞いてもいいのか!?」みたいな感じになってました。

 

・ストーリーのあらすじ

話のメインになっているのはこむぎといろは(いわゆる犬組)で、幼馴染の悟くんや舞台となるアニマルタウンに引っ越してきた猫屋敷まゆと交流を深めたりしながら、何らかの力の影響を受けて攻撃的になってしまった動物(通称:ガルガル)をキュアワンダフルとキュアフレンディになって宥めて浄化するみたいな流れで12話くらい進めておりました。テーマがテーマだけにストーリーの方はやや子供向け寄りで、敵が現れても攻撃せずによしよしして浄化という今までにないスタイルだったため、まあこんなもんだろうなと思いながら見ていました。

 

・ユキまゆバックボーン

しばらくは犬組メインで猫屋敷まゆはちょこちょこっと顔を出す程度の扱いだったんですが、第10話「ユキの中の思い出」でまゆとユキの出会いが描かれます。父の仕事の付き添いで雪の降り積もる田舎の集落に行ったまゆが、そこで一匹の猫と出会い、心を通わせるといった話です。幼き日の猫屋敷まゆの声を演じる上田麗奈さんの演技がまあ素晴らしいんですがそれは置いといて、この回では困っている子がいたら放っておけないまゆと、最初は人間を信じることが出来なかったがまゆに対してだけは徐々に心を開いていくユキという2人のキャラクター性が見えてくるわけですね。

かわいい

そこから先はキュアニャミーという謎のプリキュアが現れ、その正体を探るべく犬組が動く中、2人がプリキュアであることがまゆにバレたりします。なんやかんやでまゆもプリキュア2人と行動を共にし始めた後、事件は起こります。

 

・問題の回

第17話「私が、あなたを守る!」にて、いろはに誘われてまゆはアニマルタウンの動物の赤ちゃんを見て回るツアーに参加します。そのツアーの最中、猫の赤ちゃんを見たまゆは「もっと早く会えてたなら、ユキに寒い思いも寂しい思いもさせずに済んだのに」と呟きます。ユキはまゆのストーカーなので当然木の上からこの会話を聞いていたわけなんですが、とりあえずそれは置いておくとして、この会話の直後にガルガルが出現し、一行は森に向かうことになります。いろはとこむぎがプリキュアに変身しガルガルとバトルする中、一般通過したカルガモの親子がガルガルの攻撃により発生した地割れに飲み込まれそうになるところをまゆが間一髪で救う、という展開が発生。体勢を崩し動けないまゆにガルガルが迫る…という状況の中、満を持してユキが登場します。ユキはこれまでも登場していた謎の美少女の姿に変化し、さらにキュアニャミーへと変身する…今までまゆを危険から守っていた謎のプリキュア・キュアニャミーの正体は猫屋敷ユキだったんですね〜。度々「危険なことに関わるな」と言っていた謎の美少女の忠告を聞かなかったことに対して即座に謝ってしまうまゆでしたが、それに対するユキの答えが「謝らないで。あなたはそのままでいいの。困っている子を放っておけない、優しいまゆのままで。その優しさのせいで傷ついてしまうなら、私が、あなたを守る!」なんですけど良すぎませんかね?まゆの無鉄砲に呆れつつも、あのときの自分に手を差し伸べてくれたまゆのことを否定せず、まゆを守るために自分が全ての障害を排除するという宣言…これもう結婚してるだろ。


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お互いの瞳に相手が映るのすき(常好男)

さらにガルガルとの戦闘の最中に、前述したまゆの「もっと早く会えてたなら〜」という呟きに対するアンサーがユキのモノローグにて流れたのがこちら。

「まゆ、私はずっと1人で平気だと思ってたの。でも、あなたに出会って気づいてしまった。私、寒かったんだって。本当はずっと、寂しかったんだって。後悔なんてしないで、まゆ。あの時あの場所で出会ったから、私たち、友達になれたのよ。」

いや重っも。ガルガル浄化後もまゆと合流した犬組に対して「お前らと一緒にいるとまゆが危険だから関わるな(意訳)」と敵対的な姿勢を隠さないユキちゃん様。ここで17話は幕引きとなります。第10話におけるユキまゆの出会いのユキ視点が明らかになり、今までまゆにそっけない態度をとっていたように見えていたユキちゃんが実はまゆにベタ惚れで凄まじいクソデカ感情を抱いていたのが判明したやべー回でございました。ユキまゆ伝説の始まりと言ってもいい回でございます。

 

・キュアリリアン誕生まで

第18話「ユキの気持ち、まゆの気持ち」では、初っ端から犬組とバチバチ状態だったユキちゃん様がまゆを連れてさっさとその場を離脱してしまうところからスタート。初めて落ち着いてユキと話をすることができたまゆが、嬉しさを噛み締めますが、同時に今まで猫状態のユキに対して行ってきたスキンシップの数々を思い出して恥ずかしがるという、Twitter(旧エックス)で流れてくるファンアートで114514回くらい見た展開がそのままお出しされて思わず笑顔になってしまいましたね。そんな我々の感情もよそに話は進み、ハムスターのガルガルが街に現れ、ユキはまゆに家から出ないように告げると現場へと急行します。普通にガルガルをボコって問題の解決を図ろうとするニャミーに対し、犬組はあくまでも対話を図ることでガルガルを浄化するべきと説得を始め、その場はガルガルが逃亡して有耶無耶になってしまう。その後心配になって家を飛び出してしまったまゆをユキが見つけ、危険なので今後いろはとこむぎとは関わるなと告げる。まゆはユキに対し声を荒らげて「よくない!勝手に決めないで!」と叫んでしまう。ここの上田麗奈さんの演技も大きな声を出すのに慣れてない子が声を震わせて叫んでいる感じが伝わってきて素晴らしいんですよね。とまあこんな風にユキとまゆは恐らく初めての喧嘩をしてしまうわけです。喋れるようになったことで仲違いが起こってしまうというのもなんとも皮肉なものですね。

第19話「キュアリリアン、誕生!」では喧嘩して気まずくなってしまうも「まゆを守るためなら嫌われても構わない」と一人覚悟を決めるユキの姿からスタート。まゆは母親と、ユキは犬組との会話を通して、お互いに一緒にいたいと思うようになります。当たり前だよなあ。そうした中、前回取り逃がしたハムスターのガルガルが再度出現。ワンダフル、フレンディ、ニャミーが変身して応戦しようとするとガルガルは額の宝石から謎ビームを発射し、3人は小さい姿にされてしまう。いや、そうはならんやろ。小さくされた状態ではガルガルに手も足も出ず、ニャミーは苦戦を強いられ、ユキを心配して探しにきたまゆを庇い傷ついてしまう。小さくなったニャミーを抱え、ガルガルから逃げた先でまゆはニャミーと言葉を交わす。お互いにお互いがいてくれたことへの感謝を口にしようとするのですが、ここでガルガルが乱入。邪魔するんじゃねえ!いよいよ追い詰められてしまったまゆに対し、ニャミーは自分を置いて逃げるように進言するも頑として譲らないまゆ。ここで彼女の放った台詞が「あなたは私が守る!」だったんですけど17話のユキと同じことを言ってるのほんまに尊い…。その言葉に呼応するようにまゆの持っていたパクトが輝き、まゆはついにキュアリリアンへと変身する。長かったなあ…本当に長かった。時期にして4ヶ月、野原しんのすけとシロの方が先に変身したり、いつまで経っても変身しないと散々ネタにされてた彼女ですがようやく変身を見ることができてとても感慨深いものがありました。そしてガルガルの放ったタネマシンガンを変なポーズで避けたりしながらなんとかガルガルの浄化に成功。浄化シーンの上田麗奈さんの優しげな声で俺まで浄化されたゾ。そして変身を解除して向かい合うユキとまゆ。

「私…私、まゆのそばにいたい!ずっと、一緒にいたい…」

「一緒にいよう、ずっと。」

2人は幸せなハグをして終了。


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こんなんもう結婚でしょ

ここの流れ完璧すぎるんで全人類に見てほしいんだよな。こうしてユキまゆは仲直りをし、世界は救われたのでした。完。

 

・総括

そんなこんなでクッッソ湿度の高い百合を3話連続で浴びせられ、すっかりユキまゆに脳を焼かれてしまいました。いや、こむいろも十分尊い組み合わせなんですよ。しかしユキまゆがあまりにも火力高すぎる。こんな隠し玉を用意していたなんて東映アニメーションは末恐ろしいですね。ここでは詳しくは語らないですが21話も見てください。オタクの妄想が全て詰まってて公式が最大手状態になってます。


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公式の推しカプ

上田麗奈さんの演技の素晴らしさや、ユキまゆのねっとりとした百合描写で、深夜アニメにも引けを取らない面白さになってるんですよね。大丈夫?日曜の朝からこんなん放送して全国の女児の性癖が歪んだり親御さんがビックリしたりしませんか!?ユキまゆピックアップ期間が終わっても隙あらばイチャついてるところを見られるので、あと半年は百合成分の補給に困ることはないでしょう。あと半年か…もうすでにわんぷりが終わってほしくないと感じる自分がいますね。絶対泣くと思うわ。とまあこんな感じでわんぷりの感想は終わりです。今後の展開次第では次クールの感想にも懲りずにぶち込んでるかもしれません。それでは、駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ほな、また…。

2024年冬アニメ総評

こんにちは。らいとです。

2024年冬クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。

 

◯悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~

悪役令嬢モノ。なんで乙女ゲームの世界にレベル上げとか戦闘とかRPG要素があるんですかね。前世の記憶と人当たりの良さを頼りに破滅ルートを回避していくのが由緒正しい悪役令嬢モノの在り方ですが、本作の主人公ユミエラはフィジカルで無双してあらゆる問題を解決するのでなろう系と悪役令嬢モノのハイブリッドって感じ。本来の主人公や攻略対象そっちのけで別の男とイチャついてるのはそこそこ新鮮味があった。戦闘が多い割にアクションシーンの作画と3DCGがしょぼいのがネック。それにしてもEDでいかにもメインヒロインですよみたいな顔しながら踊ってた割に本編ではモブに毛が生えた程度の扱いだったエレノーラ様は一体何だったんですかね…。

 

◯アンデッドアンラック(2クール目)

1クール目は異能力バトルモノみたいな感じだったが2クール目からは身内の裏切りが発生したり世界がループしていることが判明したり漫画を描いたりアンディの精神世界に飛んだり…色々なこと起こりすぎだろこのアニメ…。目まぐるしく展開が移り変わるものの、文脈にはちゃんと一貫性があってこんなにごちゃごちゃしたプロットをうまくストーリーに落とし込んでるのがすげえなあと思いました。ナレーションや次回予告をしてた人が実は…っていう展開、結構すき。はやく続きやってほしいけどな〜俺もな〜。

 

◯異修羅

異能を持つ強者たちが殺し合う話。1話見たときは「あーこの2人が世界を巡りつつ出会った強者たちと鎬を削り合うんやなー」と思ってたが、実はバトロワモノでそっからクールの半分くらい登場人物紹介に割いてしまっててかなり退屈だったのが残念。遠い鉤爪のユノ(CV:上田麗奈)の怯えたりブチ切れたりしてるときの声がめっちゃ好き。上田麗奈のパワーが高すぎるせいでユノが出てない回が相対的に微妙になってしまうのがネック。2期はユノの出番増えてくれることを祈ってます。

 

異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。

言うほどもふもふなでなでしてない、してなくない?ネマの前世はアラサーの女性で心内描写は大人のそれなのにネマ本体の言動は幼女なのなんか気持ち悪いな…と思った。ストーリーもガバガバかつ山場がないので毎週虚無になってた。

 

◯俺だけレベルアップな件

現代を生きる人間に能力が発現してハンターとなり、モンスターが出てくるダンジョンを制圧するみたいな世界観。主人公の水篠旬はE級ランクの最弱ハンターだったが謎のダンジョンでぶち殺されかけて以来自分だけレベルアップするようになる、いわゆる底辺からの成り上がりストーリー。レベルアップ前と後で主人公の顔が変わりすぎて誰お前状態。整形した?この手のアニメには珍しくめっちゃ作画がいい。戦闘シーンとかかなりのカット数で作られててすごい動く。上田麗奈の声がするキャラがいるのにほとんど出てこないからブチ切れてた。2期では出番増やしてください。

 

◯愚かな天使は悪魔と踊る

天使と悪魔のファンタジーブコメ。開幕からすでにおもんないギャグ全開で最初は少年誌的なギャグ作品寄りかあと思って見てたけど中盤くらいから真面目にラブコメし始めて路線変更が急すぎんだろ…と思った。まあその後もちょくちょく寒いギャグパート挟んでたしギャグを挟まないと死ぬ病気にでも罹ってるものと思いスルーすることにした。真面目にラブコメやってるときはそこそこ面白かっただけに、いらんギャグパートのせいで評価を下げてる惜しいアニメ。

 

◯休日のわるものさん

世界征服を目論む悪の組織の幹部的な人が休日は可愛い動物を見て癒されたり美味しいものを食べたりする話。ほのぼの系なんですけど画面にあまりにも動きがなさすぎて普通に退屈。わるものさんはパンダが好きでよく動物園に行ったりするんですけど、とにかくパンダ絡みのストーリーが多すぎてまたパンダか…みたいになってた。クールの半分くらいはパンダ擦ってるだけの時間なのでマジで虚無だった。たまにゲストキャラが絡んでくるとき以外の話にメリハリがなさすぎる。コンビニの店員(CV:東山奈央)は可愛い。

 

薬屋のひとりごと(2クール目)

2クール目に入って、猫猫と壬氏の出自がちらほらと開示されてきましたね。ミステリーのお約束に加えて、主従モノのお約束たる主従逆転シチュまで出てきて非常に完成度の高い作品だと思います。そして終盤の猫猫パパの話も、最初はいけ好かないオヤジだったのに過去が明かされてなんか憎めない感じのキャラに変わっていくのが面白かったです。ヘイトコントロールが上手すぎる。これも続編の作成が決定してるので楽しみに待ちたいですね。

 

◯外科医エリーゼ

隠れ悪役令嬢モノ。タイトルに悪役令嬢ってついてないから油断していた。流れとしては現実世界に転生した元悪役令嬢がなぜか外科医になり、現実世界で死んだ後元いた世界に再び転生するという回りくどい話。ぼくは医学に関してはなんも知識がないのではえ〜すっごいって思いながら見てたけど、作品中の世界はそこそこ医療技術が発達してて1900年代初頭くらいの文明レベルはあるのかなと思ったりした。その割に魔法みたいなファンタジー要素も出てくるのでどういうノリで見ればいいんかよくわからなくなった。魔法がある世界で科学が発展してる世界観珍しい、珍しくない?手術してるだけだけど結構盛り上がるシーンとかもあったりしてそこそこおもろかったです。

 

◯月刊モー想科学

オカルト雑誌の編集部の連中がさまざまな怪現象を追いかける話。このアニメどの辺の層に需要があるのかまったくわからん。怪現象は普通に超常的な力が原因で起こっていて、その割にホラー要素もなく、メインの連中が獣人に変身して適当に戦って解決とは言えないような解決をして終わりみたいな何がしたいんだかわからんような話が延々と続いて頭おかしくなりそうだった。最終的には古代文明のモー大陸が浮上して人類が滅亡しそうになるもなんやかんやして滅亡を阻止して終わりみたいなよくあるストーリー展開で面白みもない。唯一フォー・チュン博士とエドワードの過去回だけはそこそこ面白かったです。あれ、メインの連中いらないのでは…?

 

◯結婚指輪物語

いかにも純愛モノっぽいタイトルの字面から繰り出される雑なハーレムモノに脳を滅茶苦茶にされてしまった。1話からすでにサトウ⇄ヒメの両想いカップル出来上がってんのにここに次々と女を追加してくの、普通に畜生だと思うんですけど(良心)。えっちアニメはストーリーがガバガバになる傾向にあるんですけどこの作品もその例に漏れずストーリーはうーんって感じだった。なんというか行き当たりばったり感があるんだよな。どうでもいいけどOPで全部の指に指輪嵌めてメリケンサックみたいになってるのほんまおもろい。2期はいやーキツいっす。

 

◯最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~

最近そこそこ勢力を伸ばしつつある異世界(転生ではない)+追放モノの作品。最初はCV:市ノ瀬加那の従者枠とCV:小倉唯の妹枠ってことで行けるかなと思ってたんですけどいかんせんストーリーが中身スカスカすぎて、箸にも棒にもかかりませんでしたね…。こういうやつ、どの層に需要があるんだろうな…。どうでもいいけど転生モノでもないのに世界観や戦闘システムがゲームっぽい異世界見ると没入感が薄れちゃうからやめて欲しいっすよね。

 

◯最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

異世界転生モノ。とはいえ転生前の記憶などはあんまり残っていないようで前世の記憶で無双とかはない。いる?この設定。主人公のアイビーは⭐︎無しのテイマースキル持ちで⭐︎ありのスキルが普通のこの世界では迫害されてしまうが、⭐︎無しのお陰で普通のテイマーでは弱すぎてテイムできないレアスライムを仲間にできたっていう流れなんだけど、このスライムが弱すぎるという性質を持ってるくせに傷を完治させられたり善人と悪人を見分けられたりと強能力使えるのちょっとご都合が良すぎないか?と思ってしまった。まあ直接戦闘に関わる能力じゃないしいいのかな…?アイビーは9歳で戦闘スキルも皆無なので行く先々で信頼できる大人を見つけては守ってもらうという弱者ムーブが目立ち、あまりにもアイビーがやってることが少なすぎて爽快感もない。ストーリーも最大の山場がスライムの識別能力で自警団の裏切り者を炙り出す程度のものでこれ本当に盛り上がる?って感じだった。それにしてにもこの世界の大人、謎の子供の話を信じすぎだろ…。

 

◯佐々木とピーちゃん

現実世界のモノを異世界に転売して金稼ぐ話。こういう作品には珍しく、現実世界の方にも異能者がいて、二つの世界で交互にイベントが起こるのであっち行ったりこっち行ったり忙しい。しかもそれぞれのイベントが独立してて導線がないので毎回脈絡なく話が始まってる感があって、とっ散らかってる印象を受けるんだよな。ギャルゲーの各ヒロインの個別ルートを交互に進めてるみたいな。終わり方もえ?これで終わり?みたいな消化不良感もあるし微妙だった。でも2期はいら(ないです。)追記:2期決まっちゃったよ…。

 

◯30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい

ホモアニメ。30歳まで童貞だった主人公が他人に触れるとその人の考えてることが読めるようになる魔法を手に入れる話。この魔法の特性上主人公はよく人の体に触れるんだけど、普通そんなに他人の体と接触する機会なくない?アクシデント的に他人に触っても一瞬だけだしずっとくっついてたら「えっなにお前」みたいになるやろ普通。取引先の人とか同僚の女の子とかにずーっとくっついてるの見ていや、そうはならんやろって一生言ってた。まあそれは置いといて、中身は何の変哲もないホモアニメだったのでいや〜キツいっす。これがGLだったら楽しんで見れたのかなあと思ったりした。作画も不安定気味。

 

弱キャラ友崎くん 2nd STAGE

陰キャが自分磨きしてリア充になる話。序盤は胸糞悪いイジメ回を延々とやってて普通に不快だったけど中盤以降の文化祭パートは良かった。一期見た段階だと菊池さんと付き合って終わりでええやんと思ってたけどここにきてみみみがかなり上げてきたなあって感じ。友崎を意識し始めてからのみみみの挙動が可愛すぎる。最終的には友崎は菊池さんを選ぶんですけど、そこに至るまでのみみみの心境を考えると涙が出、出ますよ…。これがギャルゲーだったら真っ先にみみみ√に行ってるんだけどなあ。それにしても友崎が日南と付き合うみたいなしょーもない展開にならなくて良かったと心の底から思います。日南とくっついてたら怒りのあまりモニターを破壊しているところだった。

 

◯シャングリラ・フロンティア(2クール目)

VRMMOモノの2クール目。今期は墓守のウェザエモン戦がメインだったかな。このユニークモンスターもモーションが隙潰しすぎたりゾンビ戦法前提で復活アイテムをありったけ捻り出さないといけなかったり絶対まともに攻略できる想定じゃないよね。簡単にクリアされたら悔しいからね仕方ないね。ぶっちゃけ現実世界のプロゲーマーたちなら何回も挑戦してモーション覚えたらクリアできそうではあるけど。それにしてもウェザエモン戦長すぎて普通に飽きたゾ…。前の感想でも触れたけどVRMMOモノは緊張感がなくてあんまり感情移入して見れないんだよな。10月からは2期やるらしいのでもっと面白くなることに期待。そういえばこのアニメのメインキャスト2人が結婚されてましたね。作品中で結構絡みが多いので公共の電波でイチャイチャを垂れ流してるみたいでおもろかった。

 

◯SYNDUALITY Noir 第2クール

夏にやってたやつの続き。今回のクールからはノワール(CV:古賀葵)がミステル(CV:古賀葵)と分裂して2種類の古賀ちゃんが楽しめるようになったのでお得感が出てきた。しかし中盤以降はノワール絡みの話は鳴りを潜め、シエル(CV:青山なぎさ)がしゃしゃり出てきたのでアーナキソ…。なんやかんやでシエルは消滅し、ノワールがシエルの意思を受け継ぎ歌い手デビューする回があるんですけど、ノワールの歌を楽しんでたのに演出でシエルが乱入してきてもう気が狂う!ラブライブ声優だか何だか知らないがゴリ押しやめちくり〜。これもうSYNDUALITY Sielじゃん…。ツインテは相変わらず可愛かった。

 

◯スナックバス江

りえりーに下ネタ言わせるためだけに存在するアニメ。コントみたいなアニメで基本的には面白いんだけどごく稀にありえないほど滑っててエピソードごとの当たり外れがでかい。森田回すこ。

 

戦国妖狐

戦国時代で妖狐とそのお供が人間の勢力となんやかんや戦う話。メイン4人のうち妖狐たまとその従者迅火は世直し姉弟と名乗りながら専ら謎の妖術を操る坊さんの集団としか戦っておらず、なんかついてきた真介、道中で助けた芍岩と目的不一致の連中が揃っており、何がしたいんだかよくわからない。そしてとにかく漫然と戦いを続けており話の流れが見えづらい。何でこいつら戦ってるんだっけ…となりがち。戦闘描写もなんか作戦とか機転とかそういうのなくて必殺技みたいなのを互いに撃ち合ってるだけで非常に大味。戦闘がメインなのに戦闘シーンがおもんないのは致命的。パーティで一番かわいいキャラが途中離脱してしまうのも痛い。作画や演出も安っぽい。しかも3クールもあるらしい(Wikipediaより)。勘弁してくれよ…。

 

◯葬送のフリーレン(2クール目)

1級魔法使い昇級試験編。シュタフェルが見たくて見てたのにシュタルクが全然出てこなくなって暴れてたけど代わりにラヴィカンの濃厚喧嘩ップルが見れるようになったので許した。急にキャラ増えたけど、各キャラクターの心境やバックボーンが丁寧に描かれていたので面白かったしすんなり覚えることができてよかった。キャラをいっぱい出すときは視聴者がちゃんと覚えられるようにしっかり深掘りをするのが良いとされていますね。

 

◯即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

別に転生特典とかではない即死能力を使って無双する何の緊張感もない作品。こういう絶対勝つのが分かりきってるのって何が面白いんですかね。そら勝利するのは既定路線にしても、強敵相手に苦戦したり、うわ〜どうなるんだろうみたいにハラハラドキドキしながら見るのが面白いんじゃないのか。キャラが大量に出てくるけどすぐに死ぬから覚えなくてもいいよってスタンスかと思いきや一部のキャラは再登場してくるシステムのせいで人の名前を覚えられないのもキツイ。だんのうらさんのキャラはそこそこ好きだったのでツッコミどころ探しながらギャグとして楽しむのが精神衛生上よさげ。どうでもいいけどこのアニメ、たまに画面端が暗くなるんだけどなんの演出なんだろうか。

 

ダンジョン飯

モンスターを料理して食う話。調理方法や食材のバリエーションには富んでいるが話の流れはワンパターンでまあまあ退屈。ライオスとセンシの奇行とそれに振り回されるマルシルとチルチャックを見るのを楽しむ感じのアニメかなと思った。マルシルは可愛かった。終盤、ライオスの妹のファリンが復活してパーティメンバーに加わって百合展開やったぜ。ってなったけどまたすぐに離脱してしまった。ファリン救出がこのパーティのメイン目的だから話続けるなら多少はね?

 

◯治癒魔法の間違った使い方

少人数異世界転生モノ。1人または大人数でっていうのが異世界転生のよくあるパターンなので3人転生は結構珍しい?回復系スキルが活躍する異世界ということで夏にやってたキツい異世界が頭をよぎったが、本作はそこそこ面白かった。実際に死ぬかどうかは置いておいて、死は結構間近にあるんだぞっていうのはしっかり描写しておくと程よい緊張感が出ていいと思う。団長の過去編でもしっかり人が死んでるし。前世の話もちゃんとするし、異世界系の作品の中ではまともな出来かなと思った。

 

◯道産子ギャルはなまらめんこい

地域系ラブコメ。いつも思うけど何でこの手の作品のギャルってTwitter(旧エックス)に生息してるオタクみたいな喋り方するんですかね?それはそれとして、冬木さんのパワーが低すぎないか?序盤で秋野(CV:花守ゆみり)が出てすでに持っていかれた感あったのにさらに中盤で夏川先輩(CV:上田麗奈)登場で完全にヒロイン交代レベルでしたね。上田麗奈のキャラパ高すぎる。その割に夏川先輩の話は2、3話そこそこで終わってあとは1話につき一言喋るかどうかくらいしか出番なくなって涙が出、出ますよ…。夏川先輩いんのに冬木に靡く理由がマジでわからない。上田麗奈さんは用法容量を守って正しく起用しないとメインヒロインを食ってしまうってはっきりわかんだね。

 

◯望まぬ不死の冒険者

異世界風ファンタジー。主人公が一度死んで蘇生して、スケルトン→ゾンビ→グールみたいな感じで進化を続けて最終的には人とあんまり変わらない姿に戻ってしまった。この手の異世界風作品はどれも似たり寄ったりなのに自分からアイデンティティをひとつ捨てていって草。ストーリーもまだ序盤なのであんまり盛り上がるシーンもなく微妙だった。別に2期はやらなくていいです。

 

◯姫様“拷問”の時間です

捕らえた敵国の姫に拷問と称して美味しいものをいっぱい食べさせたりする話。最初はこれ12話持つか…?と思ったけど話のバリエーションがそこそこ多くて飽きずに楽しめた。中盤以降姫様が好き勝手に牢から脱走してウロウロしてんのすき。ゆる〜い感じで見れるので大量にアニメを見てる中こういう作品があると一息つけていい感じです。作画も綺麗。

 

◯ぶっちぎり?!

MAPPAの高級ホモアニメ。ごく普通の高校生が謎の魔人をスタンドにして不良と喧嘩する話。今どき不良モノって…って感覚があるのにさらに主人公の荒仁が気にかけてくれる幼馴染を邪険に扱う、2つのチームの両方のトップに媚を売る、などあまりにも畜生な性格をしていて目に余る。他のキャラも暴力に訴える脳筋か性悪の女しかいないのでマジでどのキャラクターにも感情移入できなくて詰んでる。こんなんにMAPPAさんの限りあるリソースを注ぎ込まなくていいから(良心)。

 

◯僕の心のヤバイやつ 第2期

春にやってたラブコメの2期。山田と市川の関係性が大きく動いたクールでしたね…。ラブコメのお互いに好きだけどまだ気持ちは打ち明けてないあたりの展開、すこすこのすこ。山田杏奈の反応がいちいち可愛すぎてつらい。それにしてもスマホ世代の恋愛はビデオ通話とかできていいなあと思った(おじさん世代)。ぼくが中学生のときは携帯電話すら持ってなかったからね…。このアニメ、サブキャラも魅力的なのが多くていいね。おねえは可愛いし、ばやしこ関根吉田は言うまでもないけど、男子連中も最初はただのエロガキだったのに市川とコミュニケーションを取るようになってからそれぞれの内面が知れて意外と気のいい奴っていうのが判明したり。さらに終盤でCV:上田麗奈のサブキャラが追加されて神になってしまいましたね。最終話も完璧すぎた、この後の展開が気になりすぎる。原作買うのもやぶさかではない。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

35話〜45話で区切りとさせていただきます。ようやくパルデアに帰ってきて、パルデア産ポケモンのエピソードも増えてきた。SV発売から1年以上経ってるけどな!しかし相変わらず各エピソードに地続き感がなく飛び飛びになってる印象。六英雄絡みの話もあんまりしなくなった。そもそも何でパルデアに用があったのか忘れちゃったゾ…。クールの終盤では思い出したかのようにエクスプローラーズが出てきて今度は黒いレックウザを巡って一悶着。エクスプローラーズ幹部組はレックウザを追い詰めるも何故か撤退。リコロイはレックウザとバトルして満足(ボールには戻さない)。アメジオはなんか出てきて共闘して帰っていった。総じて全員なにがしたいんかよくわかんなかった。これリコロイたちに至ってはなんか知らんけどパルデアにきたらエクスプローラーズがレックウザ呼び寄せようとしてるとこに出くわしたわ!ってなっただけで別にレックウザ目的にパルデアに立ち寄ったわけではないよね。そもそもパルデアまできてレックウザなのもうーん。まあレックウザもパルデアに出現する(藍の円盤)からセーフか…なおブロックルーチン。そしてレックウザに破壊されて航行不能になったブレイブアサギ号。よし、これでスムーズにアカデミー入学編に移れるな!それにしても何でこんな変なタイミングなんですかね?六英雄に会う旅は?どうにも予定されてたプロットとは違うもので急遽路線変更された感が否めないよね。まあ憶測ですがオリジナルストーリーが想定以上にウケなくて原作準拠のアカデミー編に舵を切ったってところですかね。変に色気出してオリジナルストーリーで勝負して、旗色が悪くなったら原作人気に泣きついてるの、恥ずかしいと思わないんか?これなら最初からアカデミーに通わせとけば良かったやん。まあ、オリジナル脚本はダメだと見切りつけて原作準拠のストーリーに修正しようとする判断は評価したいと思います。気づくのに1年かかったけどね。

 

◯ぽんのみち

麻雀をやる女子高生たちの話。1話で初心者向けの麻雀の説明をした後は、アバンで申し訳程度のイカサマ紹介パートが入るくらいでほぼ麻雀をプレイしない日常アニメであった。後半たまに麻雀するけどイカサマばっかやり始めるのでまともに麻雀をしたのは11話だけだったんじゃないかなあというレベル。あとはたまに挟まるパロディネタらしきものが寒くて微妙だった。元ネタ知ってれば面白いんかなあ?まあ日常アニメに麻雀要素をひとつまみ…wしただけのアニメと思えば及第点かなと思います。最終話ラストシーンで上田麗奈のキャラが出てきておちょくってんのかと思いましたね。あと12話早く出てきてればなあ。

 

◯魔女と野獣

魔術師のアシャフと謎の女性ギドが因縁のある魔女を探してなんやかんやするファンタジー×男女バディ系の話。これギドは魔女の呪いで女の体に封印されてる怪物っていう認識でいいんだよな?結局最後まで見てもギドの正体がよく分からなかったんだよな。見方を変えるとTSモノなんだけどギドの言動がツンデレどころか短気で粗暴なチンピラそのものなのでまったくそれっぽい雰囲気にならなかったのが残念。ひょんなことからいつもつるんでる男と恋人のフリをするハメになって「クソッ何でこいつなんかと…」とかぶつくさ言いながら腕組んだりして思ったよりもドキドキしてしまう自分に気づいて相手の方を見るもいつもと変わらない余裕のある表情をしていて釈然としない気持ちになるTS女のお約束展開が見たいだけの人生だったけどな〜俺もな〜。(好きな性癖発表オタク)

 

◯マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編

魔法の世界で物理で解決なアニメの2期。相変わらず戦闘がワンパ。急にシュークリーム食いだすネタも、マッシュの挙動に外野がポカーンとするのも何回も擦りすぎててくどい。せっかく上田麗奈がいるのに全然喋らない点も残念。1話と12話だけですかね?まともに喋ってたの。キャストがチョコ作ってる特番が一番面白かった。

 

◯魔都精兵のスレイブ

えっち系異能力バトルモノ。女の権力が強くて男は奴隷扱いがデフォなのでM男向けって感じですね。ぼくはMではないのでえっち要素はいまいち刺さらなかったけど中盤から人が増えてきてストーリーも面白くなった印象がある。ぼくは若狭サハラ(CV:上田麗奈)がすこ。格闘戦をするタイプのキャラなのでよくぼこぼこにされるシーンがあるんですけど上田麗奈さんがぼこぼこにされてるときの声からしか摂取できない栄養素が摂取できるので非常にいい感じでした。攻略対象じゃないっぽいのが悲しいなあ…。2期もあるらしい。いいゾ〜これ。

 

魔法少女にあこがれて

魔法少女に憧れている少女が何故か悪の組織の女幹部になってしまい魔法少女と戦わされる話。戦うといっても専ら触手やらハサミやら蝋燭やらを出して凌辱し始めるので大変えっちなことになっておりました。マジアベーゼがやべーやつなのがめっちゃ面白い。アズール闇堕ち回で解釈違いでブチギレてたのほんますこ。やべー女が出てくるアニメはだいたい面白い定期。あとはレオパルト(CV:古賀葵)の声が大変良かったですね。古賀ちゃんのシャブキメてそうな声すこ。古賀ちゃんの新しい可能性を感じさせてくれたまほあこ製作陣にガチで感謝の意を表させていただきます。2期も作ってくれよな〜頼むよ〜。

 

◯名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~

異世界で温泉に入る謎のショートアニメ。一応エロアニメ枠だけど湯気で隠れてるので何も見えない。このアニメは何と言っても声優【馬場豊】氏が出演してるところが最大の見どころですね。というかあまりにもほんへがしょーもなさすぎて(普通に尺が短いのもある。何でショートアニメなのに毎回1分のOP流すんや)これぐらいしか印象に残るシーンがない。どうでもいいけど何でこのアニメ半身浴がデフォなんですかね?ちゃんと肩まで浸かれ。

 

め組の大吾 救国のオレンジ(2クール目)

大吾、雪の過去が明かされてめ組結成に向けて組織が動いていく第2クール。救助の現場も厳しい環境のものが増えていき、さらに数年後にくるという大災害の話もちょくちょく出てきて緊張感が高まってきましたね。全体的に救助の現場の話は面白いんで良かったんですけど、前回のあらすじとか総集編っぽいのとかでの尺潰しが酷いなあと思った。夕方アニメの定めですけどね。

 

◯メタリックルージュ

地球外とか人造人間とかSF要素を詰め込みまくった作品。仮面ライダーに出てくる怪人みたいなのに変身して戦うのとかいかにもボンズっぽい。お話がんまあ、そう…よくわかんなかったです…。全体を通して説明不足感が否めない。WikiとかPixiv百科事典とかを読まないとストーリーが補完できないようなアニメの作りはダメでしょ…。ルジュとナオミの百合を楽しむ感じの作品ですかね?メイン2人の声優さんの演技もあって2人の掛け合いは結構面白かったですね。

 

◯百千さん家のあやかし王子

少女漫画的な怪異モノ。家に居着いた妖怪たちとドタバタ過ごし、ヒロインが窮地に陥ると男が助け、たまに悪霊を浄化したり荒ぶる神を鎮めたりとまあありがちなやつでした。特に言うことはないです。作画は微妙。

 

◯勇気爆発バーンブレイバーン

1話中盤までの印象は硬派なミリタリーモノって感じだったので終盤の展開でしばらく脳がフリーズしてました。2話以降もイサミが可哀想な目に遭ったりブレイバーンが気持ち悪かったり精神が休まる暇がなかった。製作陣が常にふざけ倒してるのでどういう心持ちで見ればいいのかわかんねえよ。シナリオはそこそこ王道パターンで要所でしっかりシリアスを入れてきたり、作りはまともなんだよなあ…。毎週楽しく見てたけど消費カロリーがエグいのでこれを毎クールみるのはしんどいと思った。とんでもないアニメだったな…。

 

◯ゆびさきと恋々

耳の聞こえない主人公の雪が海外を飛び回る逸臣に惹かれ、結ばれる物語。手話で会話する雪が惹かれるのが、言葉の通じないコミュニティに飛び込むことに躊躇しない逸臣だったという作劇が美しい。雪は声を出せない代わりに表情が豊かで身振り手振りなどの動きが多いのがとっても可愛い。ラブコメの例に漏れず、雪に片想いしてる男も逸臣に片想いしてる女も出てくるんだけどそいつらの話はほどほどに、あんまりドロドロした展開を引きずらなかったのも良かった。作画も綺麗。良質なアニメでした。

 

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season

よう実3期。特別追加試験以外のエピソードが印象に残ってません。綾小路くんがかなり派手に動いてるように見えるので彼が大多数の生徒からはごく普通の一般生徒という評価をされている設定にそろそろ無理があるだろと思い始めてきた。堀北さんは2期に比べてそこそこ喋るようになってきたけど軽井沢、一之瀬、坂柳あたりが強いので相対的にヒロイン感が薄れていってて草生えるんだよな。

 

◯ラグナクリムゾン(2クール目)

未来から帰ってきて俺TUEEEする系の2クール目。序盤は日高里菜の両腕欠損してるえっちなキャラが出てきて楽しかったけど代わりに上田麗奈が出てこなくなってしまった。この作品戦闘が結構大味でつまらないと思うんですよ。主人公が戦略も知性もなんもなくパワーと根性でゴリ押しするタイプなのでぼくと相性が良くない。キャラも大量生産、大量消費の使い捨てが横行しててあんまり好きになれなかった。終盤の上田麗奈劇場はマジで良かった。上田麗奈さんは狂気を孕んだ演技や絶望したような声、ボコボコにされたりしてるときの悲鳴などで真価を発揮するタイプ(もちろん普通に喋ってるだけでも強いぞ!)の声優さんなのですけど、このアニメではあらゆるバリエーションの上田麗奈の声が聞けたのでさすがだぞ!上田麗奈の使い方をバッチリ理解してるんだな!となっておりました。上田麗奈のキャラが死んでしまったので続編来たとしてもあんまり嬉しくなさそうなのが残念。てか敵さん全滅したけどこっからまだやることあるんですかね?

 

◯ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

悪役令嬢モノ…かと思いきや別に主人公に悪役令嬢要素はなく多々野令嬢だったのでエセ悪役令嬢モノですね。最近悪役令嬢が概念になりつつあるな…。異世界やり直し系の主人公は神からチート能力をもらったり、より発達した文明の科学知識を持っていたりで無双しがちですが、こいつは何度もループを繰り返すことで能力を獲得していくパワータイプなのがちょっと独自性ありですね。まあやってることはごくありふれた悪役令嬢モノだったので本筋にはあんま新鮮味はなかった。どうでもいいけど主人公のリーシェ=イルムガルド=ヴェルツナーって名前、めっちゃ声に出して読みたくなりませんか?俺も異世界に転生したらこの名前名乗るか…。

 

 

以上44本になります。今季はまあそこそこ見るもの多かったかなという印象です。しかし面白いアニメはさっさと終わってしまって4月まで残ってるアニメにロクなのがないのが残念極まりなかった。クソアニメの皆様におかれましては、どうかせめてクール内に収めていただくようお願い申し上げます。来季は続き物が強そうな感じでいいですね。あとご新規さんで2〜3本おもろいのがあれば楽しく3ヶ月を過ごせそうです。では今回はこの辺で失礼します。ほな、また…。

2023年秋アニメ総評

2024年初投稿です。らいとです。

2023年秋クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。

 

 

アイドルマスター ミリオンライブ!

アイマス枠。ぼくはあんまりアイマス詳しくないけどニコニコ動画黎明期によく見た人たちが出てたのでなんとなく安心感があった。それにしてもキャラ多すぎませんかね…ほとんど印象に残ってないゾ…。高坂海美だけ覚えました。大正義上田麗奈さん。たまに上田麗奈さんの声が聞ける以上の価値を見出せなかった。ライブ中に機材トラブルで曲止まってアカペラで歌う展開、114514回は見たからもうやめにしないか?

 

◯新しい上司はど天然

パワハラに胃を病んで転職した男が新しい職場で天然上司に癒される話。上司の天然が天然というよりも注意力不足とか難聴みたいなんが多くていや、そうはならんやろってなってた。しかも男しか出てこないので絵面に華がなさすぎる。中盤で上司と同居するんだけど地獄すぎて生きた心地がしないと思うんですけど…。他にも猫のモノローグが人間すぎて気味が悪いし、職場の同僚たち(男4人)でクリスマスパーティやってたりなかなかキツいアニメでした。

 

◯アンダーニンジャ

現代日本の裏で暗躍する忍びたちを描いた作品。この手のやつ好きなんすよね〜。序盤から登場人物の癖が強すぎて圧倒されてた。安易に美男美女で固めないところが好感持てる。固有名詞と相関図がイマイチよくわかんなかったし場面が飛び飛びになってたので話の流れはよくわかんなかったゾ…。ラストがかなり衝撃的であった。綺麗に落ちた感じではないので2期やるんすかね?

 

◯アンデッドアンラック

不死の男と不幸を呼ぶ少女がなんやかんやする話。最初は結構哲学的な感じなんかなと思ってたけど普通に異能力バトルモノだった。アンディと風子が戦いを経て絆を深めていく感じがいいですね〜。バトルも激アツで面白いんで少年マンガの王道って感じで楽しめました。

 

ウマ娘 プリティーダービー Season 3

ウマの3期。だいぶ人気コンテンツになりましたね。今回の主人公はキタサンブラック。競馬全然知らないけどなんとなく沢山のファンに愛された馬だというのがよくわかりました。ドゥラメンテが出たときにTLめっちゃ盛り上がってたけどなんも知らないからんまあ、そう…って眺めることしかできなかった。やっぱ史実を知らないと100%楽しむことはできないのかなあと悲しくなってしまった。それにしてもスピカの先輩たちっていつも部室にいるけど何やってるんですかね。

 

オーバーテイク

カーレース(F4)のアニメ。ぼくはカーレースの知識といったら「イキスギィ!あーお互いに行きすぎた!」しか知らなかったけど、作中での専門知識の解説が非常にわかりやすくて視聴者置いてけぼりにならないよう頑張って作ってるなあと感じた。ストーリーも最初はBLっぽくて微妙かなと思ってたけど中盤以降メイン2人(悠と孝哉)の重い過去が明らかになり、2人が信頼関係を築いていく過程がしっかり描かれていてかなり面白くなった。サブキャラも魅力的に描かれていて、各々が壁にぶつかりつつも乗り越えていく成長の過程も見られてキャラクターそれぞれに深みが出ていた。すべてのマイナースポーツ系の作品に見習って欲しいストーリー構成だった。上田麗奈の声が定期的に聞けるのもよき。

 

◯お嬢と番犬くん

極道の娘とその世話係のラブコメとかいう使い古されたやつ。作画は崩れてるし話もワンパターンで新鮮味がないしキャラ魅力もあんまりないの三拍子揃った作品という印象。26歳若作りヤクザは言動が痛々しいし、キトアカのヒロインもどっちつかずで煮え切らない態度だしまあなんというか見ててきつかった。なんかあんまり2人を応援しようという気分にならないんですよね。なかなかくっつかなくてもどかしい!っていうのが普通のラブコメだと思うんですけどそういう気持ちより先にイライラがきてしまって楽しめなかった。

 

◯カノジョも彼女 Season 2

頭おかしい系ラブコメの2期。頭のおかしさは健在だったので満足。でも今期もっと頭おかしいラブコメがいて二股が霞んで見えてしまうんだよな…。終始りえりー(紫乃さん)がメインヒロインって感じで進んでたけど2彼女を差し置いて1番えっちな目に遭ってて笑っちゃうんですよね。さきさきはともかく渚ちゃんがかなり空気になってた印象だけど不憫キャラで通していくんですかね。3期やって欲しいけどな〜。

 

◯カミエラビ

デスゲームモノ。参加者それぞれがデバイスと特殊能力を持ってる、殺し合って最後の1人が神になってなんでも願いを叶えられるなど、モロ未来日記みたいな感じだった。作画は簡素な3DCGだったけどキャラクターは結構可愛いと思いました。さわさんすこ。終わり方はよくわかんなかったけど分割2クールらしい?のであんまり期待せずに待ってます。どうでもいいけどなんで制服がノースリーブなんですかね…?

 

◯鴨乃橋ロンの禁断推理

訳あって探偵行為を禁じられた探偵が、ポンコツ刑事と組んで難事件を解決する一風変わったバディモノ。主人公コンビのロンと都々丸の軽快なやりとりが面白く、サスペンスにありがちなトンデモなトリックもなくてかなり見やすかった。これの作者、家庭教師ヒットマンREBORN!描いてた人なんですよね。かなり好きな作品だったし、会話の畳み掛けるツッコミとかの感じが結構それっぽくて感動してました。

 

◯川越ボーイズ・シング

ボーイズクワイアとかいう謎の競技をやる高校の部活の話。最初は合唱部をイキって呼び替えてるだけだと思ってたが歌いながらダンスし始めたのでもう無理だった。登場人物はほぼほぼ頭のおかしいやつとマイペースなやつしかいないので収拾がつかない。女の顧問の先生だけが癒しだった。ストーリーも基本的に茶番をやってるかと思いきや急にシリアスになり始めたり何がしたいのか意味不明。挙げ句の果てに最終話放送未定という体たらく。何だったんですかねこのアニメは…。

 

◯帰還者の魔法は特別です

人生やり直し系のファンタジー。前世の話を全くしてくれないせいで2周目が1周目とどう違うのか、どういう分岐を辿ってるのかが全然わからん。ストーリーは雑だけどツッコミどころを探すのが楽しいんでまあよし。作画は微妙だけど鈴代紗弓のキャラはかわいい。OPがめっちゃダサいんですけどずっと聞いてるとなんか味が出てきて逆に好きです。

 

◯君のことが大大大大大好きな100人の彼女

今期頭おかしい系ラブコメの本命。二股どころか将来的に100股までいくらしい。頭おかしいんか?ほんへの内容もコンセプトに負けず劣らずギャグに全振りしている…と思いきや急に真面目な話をし始めるもんだから温度差で風邪ひきそうだった。この手のアニメにしては珍しく主人公に不快感がないのが特徴ですね。爽やかで彼女たちへの愛情をストレートに表出させるから見てて気持ちがいいというか清々しいというか。誠実そうに見えるけど100股してるのは誠実なのか…?ヒロインも魅力的なキャラが多いし話のテンポも良くてかなり面白かったです。2期決定してるので楽しみ。ちなみに原作はいま彼女24人目とからしい(Wikipediaより)。本気で100人までやるつもりなのか…(困惑)。

 

薬屋のひとりごと

後宮に勤める薬師の女の子を描く中国王朝風異世界。あんまりこういう作品見ないからかなり新鮮でしたねえ。1話で猫猫が日本語で書かれた文字に反応してしまうシーンがあって、ああ、現代日本からの転生者なのねって思ったけど別にそういうことではなかったっぽくて???ってなってた。ラブコメっぽいけど猫猫の壬氏に対する反応からそういう風に発展する可能性はあるんだろうか…と思っている。ミステリー作品としてみればいいんかね。そういやTwitter(旧エックス)で「猫猫は厨二病のオタク女子が好みそうな要素が詰まっている」みたいなツイートが流れてきてもうそれにしか見えなくなったんだけどどうしてくれるんや。

 

◯経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。

オタクに優しいギャルのラブコメ。ギャルの語彙がギャルというよりTwitterに生息してるオタクのそれで一生笑ってた。途中でギャルの双子の妹が出てきてプチ修羅場になるんだけど、なんかあっさり決着ついてなんかもの足りねえよなあ?主人公がCV古賀葵の妹ちゃんに迫られても流されなかったのでこいつEDか?って思った。個人的にはギャルよりも古賀ちゃんの妹ちゃんがすこだったけど、なんか当て馬にされたみたいで可哀想…可哀想じゃない?妹関連、ギャルの友達と主人公のオタク友達の恋愛事情、ギャルの両親の話など色々と描写してたけど全部なんか中途半端というかとっ散らかってる風でなんだか何がしたいんだかよくわかんなかったゾ…。

 

◯攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

中華系異世界アニメ。ついに大陸からも異世界進出か…。とはいえなろう系テンプレの異世界っぽい感じではなくモロソシャゲっぽい異世界であった。スキルとかステータスとかの話が平然と出てくるし挙げ句の果てに死んでもすぐリスポーンする始末。こんなんじゃ全然緊張感ないよ〜。話も別にそんなに面白くはなかったけど声優陣だけは豪華でこれが資本力の差かとつくづく思わされた。いずれシナリオも洗練されてきたらアニメ業界が中華一色に染まってしまうんだろうか…。どうでもいいけどCパートの茶番が長スギィ!

 

◯婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む

女の子拾う系のラブコメ。序盤以外言うほどイケナイこと教えてない…教えてなくない?主人公が俺TUEEEだったりヒロインが実は固有能力持ちだったりは結構王道パターンな気がしますね。無難すぎて特に言うことがない。この手の作品はサブキャラを余程魅力的に描かないと邪魔くさくなっちゃうので難しそう。実際何匹かこいついる?ってなった奴いたし。シャーロットはかわいい。

 

最果てのパラディン 鉄錆の山の王

硬派系異世界英雄譚の2期。小説を読んでるかのような重厚な世界観は刺さる人にはすごい刺さるんじゃないかなあ。お堅い感じなのであざといヒロインやサービスシーンは一切なくストイックに冒険を進めていくのが特徴。話は面白いんだけど如何せん1期最序盤が1番面白かったなあというイメージが拭えない。それとやはりキモオタとしては可愛いヒロインが出てこないのは致命的であると感じた。小説とかでゆったり読み進めるのにはいい作品なんじゃないかと思ったり。原作小説なのか知らんけど。

 

◯SHY

恥ずかしがり屋のヒーロー「シャイ」が奮闘する物語。ヒーローモノではあるが力技ではなく相手の心を動かすことで問題を解決することが多かった異色な作品という印象。そういうコンセプトだと思うんだけどぼくは脳筋なので全部ぶっ飛ばしてスッキリ解決するストーリーの方が好みですね。ストーリーの方は序盤で東山奈央のキャラを助けてなんやかんやで友達になるとこは結構良かったんですが、終盤のロシア編が結構冗長に感じた。長すぎんよ〜。百合アニメだと思って見てたんでいやーキツいっす。それにしてもこの世界、各国に1人ずつヒーローがいるらしいんですけど1人で国全体をカバーするのキツそう…キツそうじゃない?ロシアのヒーローとか絶対大変だゾ。

 

◯シャングリラ・フロンティア

VRMMO系の金がかかってる方。クソゲーハンターの主人公が神ゲーと評価される「シャングリラ・フロンティア」をプレイするという作品なんですけど、ぼく個人的にはシャンフロはクソゲー判定なんだよな…。ソロでは突破不可能レベルのボスエネミーが配置されてたり、PKが横行していたりで初心者お断り感がすごい。挙げ句の果てには出現条件が解明されておらず討伐成功者もいないユニークモンスターが存在するという点。神ゲーの基準ってプレイヤーが気持ちよくゲームできるのが絶対条件だと思ってるので簡悔仕様丸出しのエネミー出す時点で神ゲーはないです。発売直後とかならわかるけど発売から1年経ってるらしいのでこれもうわかんねえな。まあこの世界のゲーム、操作性が著しく悪かったりバグが放置されてるのがスタンダードっぽいし多少はね。あとVRMMOモノに共通して言えるんだけど所詮ゲーム内のお話なのであんまり緊張感がないっていうのがイマイチ物語にのめり込めない。CV日高里菜のうさぎさんはかわいい。

 

◯16bitセンセーション ANOTHER LAYER

過去に飛ばされてゲーム会社でエロゲー作る話。元エロゲの民としては知ってるゲームが結構出てきてそこそこテンション上がってました。リアルでこんなにエロゲ買い込んでる女の子存在するんですかねえ…?昔のゲームの作り方もはえーこんなして作ってたんですねえと感心しておりました。昔はこうやってゲーム作ってたみたいな参考資料になりそう。中盤以降ファンタジー要素(開幕からファンタジー全開じゃんというツッコミは申し訳ないがNG)がドカドカ増えてきてこれもうわかんねえなってなった以外はまあそこその面白かったです。コノちゃんの肩出し服がえっち。

 

◯呪術廻戦 渋谷事変

渋谷事変閉門まで。もう後戻りできないねえ…。割と初期から出てるキャラが死にまくってアーナキソ…。相変わらず作画はいいんだけど術式の原理とかはわからないのでヤムチャ視点で見ている。Twitterで有名なセリフが聞けたので満足でした。

 

SPY×FAMILY Season2

有名なやつの2期。なんか思ってたよりも大衆向けになったなあっていう印象。よつばとみたいな感覚で見てます。話自体は可もなく不可もないです。無難すぎて特にいうことがない。

 

◯聖剣学院の魔剣使い

魔王がショタに転生しておねショタもどきのことをするファンタジー作品。学院っていうほど学校感ないしむしろ軍人養成学校的な感じの方が正しいような(それをファンタジー用語では学院って言うんだろうけど)。この作品、おねショタがコンセプトだと思うんですけど主人公はガワがショタなだけで中身は普通に100年くらい生きてそうな人外なのでこれを純粋なおねショタと認めたくありません…。ともすればぼくにとってこの作品は9割がた存在意義を失ったも同然なのでなんかえっちなことしてるなー程度の感想しか出てこなかった。解釈違いみたいなもんなんでこれはもうしょうがないです。ストーリーも概ね想像通りです。

 

◯葬送のフリーレン

話題のヤツ。ついに深夜アニメも初回拡大版を金ローで放送するまでに市民権を得たのかと感慨深くなってしまった。それはそれとして長すぎると眠くなっちゃうので一回30分の原則は守って欲しいけどな〜。ストーリーは面白いんだけどアウラに自害させてたとこがピークであとはあんまり絵面が変わらなくて退屈な印象が拭えない。こっからアウラ戦より盛り上がることあんのかな。シュタフェルはてえてえ。

 

◯ダークギャザリング

お化けを捕まえてポケモンバトルするやつの2クール目。1クール目よりもポケモンバトル感がマシマシになっててもはやホラーじゃなくてバトルモノになっていた。この作品、怪異がベラベラ人語を喋り始めるわ、怪異の行動をナレーションがいちいち解説するわで怪異の持つ神秘性がまるで無くなってるのが残念ですね。普通に中に人入ってるでしょみたいな。怪異って人ならざるものゆえの理解不能さがあるから怖いんであって行動原理が人間と同レベルだとまあうん…ってなっちゃう。バトルも基本夜宵ちゃんがなんとかしてしまってK太郎とA子がお荷物なのがいただけない。ちゃんと成長してくれよな〜頼むよ〜。

 

盾の勇者の成り上がり Season3

盾の3期。1期の内容あんま覚えてなくて、2期を直前に見てたんですけどなんか話の内容が地続きになってないような印象が…。1期に比べて話の流れもやや雑な印象をうけた。3勇者の闇落ち→改心の流れをサクサクやってたのは好印象です。こいつらの話しないとあいつらなんだったん?になるしかといって長尺取るような話でもないんで。異世界作品群の中では真面目にやってる方だと思うんで頑張ってほしいですね。

 

◯ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

悪役令嬢モノ。一度処刑されて幼少期に転生して戻ってきてるけどやってることは他の悪役令嬢モノとまったく同じであった。やっぱり流行りなんですね〜。特に目新しい展開もなく、やや登場人物が多くて覚えづらいぐらいで他の作品との差別化点がこれといってない。悪役令嬢モノって異世界なろう系テンプレよりもさらにテンプレの幅が狭くて応用効きづらいから後発組が軒並み微妙っすね…。正直もうお腹いっぱいだゾ…。

 

◯でこぼこ魔女の親子事情

ちっちゃい魔女の母親とでかい人間の娘が送るハチャメチャ日常系アニメ。全編通してゆる〜い感じのノリで進んでいくので力を抜いて見れるのがよかった。アリッサ(CV:古賀葵)がかわいい。古賀ちゃんのテンション高めのツッコミすこ。ギャグアニメだからしゃーないけどフェンネルが過剰に虐められまくるのがちょっと可哀想…可哀想じゃない?全然関係ないけどアリッサの友人のCVが関根明良大地葉プリンセス・プリンシパルのキャストだなーって思ってたら10話のモブキャラに古木のぞみ影山灯が出てきて完全に狙ってて笑った。スタッフの中にプリプリ続編を待ち望んでいるオタクがいるのを感じられて笑顔になってしまった。

 

◯デッドマウント・デスプレイ 第2クール

春にやってた逆異世界転生作品の2クール目。1クール目は結構楽しかったんだけど2クール目に入って登場人物と陣営がどんどん増えすぎてストーリーが追いづらくなってしまった。おじいちゃんなので人物相関が複雑になるとすぐわからなくなっちゃう。ミサキちゃんは可愛かったですね。狂気系の水瀬いのりをすこれ。

 

◯とあるおっさんのVRMMO活動記

低予算な方のVRモノ。VRモノについての是非はシャンフロで書いたんで割愛。この作品、ストーリーの起伏が全然なくてイベントが発生しては解決して…みたいな繰り返しで淡々と進んでいくので印象に残らないし全体的に作業感が漂っている。まあゲームらしいっちゃらしいんだけども。上田麗奈の使い方だけは神懸ってた。上田麗奈と新婚ごっこできる神ゲー。作画と演出がショボいのはこの制作会社の作風みたいなもんなのでもうどうでもいいです。

 

Dr.STONE NEW WORLD(第2クール)

2期の2クール目(通算4クール目?)。宝島編のクライマックスに相応しい激アツ展開の連続だったが特にイバラとの最終決戦がひたすら激アツだった。島を覆い尽くす石化光線からただ1人復活した千空がイバラとタイマン(2対1)を張るというこんなん嫌いな人いないでしょっていう展開でめっちゃ面白かった。ツカサくんも復活して無敵になったし、ついに地球を抜け出して月に行くらしいのでどういった科学技術が出てくるのか非常に楽しみですね。

 

◯はめつのおうこく

最愛の魔女を殺された主人公が世界に復讐する話…なんだけど復讐モノのお約束、健気なヒロインに支えられて人の心を取り戻していく過程が入ってたので最終的には復讐は完遂されないんだろうなと思った。ストーリーの流れもギャグがやりたいんだかシリアスがやりたいんだか中途半端な印象を受けた。ヒロインが綺麗事吐くタイプなのも微妙度を上げている。オタクは綺麗事が嫌いって1番言われてるから。それはそれとしてしょーもない綺麗事で復讐鬼と化した主人公が改心していくのなんか納得できない…できなくない?それから終盤の帝国幹部との戦いが長スギィ!戦闘シーンが間延びしすぎると飽きちゃうので頑張って巻いてください。

 

◯ひきこまり吸血姫の悶々

濃厚な百合ハーレムモノのアニメ。最初はドタバタ百合ラブコメディ的な感じかなーと見てたんだけど早々にシリアス&バトル路線にシフトして温度差でよくわかんないことになってた。そんでコマリが実は超強いという展開になってあーはいはいそういうやつね…とテンションが下がってしまった。終始ギャグでもよかったんじゃないかなあと思ったがサクナ(CV石見舞菜香)が出てからは状況が一転し、かなり面白くなった印象。石見舞菜香さんの迫真の演技すこ。終盤はバトル展開が多くなったが低予算の煽りを受けて作画が微妙になってしまったのが残念。3つも掛け持ちするから…。それでも年明けに持ち越しながらもちゃんと終わらせたのは偉いと思う。

 

◯ビックリメン

ビックリマンシールがすべての世界観の作品。TCGのアニメに似ている。作中ではビックリマンシールを巡り製造工場に爆破予告されたり輸送中のトラックが襲撃されたりコンビニに大量の人が押し寄せたり精巧な偽造シール、グッズが流通したりとかなり治安が悪い。ポケカの未来かな?一部現実ですでに起こっているが。ストーリーはビックリマンの世界観の説明あったけどよくわかんなかったです…。ビックリマンシールで世界が滅びかけるの普通にしょーもないので日常回やってるだけでよかった…よくなかった?

 

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima +

例のネタアニメ。2期いる?いる(鋼の意志)。メインキャラクターが1期で出てた4チーム12人に2チーム6人が追加され、合計で18人になった。多スギィ!相変わらずのぶっ飛び具合だったけど1期の頃よりはちゃんとしたストーリーが組み上がっていて感動してしまった。不満な点としては中盤以降各チームのリーダー格だけが出ずっぱりで他の連中が空気と化していた点、ラップバトルで先1ワンキルが横行していてそもそもバトルになっていない点(1期でも酷かったがさらに拍車がかかっている)が挙げられる。やっぱキャラクター多すぎんよ〜。

 

◯豚のレバーは加熱しろ

豚に転生してしまう異世界。最初はネタ枠かと思ってたけどなかなかどうして世界観とストーリーがしっかりと練られていて面白いなーと感じた。豚も戦闘力は皆無で無双する感じではないので異世界モノというよりもミステリーモノといった感じで楽しめる。まあ豚の独り言はそこそこ痛々しいのでこれに耐えられるかが視聴の際のハードルになってしまうことが残念。あと序盤の音ゲーシーンがマジでいらなかった。真面目にやれば面白いのにどうして寒い演出を入れてしまうのか。まああとは例の如く作画がやばい。戦闘シーンなどの作画コストの高いシーンが後半に来てる都合上、かなり頑張った感のある作画になってしまっていた。ここの制作会社、今期3本出してるけどどれもやばくて草も生えない。

 

◯ブルバスター

建設用機械に乗って未知の怪物と戦うトンデモロボットモノ…と思いきや中小企業の管理職の苦悩を描いた作品だった。ロボットモノなのに予算を気にしてたり、就業規則を遵守して定時が過ぎたら仕事しない奴がいたり、結構風刺的でおもしろかった。最終的には実は怪物の発生源だった親会社に吸収されそうになりながらも全面戦争を始める激アツ展開になり涙が出、出ますよ…。キャラクターがそれぞれ個性が出ててよかったですね〜。上田麗奈のキャラが薄幸そうなのがよきです。

 

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

子供を拾って育てたらめっちゃ強くなった話。アンジェの性格がちょっと子供っぽいところ以外はクセが少なくて見やすいかなーと初期は思ってたけどいかんせんストーリーに起伏があんまりなくて淡々と物事が進んでるように感じる。また、キャラクターが多くて視点も頻繁に変わるのでゴチャゴチャしてる感もある。物語の設定(田舎で隠居、父親の視点が頻繁に映されるなどの展開)を考えるに、オタクが高齢化してこういう初老のキャラクターに感情移入するようになってきてるんですかね?我々もいつかこういうアニメを有り難がるようになってしまうのだろうか…。

 

◯暴食のベルセルク

最弱だったけどなんか謎のスキルが覚醒して俺TUEEEになるよくあるやつ。主人公は聖騎士であるヒロインのロキシー様を守るために武者修行をしながら正体を隠してロキシー様を守ろうとするんですけどその割に寄り道が多くてお前がいない間にロキシー様死んだらどうするつもりだったんや…って思った。序盤にあった心を読めるみたいな設定がいつの間にかどっか行ってるし、割とストーリーとか世界観がガバガバなので気を抜きながら見るのがいいと思います。

 

ポーション頼みで生き延びます!

異世界転生チートスキルでやりたい放題のいつものやつ。ポーション頼みと言ってる割に女神にリクエストした能力が「望む効果のポーションが望む材質、形状の容器に入って出てくる」だった時点でこれ容器悪用する気満々だな…と思ってたら実際剣の形の容器、チャリオットの形の容器、温泉の形の容器…などなどやりたい放題だったの予想通りすぎた。ちゃんとポーションだけに頼れよ。主人公の性格や言動もまあまあ痛々しいので直視に耐えなかった。でも主人公パーティのメンツが主人公抜きでカップリング出来まくってて珍しいなと思いました。だから何って感じですが…。

 

◯僕らの雨いろプロトコル

高校生の主人公がeスポーツチームに所属して、事故で歩けなくなった妹の治療費を稼ぐ話。これ稼ぎすぎると親の扶養から外れて面倒なことにならない?って思いながら見てた。まあその辺の話は置いといて、この作品の本懐はeスポーツの布教だと思って見てたんですが、青春ラブコメ成分が強すぎたので完全に意表を突かれてしまった。のぞ姉が可愛すぎる。俺も一緒にゲームやってくれて色々世話焼いてくれてほんのり俺に好意を抱いているCV水瀬いのりの年上お姉さん系幼馴染が欲しいだけの人生だったけどな〜。作画が非常に怪しかった。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

今期は24話〜34話までとします。ようやく話が動き出した感じ。エクスプローラーズのメスガキが出てきた回は結構面白かったけどそれ以外はまあいつものアニポケだった。バトルがだいたいフリード任せでリコとロイに成長が見られないのがなあ…。舞台もガラル地方をメインにしたかと思いきや原作にない謎の施設を巡ったり、かと思いきやポットデスを謎のポケモン扱いしてみたり、何がしたいんだかようわからん。来季からようやくパルアに帰ってくるらしい。正直原作をおざなりにするんだったら完全オリジナルな舞台に移ってそこで好き勝手にやって欲しいなあと最近思ったりもしてきた。

 

◯星屑テレパス

1年ぶりのきらら枠。最近のきららが強かったんで期待してたけどまあいつものきららってこんな感じだったなあ…となった。メインの2人がちょっと頭おかしい系なのですでに微妙で、追加のもう1人もあんまり存在感がなくてパッとしない。唯一まとも枠の雷門瞬ちゃんがめっちゃ可愛くて、その子だけで持ってた感じ。いわゆるツンデレキャラなんですけど、デレのときが超可愛いんだよな〜。作画も心なしか1人だけかなり気合が入ってたように見えます。最終話アイキャッチのチア衣装すこすこのすこ。あとは笑原先生(CV:高森奈津美)も可愛かったです。メインキャラよりも先生が可愛いってなんだよ。

 

魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール

春にやってたやつの2クール目。通算4クール目。1期の内容ははるか記憶の彼方なんですけど2期は初出キャラが多くそれなりにまとまった内容なのでまあギリギリ話追えました。でもやっぱり何が起こってるのかはんまあ、そう…よくわかんなかったです。上田麗奈がごく稀に出てくるのはよかった。

 

◯ミギとダリ

坂本ですが?と同じ作者の作品。実は双子の主人公が互いに入れ替わりながら1人の人間を演じるサスペンス?モノ。坂本ですが?みたいなシュールギャグの感覚で見てたので序盤は思ったより面白くないな…って感じだったけど終盤にかけて面白さが毎話上がっていった。最終話はまさかの感動展開でこんな話じゃなかっただろ!と思いながら号泣してました。

 

め組の大吾 救国のオレンジ

救急隊員が人命救助で奮闘する話。事故現場で人命救助する方法がいろいろ紹介されててはえ〜すっごい…って言いながら見てた。大吾が肩外すシーンがいつ見ても痛そう。リアルの救急隊員もいつもこんなことしてるんかと思うと頭が下がる思いです。

 

◯柚木さんちの四兄弟。

両親が死んだけど兄弟4人で楽しく生きてますな話。よくあるBLアニメかなーと思ってたけどなかなかどうして感動的な話が多かった。登場人物がだいたいみんないい子なんだけど、柚木家の三男だけはカス野郎でこいつの言動にフラストレーションが溜まる以外はそこそこ見れた印象。

 

◯ラグナクリムゾン

未来の自分から記憶と能力だけ引き継いで俺TUEEEするやり直し無双系。今期この手のやつ多いな…。序盤一緒にいた水瀬いのりの声がする幼女を捨てて男と旅するBL展開になった時はブチ切れてたけどサイコパス上田麗奈の敵キャラ出てきて全てを許した。手のひら大回転。終盤は主人公陣営にCV日高里菜のえっちなキャラも加わって最強の布陣になった。声優でしかアニメを評価できない男。ストーリーもつまんないってほどではないのでまあよし。

 

◯私の推しは悪役令嬢。

乙女ゲーの主人公に転生するも、男キャラじゃなくて悪役令嬢を攻略する一風変わった悪役令嬢モノ(?)。最近の悪役令嬢モノ、悪役感がまるでなくなって概念みたいになってるよな…。濃厚な百合を期待してたんだけどあんまり百合しなかったなという印象。男キャラが結構しゃしゃり出てくるんでどっちかというとドタバタ学園ラブコメ感が強かった。かと思えば最終話で思い出したかのように百合要素を大量にぶち込んできて笑った。今更取り繕っても無駄だぞ。

 

数えてみたら50本あって草が生えました。23秋は23夏と比べるとかなり豊作だったかなーという印象。しかし同時に落としたり作画怪しかったりするアニメも多かったのでアニメ制作会社の皆様におかれましてはどうかご自愛くださいますようお願い申し上げます。2024年も頑張ってアニメ見ようと思います。

それでは今回はこのくらいで。ほな…。

2023年夏アニメ総評

こんにちは。らいとです。

2023年夏クールに放送されたアニメの感想を適当に書いていきます。例によってランキング形式ではなく五十音順で掲載していきます。また、まだ最終話を迎えていないアニメに関しても感想を掲載していますがご了承ください。(夏クール中に終わらせないのが悪い。ちゃんと足並みを揃えてくれよな〜頼むよ〜。)

 

◯AIの遺電子

AI技術が高度に発展した近未来が舞台。人間とそっくりなヒューマノイドが人間と同じように生活しており、哲学とか倫理的な話が1話完結で進んでいく。基本となるストーリーはあるもののクールの大半は短編集みたいな感じなので前の話を覚えていなくても視聴に支障がないのは素晴らしい。倫理観的な話が多いので結構雰囲気が重くなることもしばしばだが、話はしっかりしてるのでちゃんと面白かった。ちょっと不満があるとすれば、結末がえ?これで終わり!?みたいな放り投げ気味になる話が多いかなと感じた。まあこれはAIに人格はあるのかとかを始めとする答えの出ない哲学的な問いがこの作品の根底にあるのでしょうがないかなといった感じ。CV宮本侑芽のヒロインの子が可愛い。レズに好かれたり知らぬ間にコピーを作られていたり、割と重い設定を生やされてて草だった。

 

◯青のオーケストラ(2クール目)

序盤あんまり覚えてないけどなんか青野とメガネが異母兄弟であることが判明した。重スギィ!青野くんはメガネと喧嘩したり本音をぶつけ合ったりしてなんやかんやで仲直りする王道展開。この辺からCV加隈亜衣のキャラの影が薄くなっていった。メインヒロインなのに。後半は定期演奏会絡みのストーリーで離脱する3年生に関係する話が増えてきた印象。定演の演奏のときに回想シーンみたいなので3年生の思い出の描写があるんだけど原田先輩以外の先輩があんまり知らない人だったので知らない人の話されてもって感じでした。過去回想で感動させたいならこいつらの掘り下げしてからだよなあ。ていうか3年生の離脱早いっすね。なんか9月くらいまではいるのかと思ってた。

 

◯AYAKA ‐あやか

よくある異能力系ホモアニメ。男ばっか出てくるし師匠ポジがろくでなしなのでめっちゃキツかったけど終盤は話が動いてそれなりに面白くなった印象。クズ師匠が死んだときはやったぜ。ってなったけどすぐ生き返ってアーナキソCV花澤香菜のキャラがかわいい。

 

◯あやかしトライアングル

矢吹先生の最新作。TSは最近の流行りなんですかね。えっちアニメだけど例に漏れず危ないシーンは自主規制が入るのでエロシーンもただのギャグ。これはもうしょうがないけど、じゃあストーリーはどうかというとヒロインがピンチになって主人公が助けるっていうありがちな展開が続くだけなのでいまいち盛り上がらない。最終話付近だけはちょっとバトルシーン面白かったですけどね。この手のアニメがあんまりハマらなくなってきたのはぼくが少年の心を忘れてしまったからなんでしょうかね悲しいなあ。

 

◯アンデッドガール・マーダーファルス

大正時代くらい?を舞台にした探偵モノ。って書いてて啄木鳥探偵處を思い出して頭痛くなってきた。まあ舞台は海外がメインなのでセーフ。人外がめっちゃ存在する世界観で、序盤はめっちゃ理詰めで事件を推理していくけど最終的には犯人が暴れ出すので暴力で解決するというストロングスタイルだった。推理モノの皮を被ったバトルモノじゃねーか。個人的には噺家のような語り口の津軽にあや様が冷静にツッコミを入れる軽妙な会話が結構好きだった。むしろバトルよりこっちの方が面白いというか。2クールアニメみたいな顔してたので13話でおわっておったまげた。

 

◯うちの会社の小さい先輩の話

タイトルで分かる通り、社会人+先輩後輩モノのラブコメ。舞台が会社な割には登場人物の精神年齢が幼すぎないか?先輩の挙動がどう見ても中学生のそれなんだけど。大卒っぽいので3年目の先輩はおそらく25歳くらいキッツ。まともに仕事をしているシーンもあまりないしこれで社会人と言われても無理があるので社会人ごっこをしている中学生だと思い込むことで事なきを得ました。先輩のキャラデザがかわいいのだけが救い。

 

◯英雄教室

魔王を討伐した後の勇者が学校的なところで友人を作る話なんですが、どういう目的でこの学校的な施設があるのか、この学校に所属してる連中がどういう立場にあるのか何も説明がないし、いうほど講義やってる感じでもなく各々が好き勝手に闘技場で訓練してるだけなので世界観がよくわかんない。構成もメインになるストーリーは特になくサブキャラクターをひたすら増やしてそのキャラに関連した話を延々としていく水増しスタイル。ギャグアニメとして見ようにもコロコロコミックで連載されてんのか?ってくらいギャグが幼稚で面白くない。バトルシーンもそもそも作画が微妙で主人公が雑に無双して終わりなので見どころが見当たらない。総じて何がしたいんかよくわからないアニメだった。

 

◯おかしな転生

テンプレ異世界にお菓子要素をひとつまみ…wした作品。本好きの下剋上的な感じで地道に一歩ずつお菓子作る下地を整えていくのかと思ってたらチート能力でなんやかんやするいつもの異世界であった。野盗とか貴族同士の抗争とかでバトルしてることが多くてお菓子要素がフレーバー程度しかなかったのが残念。主人公の前世はパティシエなのになぜか交渉や戦術に長けているという設定があるのも謎(一流のパティシエなら自分の作品を売り込むために交渉スキルは高いのかもしれないけど戦術に関してはマジで謎)。ヒロインはかわいい。

 

◯幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-

ラブライブ!サンシャインの謎の外伝。元々はエイプリルフールの嘘企画だったかと記憶してるんですが、ノリで企画作ったら思ったより反響があって引っ込みつかなくなっちゃった感じなんですかね。なぜこれがアニメ化されたのか全くわからない。ほんへもストーリーや世界観は意味不明で急に歌い出すいつものラブライブだったし。キャラデザというか作画はいつものラブライブよりはよかった。

 

◯実は俺、最強でした?

テンプレ異世界。現実世界から回線を引っ張ってアニメを視聴したりと結構無茶苦茶なことをしている以外はごくごく普通の異世界であった。プラス方向にもマイナス方向にもこの作品といえばこれ!みたいな特徴がないので記憶には残りづらい作品だなと感じた。CV種崎敦美の妹が可愛かった。キャラデザとキャスティングはいいので今期のテンプレ異世界の中ではかなりまとも。これで?

 

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

タイトルで落ちている。ストーリーはしょーもないけど自販機が原住民に体に悪そうなものばっかり食わせたり、敵の倒し方に無理がありすぎたりとツッコミどころが多すぎてそこそこ楽しんで見てた。メントスコーラで炎属性の魔物を撃退するシーンが(しょーもなくて)特にお気に入りです。女の子のキャラが可愛いので今期のテンプレ異世界の中ではまだ救いようがあるかなといった感じ。2期はいやーキツいっす。主人公が無機物などの非人間に転生する作品は増えてきそうですね。来季も豚に転生する作品あるし。

 

◯シュガーアップル・フェアリーテイル 2クール

フワフワしたタイトルやビジュアルからは想像できないほど裏切りや謀略が横行する詐欺アニメ。主人公を陥れようとするやり口がエゲツなくてショックを受けたんだよな。シーズン1NTR展開で終わったのでエグい脳破壊シナリオが繰り広げられるんだろうなあと思ってたら結構簡単にNTR返してて草だった。後半は妖精王との戦いがメインだったが、アンが敵陣営の妖精に砂糖菓子作って懐柔しにかかったり、ラファルとレスバしたり、助けられるだけのヒロインじゃないところがいいなーと思った。CV石見舞菜香の妖精があんまり出番多くなかったのが悲しいなあ

 

◯呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

五条悟過去編〜現代編・五条悟封印まで。過去編の方ではめっちゃ情緒破壊されてた。劇場版(0)で見て夏油関連の結末は知ってたけどまあ救いのないシナリオ書きますね。後半は現代に戻ってきてストーリー進んだけどこれ主人公誰だっけ。五条みたいなキャラは話作りやすくて便利だけどやりすぎるとおもんなくなっちゃうので退場させるのは分かる。虎杖たちの活躍は秋クールで見れると思うのでまあいいか。術式とかに関してはんまあ、そうよくわかんなかったです。こういうのはもう雰囲気で理解するしかないね。相変わらず演出と作画は段違い。他のアニメにも分けてくれ〜。

 

◯白聖女と黒牧師

聖女様が鈍感な牧師となんやかんやするほのぼのラブコメ。のはずだったが、物語開始早々にサブキャラがガンガン増えてメイン2人と同居し始める始末。もう少し2人の時間を大事にしませんか?まあ牧師があまりにも鈍感すぎるから話進めるために介入させてるんだろうけど、もうちょっと情緒感じたかったけどな〜。そんで介入した割には牧師がちょっと聖女様のこと意識し始めたかなってレベルで終わっちゃったしなんなの。ストーリーはアレだけど聖女様はめっちゃ可愛かった。あと治療受けれなくて死んだ昔の聖女様がCV上田麗奈だったのでわかってるなってなった。

 

◯SYNDUALITY Noir

ボーイミーツガール、ロボに乗る、近未来の世界観などなど、コケそうな要素揃えた感じのSFアニメ。キャラクターの人間関係とかの話はそれなりに面白かったけどロボに乗って戦闘するシーンがなんかあんまり映えないなあと思いながら見てた。ロボットがずんぐりしたフォルムだからかな。謎のモンスター相手の対多数戦闘が多いから大味になるってのもあるかもしれん。1クール目ラストで丸く収まりそうだったのにヒロインの二重人格が判明するというまたありがちな展開になってもう1クール引き延ばされてしまった。CV稲垣好のピンク髪ツインテが可愛いかった。負けそうだけど頑張って欲しいですね。

 

◯好きな子がめがねを忘れた

眼鏡っ子から眼鏡を取り上げるという大罪を犯している作品。でも普通に眼鏡かけてきたらコンセプトが崩壊してるしなと思ったら中盤で眼鏡は掛けてるけど度無しの伊達眼鏡だったという神の一手を打たれてめっちゃ草生やしてた。序盤は三重さんの挙動が頭おかしすぎて見てるのが辛かった。近眼とはいえあんなんならないでしょ普通。でも中盤以降小村くんとよく絡むようになってからはめちゃくちゃ可愛くなってよかったゾ〜これ。終盤にかけて評価が爆上がりしたアニメでした。

 

◯スパイ教室 2nd season

世界観はシビアなのに雰囲気はギャグなスパイモノ。スパイって明日の命があるかもわからない危険で過酷な立場のはずなのに全然危機感がないのがうーん1期は謎のギミックのせいで序盤がマジでおもんなかったけど2期入って最初のストーリーは結構良かったですね。1期序盤の記憶が薄まったからかな。と思ったらちょくちょくギャグ回を挟むせいでまたしょーもなくなるのはどうにかならないんですかね。

 

スプリガン

大昔に連載されてた漫画原作のアニメ化らしい。脈絡なく急にバトルが始まるから世界観やストーリーを理解するのに時間がかかったゾ。そんで2話完結の短編を6回繰り返す構成で、主人公以外のキャラが章ごとに入れ替わるから毎回誰だよこいつって思いながら見てた。その都合上ヒロイン枠の女も毎回入れ替わるんで主人公が女を取っ替え引っ替えしてるようにしか見えない。戦闘は毎話あったけど大体スーツの性能に物を言わせてゴリ押ししてるのであんま変わり映えもしなかった。やっぱ最低限の下地になるストーリーがないと面白くなるもんも面白くならないんだよなあ。

 

◯聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

いつものテンプレ異世界。ただでさえ展開が似てつまらなくなりがちな異世界作品のうえ、物体エックス、豪運先生、ドMゾンビなどのゴリ押しネタがことごとく寒い。おまけにヒロインのキャラデザがあんまり可愛くないのでマジで何を楽しみに見ればいいのか分からなかったゾ。なんならタイトルの割に言うほど無双もしてない(これは制作側が次回予告でネタにしてたが)。今期異世界作品の中ではぶっちぎりのワーストですかねえ

 

◯ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜

世界中がゾンビパンデミックだけどブラック企業に行かなくてすむからヨシ!といういかにも現代的な作品。結構ギャグ寄りなので従来のゾンビ作品とは違った楽しみ方ができる。と思いきや中盤でブラック企業の元上司が出てきて普通に重苦しい空気に戻っちゃったんだよな。日曜の夕方からこんな気分にさせなくていいから(良心)。まあ話はそこそこ面白いし作画もいいしCV楠木ともりのキャラがえっちで可愛いのでアニメとしては結構良かったです。納期?知らないなあ3話残しで次クール入っちゃったけど放送枠大丈夫なんですかね?作品のコンセプトがブラック企業から脱出して人生を楽しむことなのに、アニメの制作会社の労働環境がブラックっぽいの、皮肉効いてて草なんだよな。

 

◯ダークギャザリング

悪霊を捕らえて別の悪霊とポケモンバトルさせる新感覚ホラー。主人公の男が霊感体質でよく悪霊に殺されそうになるところを幼女が助ける逆アサプラ展開がつづきワンパターン気味。主人公が自分を助けてくれる幼女そっちのけで花澤香菜とラブコメしてるところもマイナスポイント。これ2クールなのしんどいなあ。

 

◯デキる猫は今日も憂鬱

猫に家事させるアニメ。猫に料理させると料理にめっちゃ毛が入りそう。ぼくは犬猫好きだけど二足歩行したり舌打ちしたりする猫はいやーキツいっす。このアニメは楽しみ方がよく分かんなかったなあ。作画は綺麗。

 

◯てんぷる

バカエロ系。さすがにエロ一辺倒だとすぐ飽きがくる上ヒロインがあんまり好みじゃないのでこの作品の強みがぼくには刺さらなかった。この手のやつはキャラデザと声優工夫するだけで化けると思うのでキャスティングに予算全振りして、どうぞ。

 

◯七つの魔剣が支配する

王道を征く剣と魔法の異世界学園ファンタジー2010年代前半くらいに流行ったこれ系のアニメ結構好きなんだよな。序盤は導入が雑だしござる語尾の変な女がいるし割と微妙かなと思ってたけど中盤主人公の過去が明らかになってからはそれなりに面白くなった印象。メインキャラクターもそれぞれ役割があってバランスのいいパーティだと思います。1人だけ影薄いけど。ミリガン先輩が真の仲間すぎるんだよなあ。このアニメだけ15話編成で秋クールに食い込んでるんだけどなんとかなりませんかね。同クールの作品は足並みを揃えて欲しいけどな〜。

 

◯贄姫と獣の王(2クール目)

2クール目はサリフィの王妃昇進試験〜反乱〜王の正体バレというなかなか濃いスケジュールで進行。立て続けに事件が起こりすぎて心休まる時間がなかった。最終盤で身バレした王が国を追われるも、サリフィの説得で再び玉座に戻ろうとするとこの展開が激アツでめちゃくちゃ盛り上がった。今までサリフィと交流を深めてきた人たちが力を貸してくれるのもベタだけど熱かった。そして国を取り戻したあと、王が母親の日記読んで涙するシーンも感動的すぎてア-ナキソ。王道展開でありつつもかなり綺麗に纏まってて良作でした。最近の作品は変化球気味なのが多くてこういう奇を衒わない作品も1年に一度くらいあってもいいよなーと思った。

 

◯悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

最近流行りの悪役令嬢系。見れなくはないし、ストーリーもしっかりはしてたけどまあ二番煎じ感が否めなさすぎて微妙。攻略対象が男ばっかということもあって可愛い女の子のキャラが少なかったのも痛手。偉大なる先駆者はめふらでは女も攻略していたんだから見習ってくれよな〜頼むよ〜。宰相の婚約者がCV上田麗奈の薄幸キャラだったのはよかった。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

13話〜23話で区切りとします。話が動いたようでまったく動かなかった。結局古のモンスターボールもリコのペンダントも謎は明かされなかったし。多分リコのおばあちゃん出てきてから話が動くんだろうけど。エクスプローラーズの幹部ポジ(リコを催眠してた奴)も出てきたが、こいつもリコのペンダントがどういうモノなのか詳しくは理解してなかったみたいだしこの組織なんなんですかね。メインストーリー以外で特筆すべき点は、一行がなぜかガラル地方を訪れていた。新作の販促はどこいった?原作ゲームの方ではDLC前編の碧の仮面が配信されて盛り上がってるタイミングなんだけど、アニポケではキタカミの里に行くことはあるんでしょうか?テラパゴスは出てるから後編とは繋げてくるだろうけど。まあ新無印のときはDLCに絡めた話はなかったように記憶しているので別にいいか。また、ガラル地方での冒険ということで剣盾ジムリーダーのカブさんが登場。なんで今更3年前のキャラ出してんだって突っ込みたくなるがこれに関しては剣盾の主要キャラを全員登場させなかった新無印が悪いので置いておきましょう。それにしても原作登場キャラは扱いが雑ですね。カブさんは黒いレックウザに絡んでちょっと登場機会が多かったけどナンジャモとかただのチョイ役になってるのが許せん。原作人気高いキャラを雑に使い捨てるなよ。あと気になる点としてはバトルシーンがちょっと大味かなーという印象。リコロイはそれぞれ手持ちが増えてバリエーションが増えるかと思いきやリコは延々このは厨やってるしロイは捕鯨の歌うたってるばっかりなのでまったく戦闘が面白く見えない。強敵とのバトルはだいたいフリードが肩代わりしてるし。俺はリザードンピカチュウじゃなくてパルデア新ポケモンの活躍が見たいんだが。次シーズンではストーリー上の秘密が徐々に明らかにされていって、敵キャラ(メスガキ)も増えてバトルも面白くなることに期待したい。

 

ホリミヤ -piece-

ホリミヤの二期というよりも番外編みたいな感じのアニメ。例によって一期の内容覚えてないけどノリで見てた。ギャグがテンポ良くて秀逸。本編から外れているためギャグ要素多めでしたけど時折出てくるラブコメフェイズにおけるヒロイン女子たちが可愛すぎてちゃんとラブコメしてたのが良かった。順当に面白くて特に言うことがないです。

 

◯魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

TUEEE系。一期の時はまだわかりやすかったけど二期に入って抽象的な概念が多すぎてんまあ、そうよくわかんなかったです。無双系なのに複雑な設定増やしすぎて爽快感が味わえなくなる本末転倒パターンはさすおにとかでもあったのでちょっとミスマッチ感。レノとシンの過去編は結構面白かったけど人間ドラマはこの作品の主眼ではないような気がする。まあ一期〜二期が開きすぎたのと、コロナで製作遅延してストーリーが追いづらくなったのは痛かったかなー。

 

政宗くんのリベンジR

2017年に放送されたアニメの2期。まさか続きやるとは思わなかったゾ。当然1期の内容は覚えてない。この作品ししょーの1強だと思うんですけどやっぱりあき様とくっついちゃいましたね。途中までししょーがいい感じだったのになあ。作品通して見ててもあき様にあんまり魅力感じないし政宗があき様選んだ理由もんまあ、そうよくわかんなかったです。ストーリー中で政宗とあき様がくっつく説得力が足りないような気がするんだよな。ところでいかにも2期のメインですよみたいな顔で出てきた伊藤美来のキャラが速攻で退場したの草だった。なんだったんだあいつ

 

無職転生異世界行ったら本気だす~

無職転生の二期。他のテンプレ異世界とは一線を画す最強異世界。登場人物の心理描写が繊細なタッチで描かれてるのがいいよね。終始ルーデウスEDがメインで話が進んでいくのも面白い。世界観や心理描写はそのままにED絡みの話をするもんだからふざけてんだか真面目なんだかよくわからないシュールさがいい。最終的にはシルフィが正体を明かしてえっちすることでED問題とフィッツの正体問題を同時に解決していて、綺麗に収まったと思います。ていうかシルフィが健気すぎて可愛い。これはメインヒロインの風格。エリスのときも同じようなことを言った気がするけど。男女問わず魅力的なキャラが多すぎるんだよなあ。2クール目も楽しみですねえ!

 

◯夢見る男子は現実主義者

押してダメなら引いてみろ?的なラブコメ。コンセプトがよくわかんなかったけどたまに出現する逆張り系作品と見ていいんだろうか。作画が妙に安定しなかったり背景のAI生成疑惑があったりOPトレス疑惑があったり本編に関係ないところで盛り上がっていた。ストーリーの方もメインヒロインをほったらかしてサブヒロインばっかと絡ませていたり全体的に何がしたいのかよくわからなかった。芦田ちゃんのキャラだけは好きでしたね。CV花守ゆみりであだ名で呼んできてフランクに絡んでくる女友達が欲しかったけどな〜俺もな〜。

 

◯ライアー・ライアー

ノゲノラみたいな感じの高度な心理戦が繰り広げられる作品かと思ってたらイカサマと後出しジャンケンが横行する言ったもん勝ちゲームだった。そもそも作品中に出てくるゲームのルールがよくわからないしどういう効果を持つアビリティがあるのかも視聴者視点ではわからないのですべてが後出しジャンケンなんだよな。主人公は大体イカサマで勝つし。キャラは可愛いのに作画が微妙なのも残念。

 

◯ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜

例の太ももゲームがアニメ化。アニメでも太ももの描写に余念がなかった。ぼくは原作プレイ済みですが序盤のストーリーや背景の描写とかはそこそこ原作に忠実に作ってたと思うけどキャラクターやモンスターの作画は正直微妙。個人的には原作のBGMが好きだったんですけど何故かまったく使用されていなくてアーナキソ。ストーリーの進度が遅すぎてなんなら原作のサブクエストもガンガン絡ませてたのでこれ原作ストーリー最後までやる気ないなと思ったけどまさか折り返しまでしか進まないとは思わなかった。2クールくらいやんのかなと思ったら1クールで終わるし。常闇の女王はどこ?フィルフサ絡みの情報、島の秘密、ボオスくん関連などなど原作はこっからが面白いポイントなので個人的には最後までやって欲しかったけどなー俺もなー。初見でこの内容見せられて原作買いたいってなる奴おるんか?

 

◯レベル1だけどユニークスキルで最強です

テンプレ異世界。すべてのモノがダンジョンからドロップするという無理のある設定のせいでツッコミどころが多すぎる。正直舞台設定が破綻してるレベルだと思うんですけど。当然ストーリーもまあテンプレだし作画は微妙だし異世界に銃を持ち込むし褒められるポイントもなかった。ヒロインのパワーも足りてないのでマジで見どころさんがないです。

 

◯Lv1魔王とワンルーム勇者

魔王と勇者のほのぼの日常ギャグアニメかと思ってたら中盤から一生シリアスしてた。序盤のギャグ主体の頃はそこそこ面白かったけどシリアス要素がメインになってから微妙だった。ギャグ路線貫き通して欲しかったけどなー。マックスの部屋の幽霊ネタはくどい上に掘り下げもされないなら要らなかったと思うゾ

 

◯わたしの幸せな結婚

上田麗奈の薄幸ボイスを楽しむアニメ。毎週耳を孕ませながら楽しく視聴してた。上田麗奈のキャラが自己肯定感低めでフラフラしがちなのでNTRされないかドキドキしながら見てた。旦那様と一生イチャコラしててくれ〜。あと少女漫画的なノリなのかな〜と思って見てたら急に異能力バトルモノ始まったので草生やしてました。オッサンが炎とか雷とかだすの面白すぎでしょ。2期楽しみにしてます。

 

そこそこ見るものがあった春とは打って変わって、かなり不作だなーと感じたクールでした。特に続き物以外の新規アニメがあまりにも微妙すぎる…。相変わらず異世界は多いし。秋アニメは話題作がちらほらあり、今始まってるものだけでも夏よりは見るもんある印象なので期待したいです。

それでは今回はこれくらいで。ほな…。

2023年春アニメ総評

お久しぶりです。らいとです。

114514年ぶりにそこそこアニメを見たので感想を書きました。とはいえ備忘録レベルで大したことは書いてないので悪しからず。

ちなみにランキング形式はやめました。タイトルの五十音順で表示します。

 

アイドルマスター シンデレラガールズ U149

あぁ^ロリコンになる^〜。正直ストーリー展開は雑なんだけどキャラの可愛さと楽曲でゴリ押しする作品って感じだった。ぼくは桃華様が好きです。

 

◯青のオーケストラ

音楽系で主人公がある程度の技術持ってるどころかエリート設定なの珍しい、珍しくない?それでもずっとソロでやってきたからオーケストラでは通用せず浮いてしまうというのも展開が面白いと思った。作画は微妙だけど演出面はかなり上手くて、川の土手の下でカノン演奏するシーンがめちゃくちゃ綺麗でしたね。音楽の力ってすげー。

 

異世界召喚は二度目です

異世界転生周回勢。予想通りなんだけど、他人の周回プレイ見てもまったく面白くないよね。高校の同級生とまとめて転生するんだけど、幼馴染の女を除いて話に絡んで来なかったしこいつらいる?最終的に同級生は元の世界に返すんだけど主人公と幼馴染の女は異世界に残って旅を続けるというね。お前らも帰れや。帰れる手段があるなら普通帰りませんか?その辺の理由づけできないなら最初から2人で飛んできて元の世界に帰れないねえってした方がいいと思った(小並感)。

 

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ~レベルアップは人生を変えた~

中学生が授業中にする妄想。クレーンゲームで無双したり川で魚獲ったり現実世界を無双の程度が低すぎて乾いた笑いしか出ない。作画も微妙。ツッコミどころが多すぎて笑えるので虚無になる異世界よりはマシかなぁ

 

異世界はスマートフォンとともに。2

一世を風靡したなろう系異世界の偉大なる先駆者。当時こそクソアニメとして広く楽しまれていたけど今となってはスマホ以下のクソ異世界が乱発されすぎてて話題にすらならなかった。肝心のほんへも淡々と古代文明の遺跡を回って設備を開放してガンダム作ってるだけだし攻略本見ながら効率プレイしてるようにしか見えなくてつまらなかった。

 

異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~

弟の性格が受け付けない。展開もとりあえず弟がピンチになって姉がなんやかんやするだけのワンパ。こんなしょうもないアニメでトラセが2種類もOP歌ってるの草でしょ。

 

ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top

4話しかなかったけどメイン3人のウマ娘たちの苦悩や努力がちゃんと描かれててよかった(小並感)。競馬全然知らんし走ってるだけなのに泣けるのは脚本と演出の賜物ですね。史実に沿った結果しか描けないから制約多くてシナリオライター大変そう。

 

江戸前エルフ

ほのぼの日常系って感じ。エルフがことあるごとに江戸マウント取ってくるとこ以外は良かった(コンセプト否定)。OP2人で歩いてて小糸がだんだん成長してくシーンでしんみりしませんか?長命種と短命種のカップリング、行く末を想像するだけで泣ける。

 

◯推しの子

1話(90分)ですべて持ってったな。これが最大瞬間風速にならなきゃいいなーと思ってたけどその後もちゃんと面白くてよかった。重曹ちゃんかわいいです。石見舞菜香さんの迫真の演技も楽しめる良作。

 

◯おとなりに銀河

ブコメというより家族愛を主眼に置いた作品って感じ。弟と妹を蔑ろにしないのがよかった。面白いんだけどあんまり印象に残ってない。他に強いラブコメが多かったからかな

 

◯彼女が公爵邸に行った理由

最近は女が転生するのも増えてきましたね。主人公が巻き込まれ系みたいな気の弱いタイプじゃなくてしたたかな性格なのが面白かったですね。キャスティングもハマってたと思います。おじいちゃんはいらないいらなくない?

 

◯神無き世界のカミサマ活動

下ネタ多めのギャグ系異世界かと思ったら中盤で衝撃の真実が明かされて一気にシリアス増して面白かった。主人公が能力低いけど起点を効かせて闘うのも好き。作画が酷かったのが惜しいポイント。ゴミを乱発するのをやめて面白い作品は高クオリティに仕上げて欲しいっすね。

 

◯カワイスギクライシス

花守ゆみりの声を楽しむだけのアニメ。EDで毎週違った(恐らくスタッフさんたちのペットであろう)動物たちの写真が流れてくるのが微笑ましかった。

 

機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2

話が複雑になりすぎてんにゃぴ。グエルくんが主人公だったのだけは覚えてる。ガンガン風呂敷広げてってこれあと数話で収拾つくのか?って思ってたけど大分綺麗にまとまってましたね。ガンダムはオルフェンズしか見てないけどメインキャラの半分くらいは死ぬもんだと思ってたのでほとんど生きてたのが意外だった。

 

◯君は放課後インソムニア

曲ちゃんがかわいすぎる。2人の青春が眩しすぎて直視できない。終盤2人で泊まりがけの合宿に行くんですけどこれもう夫婦じゃん。友人たちがみんないい奴なのもよかった。

 

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編

ようやく花澤香菜の出番来たと思ったら全然出てこなくて草だった。シナリオ的にはちっちゃい鬼が全然死ななくて一生追いかけっこしてたのが印象よくなかったゾ。禰󠄀豆子が陽の光を浴びても死ななくなったのは良かったですね(出番的な意味で)。正直最終話のクソ長演出はくどいだけなのでやめた方がいいと思いました。

 

◯くまクマ熊ベアーぱーんち!

虚無。一期のときにも異世界に来てまで店の経営をしたり熊とまったく関係のないスキルを使ってイキってたりようわからんという感想を書いたんですけど、二期でも改善の兆しはありませんでしたね。それにしても異世界に転生したやつはやることがワンパターンというかなんというか。

 

ゴールデンカムイ 第四期

中断挟んでストーリーがわかんなくなってたゾ。個別のストーリーなら宇佐美の少年時代のやつが好きですね。サイコパスってこんな感じかあとドン引きしましたね。最終章前に一期からおさらいした方がいいかなあ。

 

この素晴らしい世界に爆焔を!

このすばスピンオフ。めぐみん単体ではそこまで面白くないことが露呈してしまいましたね。中盤まではほんとに虚無だったんですけどアクセルの街に入ってカズマとアクアの影を感じるようになってからは懐かしさと安心感で涙が出、出ましたよ。これ見た後このすば本編をおさらいしましたけどめぐみんめっちゃ猫被ってて草だった。正体現したね。

 

◯THE MARGINAL SERVICE

勢いでゴリ押しするタイプのバディモノ。1話のふざけた感じとは裏腹に意外とシナリオはしっかりしてた印象です。それでも最後にゴリ押し解決するのは変わらないんですけどもね。でもやっぱりかわいい女の子が出てこないとテンション上がらねえな〜。

 

◯地獄楽

花守ゆみりの声を楽しむアニメ。異能力バトル&デスゲームっていう面白くなる要素があんまり感じられない組み合わせですが謎に面白かったです。演出って大事だなあと思いました。個人的には舞台設定が江戸時代なのにダメージとか外国語由来の単語が頻繁に出てくるのがモヤモヤします。

 

◯事情を知らない転校生がグイグイくる。

小原好美ちゃん無双。西村さんが意外とオシャレに気を遣ってるのが可愛いポイントだと思いました。最終話の呼び方変わるとこすこ。太陽くんがちょっとアレな点に目を瞑れば楽しめる作品だと思います。

 

◯スキップとローファー

王道を征く青春ラブコメ。メイン2人が分かりやすくくっつくとこまでは行かなかったけどぼくにとっては十分眩しい青春だった。終盤の不穏展開がちょっと苦手だったけど丸く収まってよかったねという感じ。

 

◯デッドマウント・デスプレイ

逆に異世界からこっちの世界に来てしまうタイプの転生。1話見てたときはやられたーそっちかーって思いましたね。その後の展開も結構面白かったです。異能がありふれた世界よりも普通の人たちが暮らす世界で異能を隠しながら闘う方がワクワクするしない?EDアイオライトがめっちゃ好きです。わかれ。

 

◯天国大魔境

文明が崩壊した後の退廃的な雰囲気、いいよね。文明崩壊の原因や天国側との繋がり、マルの正体などの謎があんま解決しない終わり方だったのが残念。原作買えってことなんでしょうけど。ちょっとえっちなのは◎。

 

◯転生貴族の異世界冒険録 ~自重を知らない神々の使徒

虚無。似たような異世界を見せられまくって似たような感想書くのほんまキツい。これは主人公が無自覚に俺ツエームーブして周囲に迷惑をかけるのが不快感高いっすね。ヒロインたちも使い捨て感が強い。特に貴族の令嬢と王女様がセットで扱われてるのがほんまにしょーもない。真面目に1人ずつ掘り下げる気がないんですね

 

Dr.STONE NEW WORLD(第3期)

船作ってソユーズの着陸した島に向かったら石神村とは別の生き残りがいたことが判明する激アツ展開。まあ普通に敵だったんですが。父ちゃんが砂白金をかき集めて未来に託そうとするシーンがめっちゃ泣けました。ドクストって子どもが見ても大人が見ても楽しめる絶妙なとこ突いてきてるよなあと思いました。

 

トニカクカワイイ 2

イチャイチャ加速していいゾ〜これ。サブキャラ多すぎん?終盤の結婚式で人多くないと絵面寂しいってのはわかるんだけどその割に2期初出のキャラの扱いが雑というか掘り下げが足りないような。タイトルからして司さんのとにかく可愛いところを魅せるのがコンセプトだと思うんでサブキャラに頼って話膨らませるのは微妙。

 

◯贄姫と獣の王

いつ終わるんやこれ。とりあえず12話までの感想をば。ありがちな少女漫画系の王道ストーリーって感じだけどサリフィが一本芯の通ったところがあって好感が持てる。宰相さんのデレが見たい。

 

◯僕の心のヤバイやつ

個人的今期覇権ラブコメ。序盤は山田と市川の絡みが少なくて市川が痛々しいだけであんまおもんなかったけど山田と絡むようになってから急激に面白くなった。2期が控えてるので期待して待ってます。

 

ポケットモンスター(新シリーズ)

サトシを卒業させて新しく始めたアニポケがどんなもんかと思って見てみたけどあまりにもおもんない。序盤はリコの心の声が多すぎてウザったくて感情移入できないし、ペンダントを狙ってくる敵ですらペンダントがどういうモノなのか理解してないなどシナリオも絶妙に破綻してて全然意味わかんなかったです。カントースタートだったのにすぐパルデア行って雑にネモだして今度はガラルに行こうとしてるし販促的にも何がしたいのかさっぱりわからん。やってることがチグハグすぎて制作が何を狙ってこの作品を作ってるのかまったく伝わってこない。個人的にはSVキャンペーンとしてパルデア地方とパルデアの新ポケを全面に押し出すべきだと思います。ピカチュウはまあいいとして、火吹くトカゲや黒きゅうりなんか出してる場合じゃないんですよ。せっかくサトシを卒業させたんだから薄明の翼みたいな高クオリティで原作に沿ったアニポケ路線に切り替えて欲しかった。切実に。

 

◯マイホームヒーロー

結構ストレス描写が多くて胃がキリキリしながら見てた。この作品、鳥栖哲雄はもちろんのこと、敵サイドの恭一君や麻取にも三者三様に家族を思う気持ちがあってなんとかならんもんかなあってなるのが上手すぎる。最後の締め方だけはいまいち納得できてませんが。今まで完璧に事を運んできたのに結局山の中に埋めてくるのか

 

◯マッシュル-MASHLE-

1話だけ面白かった。あとはワンパターン展開であーねんまつ。シュークリームネタがくどい。

 

魔法少女マジカルデストロイヤーズ

虚無。序盤はまだノリが鬱陶しいだけのアニメだったけど終盤がもうこれわかんねえな。結局魔法少女は敵に回ったままだしオタクヒーローは死んだっぽいし何がしたいんだかわかんなかった。

 

魔法使いの嫁 SEASON2

一期をまったく覚えてないのでんまあ、そうよくわかんなかったです。一応チセが骨から離れて行動するようになって積極性が見られるようになったのが成長してんな〜って感じでした。

 

◯女神のカフェテラス

ジェネリック五等分の花嫁きたなこれ。おっぱいで釣ってるだけのアニメかと思ったけどそれなりにシナリオちゃんとしてたイメージ。ツインテ>服飾>バンド>淫乱。こっからクソバカが巻き返せる未来が見えないです。

 

◯山田くんとLv999の恋をする

ネトゲ嫁みたいなんかな〜と思ってたら本格的なラブコメをお出しされて気が狂う!でも茜ちゃんのキャラ健気な感じでよかった。あんないい雰囲気のネトゲギルドないゾ…1人地雷いるけど。俺もゲームしてるだけでモテたかったけどな〜俺もな〜。

 

◯勇者が死んだ!

転生じゃない異世界。弱い主人公が機転を効かせて強敵を倒していくのが爽快。ヒロインがみんなかわいくてえっちなのもポイント高い。キリのいいとこまで進めるためとはいえ中盤ちょっと展開が駆け足気味かなーと感じた。

 

◯六道の悪女たち

それなりに面白かったけど展開はまあまあワンパターン。飯沼君が六道と和解した理由がよくわかんなかった。上田麗奈が一人三役してたの、てさぐれ部活ものを思い出して懐かしくなってた。

 

◯ワールドダイスター

石見舞菜香の声を楽しむアニメ。ただの演劇アニメかと思ってたら異能力バトルモノでした。シナリオは仲間と切磋琢磨して演劇の高みを目指していくよくある感じだったんですが、主人公の相棒が消えたりするので面白かった。カトリナ(エーティエみたいなドイツ人)が即落ちしてたのがかわいかった。

 

◯私の百合はお仕事です!

最初は微妙だな〜と思ってた。というか客の前で小芝居するのがめっちゃ痛々しくて見てられなかった。中盤綾小路の過去が明かされてギスってから仲直りするまでのストーリーがとても面白かった。これで平和な百合が楽しめるな〜と思ってたら今度は別方向で爆弾が爆発してあーもうめちゃくちゃだよ。地獄感強くてハラハラしながら見てました。

 

比較的面白いアニメが多かった印象です。特にラブコメが多く、どれも良質だったので楽しめましたね。逆におもんないアニメは異世界に偏りがちでした。もう異世界の粗製濫造やめないか?来期もざっと見ただけでも6本くらい異世界あってア-イキソ…。

それでは今回はこんなところで。ほな…。

 

2020年秋アニメ総評

雪がやばすぎて外に出られないので初投稿です、らいとです。

例のごとく2020年秋クールに放送されたアニメの感想をだらだらと書いていきます。まだ終わってないのも感想書いちゃうけどお兄さんゆるして。

 

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右端でこっそりノルマ達成。主人公が作る以前にこの世界にはすでにあったみたいですね。(どのアニメのシーンか当ててみよう!)

 

あくまでも個人の感想に過ぎないため異論は認めますが受け付けませんのでコメント欄とか荒らさないでくださいお願いしますなんでもしますから。また、クールのすべてのアニメを網羅しているわけではないので、「〇〇が入ってないやん!どうしてくれんのこれ」などのクレームは受け付けません。

※記事の性質上2020年秋アニメのネタバレを含みます。閲覧の際にはご注意ください。

 

以下常体

・全体評価
S
A+…無能なナナ
GREAT PRETENDER
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
呪術廻戦
A…魔女の旅々
安達としまむら
A-…体操ザムライ
おちこぼれフルーツタルト
ゴールデンカムイ(第3期)
戦翼のシグルドリーヴァ
憂国のモリアーティ
トニカクカワイイ
B+…ひぐらしのなく頃に
ご注文はうさぎですか?BLOOM
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
秘密結社 鷹の爪~ゴールデン・スペル~
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
いわかける!-Sport Climbing Girls-
禍つヴァールハイト-ZUERST-
神様になった日
アサルトリリィ BOUQUET
くま クマ 熊 ベアー
B…NOBLESSE-ノブレス-
池袋ウエストゲートパーク
アクダマドライブ
魔王城でおやすみ
神達に拾われた男
魔法科高校の劣等生 来訪者編
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
D4DJ First Mix
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
B-…シャドウバース
100万の命の上に俺は立っている
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rhyme Anima
C…まえせつ!

計35本


※参考
S…神
A+…生きる理由
A…かなり面白い
A-…面白い
B+…普通
B…見れなくはない
B-…そうか…
C…ち〇ぽ
同ランク帯は上ほど評価が高い

 

・個別評価
無能なナナ
将来人類の敵になりうるという”能力者”たちを”無能力者”の少女が暗殺していくというサスペンスアニメ。まず1話の掴みが最高でしたね。1話はナナオくんという、気が弱くて能力者たちの学園においては平凡な男子学生が、転校生の女の子のナナちゃんとの関わりを経てクラスのリーダー的ポジションに担ぎ上げられるっていうまあ割とありがちな感じで進んでたんですけど、1話ラストでナナオくんがナナちゃんに崖から突き落とされる衝撃の展開に。タイトルの「無能なナナ」とはさんざん無能アピってたナナオくんではなく能力者暗殺の任務を受けて転校してきた”無能力者”のナナちゃんの方でしたというやつですね。ぼくは前情報なしで1話見てたんで完全に意表を突かれてしまいましたね。最初は1話が最大瞬間風速になるかなって思ってたけど以降も心理戦の描写が非常に高度で息の詰まる展開になって面白かったです。そんで何といってもこの作品の最大の見せ場は最終盤のミチルちゃん回ですね。このミチルちゃんという子がめちゃくちゃいい子で、他人の傷を治す能力を持っているんですが能力をしようすると自分の体調が悪くなってしまう欠点があるんですね。それにも拘わらずに自分の身を顧みずに他人の治療をしまくるんですよ。そして当然この子もナナしゃんの暗殺対象になってるわけですよ。ナナしゃんはミチルちゃんと友好関係を築いてポケモンセンター代わりに利用しようとするんですけど、関係を深めていくうちに友情を感じてしまうんですね。そして最終話では深手を負ったナナしゃんを治療してミチルちゃんは力尽きてしまうのですがこの一連の流れのナナしゃんの心理描写が凄まじくてもう顔中涙まみれや。最終話にこの話持ってきた制作陣の方々には頭が上がりませんね。ナナミチいいゾ^~これ。
続きめっちゃ気になる終わり方だったし2期作ってほしいんですけどミチルちゃんもうおらんのよな…悲しいなあ…。

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あぁ…。

 

○GREAT PRETENDER
2クール目です。1クール目の終盤くらいからめっちゃ面白くなって期待値が上がってからの2期、やはり期待を裏切らない面白い作品に仕上がってました。この作品騙し合いが面白いのはそうなんですけど、それ以上にキャラクターの描写が非常に深い部分まで掘り下げられているのがいいと思いますね。今期は金髪クソ野郎ことローランの過去が明かされてましたが割と凄惨でしたね。拙者、飄々としたキャラが重い過去を抱えてる設定大好き侍。最後らへんはエダマメの成長も感じられてよかったです。ローランを出し抜けて良かったねって感じでした(あれでいいのか…?)。ラストは大統領に就任した男の側で悪い顔をするローランの姿、砂浜でローランの捨てた指輪を拾うドロシー(ローランの元恋人)が描かれて、続編を匂わせる感じで終わったのもなかなかに意味深でしたね。続きも見てえなあ~。この作品は2クールで纏まりがいいし良作だと思うのでぜひ全人類見ていただきたいですね。

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
ラブライブシリーズの三作目。本作はアイドルではないマネージャー的ポジションの高咲侑ちゃんを軸に話が進み、同好会のスクールアイドルたちも、基本的にはソロ活動がメインでグループでライブをやる感じではないので、これまでのシリーズとはちょいと異質な感じがありましたね。そのおかげかたっぷり9話も使って各キャラの掘り下げをしてくれたんでキャラクターを理解するのに苦労することはありませんでしたね。あとライブ映像がめっちゃ気合入ってるなーと感じました。毎回ソロライブやってくれるのもキャラの掘り下げに一役買ったという印象です。ぼくは個別回の中ではりなりーと彼方ちゃんの回が好きですね。重い話しつつも最後は笑顔で締める。やっぱ(王道を征くシナリオ構成が)好きなんすね~。キャラクターは割とみんな好きなんですけどぼくの推しは歩夢ちゃんですね。正統派ヒロインって感じがして良い。と思いきや10話くらいでクソ重百合キャラとしての地位を築き上げてしまっていた…。これもうわかんねえな。かなり不穏バラ撒いてたけど11話で和解(?)してくれたんで一安心でした。歩夢は2回もソロ曲を出したので公式は歩夢推しってはっきりわかんだね。全体で見てもアイドルアニメとしてかなり完成度高い作品になってたと思うんでとても満足です。サンシャインではなぜこれが出来なかったのか…。2期やるのは既定路線だと思ってるのでオッスお願いしまーす。

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アッ!!!!!!!かわいい!

 

○呪術廻戦
ジャンプのやつです。最近ジャンプは作画に力入れてきてますね。アニメが原作と違う点って絵が動くのと音がつくっていう2点だと思ってるので、いい原作ならそこに振り切れば当然いいアニメが仕上がるよなあ?某鬼滅がヒットしたおかげでこれからのジャンプ作品は高品質なものが期待できそうですよね。ともかくこの呪術廻戦も相当いい出来に仕上がってると思いました。まず戦闘シーンが映えますよね。バトルアニメは戦闘の疾走感と演出がモノをいうと思ってるんでここが良ければ大体面白くなると思います。キャラクターも結構味があって好きです。最近の漫画ってなんか癖のあるキャラクターの方がウケがいいんですかね?敵がやたらとえげつない奴ばっかなのはいいとして、味方陣営もこいつらホンマに統率とれんのか?みたいな奴ばっかりで笑っちゃうんすよね。まあそれは置いといて、ぼくは意外と常識人なキャラクターが好きなんでナナミン推しですわ。酸いも甘いも噛み分けた渋いオッサンのキャラ好きなんすよね~。「小さな絶望の積み重ねが人を大人にする」というセリフがやたらと印象に残っています。あと攻撃するときのエフェクトが格好いい(小並感)。連続2クールなんで2クール目での活躍にも期待です。あと虎杖君は伏黒と野薔薇に元気な姿見せてあげて…。

 

○魔女の旅々
キノの旅をちょっとマイルドにしてオタク向けにしたみたいなやつ。最初は1話のロリイレイナちゃんがかわいいなーと思って見てたのに一瞬で成長してしまって悲しかったゾ…。とはいえ成長後イレイナちゃんも結構可愛かったのでヨシ!ぼくは別にロリコンではないので。ストーリーの方は基本的には1話完結(パート完結もあり)のオムニバス形式なのでサクサク見れるのがいい。1、2話見た感じではほのぼのした感じだったんでああ、こんな感じかと思ってたんですけど、3話になって急激に毛色が変わってびびりましたね。そのあとも鬱展開というかダークな話もちょこちょこ出てくるので割と人を選ぶ感じかもしれないですね。ぼくは3話とか9話みたいなクッソ後味悪い話も結構好きなんで評価高めです。最終話の展開にも影響与えてたしいいアクセントになってたんじゃないでしょうか。そしてこの作品において最重要ポイントはイレイナとサヤちゃんの絡みですね。この2人がキャラが立ちすぎてて掛け合いが面白すぎる。若干百合要素があるのもポイント高い。サヤちゃんは最初は割と普通の子だと思ってたのにどうしてあんな変態になってしまったのか…。いいゾ~これ。そういえば最終話ラストで新キャラ(CV:小原好美)出てきたけど2期あるんすかね。2期やってくれよな~。ストーリーもキャラクターもかなり完成度高い作品だと思います。鬱展開に耐性ある人はぜひ。

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2話のシーンだけどサヤちゃんこのときからすでに顔がヤベェな…。

 

安達としまむら
百合アニメです。心理描写に特化しているという印象を受けました。割と哲学じみたことを言ってくるのでちょっと頭が追い付かない。やっぱりホモ(レズ)は文豪ってはっきりわかんだね。ひたすらに安達としまむらの百合を楽しむアニメだなあという感じ。ぼくは百合豚なので百合アニメは高評価しがち。感情が安達→→→→→→←しまむらみたいな感じなんで話の流れとしては安達があれこれと思考を巡らせてなんとかしまむらと一緒にいようとするんですけど、安達が挙動不審すぎて笑っちゃうんすよね。一部では童貞みたいとか言われてて笑いました。しまむらは結構察しがいいタイプなんで安達の心情を汲み取って行動してくれるんでよかったんですけど、これが巷で人気の鈍感系主人公だったら一生話が進まないところだったぞ…。最後の方はしまむら側からも割と安達を意識するようになっててあら^~って感じでした。やっぱこういう初々しい感じの百合をニヤニヤしながら眺めるのが最高や。だたし宇宙人、てめーはダメだ。なんか謎の宇宙人がことあるごとにあだしまにちょっかいかけてくるせいでたまにめっちゃイラついてましたね。美少女なら許されるとでも思ってるのか?百合の間に挟まる男は重罪と言われているように、百合の間に挟まる宇宙人もまた重罪であるということを肝に銘じて生きていただきたい。あと全然関係ない話するんですけど、しまむらの本名で検索かけると明治時代の小説家のおじさんの画像が出てくるのどうにかならなかったんすかね…。あだしまは偉人女体化モノだった…?

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このあと2人は幸せなキスをして終了(大嘘)。

 

○体操ザムライ
過去に輝かしい成績を収めていた落ち目の体操選手が再起をかける話です。序盤の感想はただひたすらに忍者が鬱陶しいなあ…でした。まああいつがいなければサムライは体操を引退していたので話の流れ的には必要な処理だったと思うんで止む無しです。一生体操してるだけかと思いきや授業参観の回あたりから玲ちゃんの成長譚の側面を出してきた印象です。玲ちゃんはかわいいのでこっちをメインに描いてくれたのはありがたい限りです。しかし忍者はこのフェイズでもめっちゃ鬱陶しかったなあ…。肝心な時には姿を消してるしよ…。ひたすらに玲ちゃんがかわいそうなんだよなあ忍者のせいでよお。終盤では忍者は実は世界的に有名なバレエダンサーで今はサムライと同じようにスランプに陥っていたということが判明するんですけど今までの忍者のムーブがアレすぎてあんまり感情移入できないというよくわからん状況になってしまいました。最終的に玲ちゃんの説得もあって忍者はサムライの応援に駆けつけてくれるっていう展開でした。話の流れを反芻すればするほど玲ちゃんが主人公じゃないか…たまげたなあ。最終話ラストでは成長後玲ちゃんの姿を拝むことが出来たのでおおむね満足です。後日談でキャラの成長した姿を描いてくれる作品は名作。あと体操の競技シーンが割とガチめに作られてましたね。昔体操流行ったときによく中継見てたんですけど選手の挙動とかも結構リアルに描かれていたんで高評価です。実況もプロの人呼んでて力の入れ具合に脱帽しました。この辺はさすがMAPPAって感じですね。題材がスポーツでサクッと11話完結なんでそこそこいろんな人におススメできそうです(忍者にさえ目を瞑れば)。

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かわいいなあ。

 

○おちこぼれフルーツタルト
きらら枠。キャラがかわいくえっちに描かれているんでポイント高めですね。正統派ブヒアニメって感じだ。きららはこうじゃないとね。でてくるキャラクターが全員女の子に欲情する変態なのでめちゃくちゃ面白かったです。女の子は変態なのが一番なんだよなあ。きららって普通に日常やってるだけだとつまらんのでこういう飽きさせない工夫は大事だと思います。他のきらら作品も見習ってホラホラ。ぼくはいのっちが一番すこですね。緊張するとおしっこ漏らしちゃうところが可愛いと思いました(小並感)。ストーリーはあんまり印象に残ってないけど可もなく不可もなくって感じでした。ブヒれない人には多分退屈だと思う。ライブシーンがCG使わずに手書きなのが高評価です。クリームあんみつのライブシーンで服の模様がやべーことになってたのには笑っちゃったけど。

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かわいい。画像はおしっこ我慢してるシーン。

 

ゴールデンカムイ(第3期)
ゴールデンカムイももう3期ですね。1期~2期が2018年にやってたんでもう2年前なのか…。案の定2期までの記憶が若干抜け落ちてたのでWikiとか見ながら補完してました。網走監獄での戦いが終わって杉元とアシリパさんが別行動始めたところから再開でしたね。このアニメは杉元とアシリパさんの掛け合いが面白いアニメだと思ってたんですけど、2人が別行動でも普通に面白かったです。ギャグとシリアスの配分が小気味いいんですよね、この作品は。ギャグは下品なのが多いけど…。3期は過去回挟みつつもテンポよく感じたので飽きずに見れました。一番衝撃的だったのはやはり鶴見中尉の過去が明かされた回ですかねえ。今クールはあんまり出番なかっただけにあの引きは衝撃的だった。ストーリー全体では杉元とアシリパが合流し、キロランケが死亡してまたかなり話が動いたクールになりましたね。続きが楽しみですが原作ストックが少ないらしいので4期はまだ時間かかりそうですかねえ…。

 

○戦翼のシグルドリーヴァ
戦闘機に乗って人類の敵と戦う感じのアニメ。キャラクターがかわいいので序盤の印象はわちゃわちゃやってブヒらせつつさらっと戦闘もやる感じのアニメかと思ってました。しかし話を追うごとにどんどん不穏になっていき、普通に人が死にまくってて日常とは程遠くなってしまった…。過去に撃墜された味方の機体と戦わされたり、お姉ちゃんポジが死んで心折れたりと絶望感高めの描写多くて緊迫感ありましたね。メインの中ではミヤコちゃんとアズズがすこだったのでこの2人がいつ死ぬかとヒヤヒヤしながら見てました。最終的には死ななくてよかったですが、愛されキャラの地位を確立してた3馬鹿が死んでしまって涙が止まらなかったゾ…。割と面白かったですけど初期に見たいと思ってたのとはちょっと違うものを見せられた感は否めないですね。さっきも言ったけどキャラが可愛いのでほのぼの日常編をもっと見たかったけどなー俺もなー。

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アイキャッチアズちゃん。服の丈合ってなくてかわいい。

 

憂国のモリアーティ
シャーロック・ホームズシリーズに出てくるモリアーティ卿にフォーカスを当てた作品。前半はモリアーティが貴族に恨みを持つ人間を誘導し、貴族をぶっ殺させまくってましたが、後半からはシャーロック・ホームズが出てきて推理モノに変わりましたね。基本的には殺人事件が起こってなんやかんやするんですけど殺される貴族は大体悪い奴なんでどっちかというと勧善懲悪モノってイメージです。やっぱ我々は持たざる平民なんで貴族をぶち殺しまくってるのを見ると爽快感を覚えてしまうんですかね。最初はホモアニメかな~と思ってたんですけど、推理パートも割としっかりしてたし結構楽しく見れました。啄木鳥探偵處とかいう似非推理アニメにも見習ってほしいゾ…。

 

トニカクカワイイ
鬼頭明里が可愛いだけのアニメ。ナサくんが鬱陶しいし作画もいまいちなんだけど鬼頭明里の可愛さだけで他と戦えるポテンシャル秘めてますねクォレハ…。付き合いたての初々しい感じの女の子がめっちゃ好きなんですよね~。ラブコメでは出会いから徐々に心を通わせていく過程が大事だと普段は力説している私ですが、この作品においてはそれを一切すっ飛ばしてるのにあんまり不快感がなかったんですよね。これが鬼頭明里の為せる業なんですね(適当)。鬼頭明里ちゃんのルーツについては仄めかす程度で具体的な言及がありませんでしたけどどうなんでしょうか。個人的には不穏とかいいから一生イチャイチャして鬼頭明里ちゃんの可愛いところを見せてくれよな~って思いますが。あとサブキャラの小原好美ちゃんのキャラ可愛いですね。小原好美ちゃんっていつもはもっとふにゃふにゃした声を出すイメージだったんですけどこの作品の小原好美ちゃんは結構まともに喋ってたんで衝撃を受けました。まともな喋り方してる小原好美ちゃんもか゛わ゛い゛い゛な゛あ゛。というか鬼頭明里小原好美で実質まちカドまぞくなんだよなあ。この2人の並びは火力高いですよ。

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実は私エプロン好きなんですよね。

 

ひぐらしのなく頃に
古代兵器。アニメ1期の放送は2006年らしいです。たまげたなあ…。私はニコ厨だったんでこの作品のことは当然知ってはいたんですけど、ほんへは怖くて見れなかった記憶がありますねえ!ありますあります。最近BS11で再放送やってたんでその時に1期初めて見ました。面白かったんで2期もアマプラで見ました。2020年版は前情報と1話見ただけだとリメイクかなって思ってあんまり期待してなかったんですけど、2話の衝撃はやばかったですね。まさか10年以上の時を経て完全新作アニメが作られるとは思いもしませんでした。まあその後もよく見たような展開が続いてたんで一応新規向けに作ってはいるのかなって印象でした。しかしこれいろんなとこで言われてるんですけど継続勢からすると梨花ちゃまの挙動が面白すぎるんですよね。過去と似たような展開から梨花ちゃま自身も我々と同じようにあーこれ全滅√だわーみたいな感覚になってるんでしょうね。ただ、2期(解)で明かされていた真実とは異なる部分も散見され、この先どういった展開になるのか全く予想ができません。2クールあるらしいんで今後も展開が楽しみですね。

 

ご注文はうさぎですか?BLOOM
お馴染みごちうさもついに3期です。2期の記憶がありません。1期と2期は正直あんまおもんないけど話題性だけで見てましたが3期は普通に面白かったと思いました。これはごちうさ3期が急激に面白くなったというわけではなく、単にぼくが大人になって様々なことを許容できるようになったということなんでしょうかね。たまにはこういう一切毒気のないアニメを頭空っぽにして見るのも悪くはないですね。今期はチノちゃんたちが受験するみたいな話をしてたんですけど原作の方ではチノちゃん高校生になってるんですかね?そうなるとリゼちゃん大学生になってる(落ちてなければ)し、話進めづらそうだけどな~。チノちゃんのお母さんがココアのお母さんと同級生だったみたいな話も出てきたし、話進んでないように見えてしっかり話進んでるのいいですね。ちなみにぼくはシャロちゃんがいちばんすこ。

 

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
ストパンの3期目です。1期は2008年、2期は2010年にやってたみたいです。これも10年越しに新作アニメ化かあ…。まあ劇場版やらOVAやら派生作品やらやってたりするんで全部追ってる人にとってはいうほど懐かしい感じではないのでしょうか。ちなみにぼくは夏くらいに一気見しました。すっげえきつかったゾ~。内容はなんかあんまり印象に残ってないんだよなあ。強いて言えば3期は1期2期よりも百合要素が多いように感じました。なので1期2期よりも評価は高めです。百合は世界を救う。バルクホルンとハルトマンの百合回が結構良質だったかな。単体で強いのはエイラなんですけどサーニャとの並びがあんま強くない…強くなくない?あと中盤くらいでおっぱいがでかくなる回があったと思うんですけど貧乳キャラの胸を勝手に盛るんじゃない。公式が同人みたいなことしないでくれよな~頼むよ~。

 

○秘密結社 鷹の爪~ゴールデン・スペル~
鷹の爪団のアニメって見たことなかったんですけど結構面白かったですね。ギャグのテンポが小気味よくて終始笑ってました。CMでも遊んでるし。日清食品はいいぞ。まあ肝心の本筋の話があんまり面白くなくて12話で真面目な話し始めてうーんこのってなってた。ラ王のカップ投げつけるところだけは面白かったけど。紙芝居みたいなアニメでもギャグのセンスだけでここまで面白くなるっていうのはいい発見でしたね。聞いてるかタタミちゃん。

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険
1991年にやってたアニメのリメイクらしい。古事記じゃん。ぼく実はドラクエやったことないですけど種﨑敦美ちゃんが出てるので見ました。ドラクエ知らないけど結構楽しめたんでやはり王道を征くストーリーは万人に受けるんですね~。キッズ向けかと思って侮ってたのに、アバン先生が死んだときは悲しかったし、クロコダインはいい奴すぎて涙がで、出ますよ…。ヒュンケルも実はいい奴だったし、こういう敵キャラでも感情移入できる作品はいいですね。それにしても種﨑敦美ちゃんは本当に演技の幅が広いですね…これからも推し続けます。これ風のうわさで4クールくらいやりそうだという話を聞いたんですけど本当なんですかね…。中だるみしないかだけが心配ですね。

 

○いわかける!-Sport Climbing Girls-
女の子がクライミングする話。ぼく実は遊びでボルダリングやったことあるんですけどあれめっちゃ疲れるんすよね。傾斜がついて90度よりも鋭角になってるとことかマジで無理です。こういうマイナースポーツの作品を見てていっつも思うんですけど、高校生の選手があんなにいるもんなんですかね…。まあたかが高校生の部活の大会に実況解説がついてたり、プロの選手におっかけみたいなファンがついてるとこを見る限りではあの世界ではクライミングは結構メジャースポーツの部類に入ってそうですね…。中身も割と真面目にクライミングやってるなーという印象でした。ぼくは有識者じゃないのでやってることが現実味があるかどうかはわからんけどね。(引きこもってゲームばっかりやってた女の子が急に壁登れるようになるとは到底思えないんですがどうなんでしょうか…。)ライバル校のキャラがやたらとたくさん出てきたりと、ライフル味を感じさせる要素もありましたがまあそれなりに面白かったです。最終話の展開が駆け足気味だったのがちょっと残念かなー。優勝を逃した来栖あんねがチームメイトに悪態をつくシーンが見たかったけどなー俺もなー(偏見)。

 

○禍つヴァールハイト-ZUERST-
ソシャゲの前日譚みたいなアニメ。ソシャゲアニメであることは事前に予期していたんで見る前からとっても憂鬱だったのを覚えているんですが、蓋を開けてみたら意外とちゃんとアニメやってました。主人公が二人いてあっちとこっちで交互に話が進んでいくタイプのアニメだったんですけど割とキャラが立ってたんで誰こいつみたいになることは少なかったです。ソシャゲにありがちな魔物がいっぱい出てきて魔法で倒すよ!みたいな感じではなく、原因不明の病気と陰謀がメインに進んでいくので量産型ソシャゲと違った展開が見られて新鮮でした。世界観の説明とかも適宜交えつつ話が進んでたのでソシャゲの販促アニメとしては十分な出来だったんじゃないでしょうか。少なくとも既プレイ勢向けで新規お断りって感じではなかったので好印象です。しかし終わり方は続きはソシャゲで!みたいな感じだったのでちょっと不完全燃焼感が否めないですね。あの話の続きは気になるけどまあソシャゲやるほどでは、ないです。

 

○神様になった日
麻枝准待望の最新作です。放送前はやたらと推してたんでどんなもんかと思って見てましたけどめちゃくちゃ面白いなあ!という作品ではなかった。まずヒロインのひなちゃんが神みたいな全能感を発揮してラーメン屋を立て直したり麻雀大会で優勝したりするんですけど、その理由が脳みそにスパコンを埋め込まれてたからっていうとんでもねえ設定の話でした。で、なんで脳にスパコン入れられてたん?ていうのがひなちゃんが治療困難な難病を患っていたからというね。この時点で割とよくある難病モノになってしまったなあという感じで、どんな種明かしが来るのかと内心期待してたので結構がっかりしました。主人公もなんかひなちゃんと再会したときに大声出すなって注意されてたのに大声出しまくるしええ…(困惑)って思って見てました。主人公にまったく感情移入できねえんだよなあ…。でもまあ終わり方はひなちゃんを連れ帰るとこのご都合感はあったけど、きれいに纏まったと思います。少なくともCharlotteに比べれば。まあAngel Beats!レベルのものを期待してると物足りない感じはしますね。こればっかりはしょうがないと思います。個人的には一番面白かったのは伊座並さんのお母さんの回ですかね。故人の遺したビデオレターってシチュエーションはやはり涙腺に来るものがあると思います。

 

○アサルトリリィ BOUQUET
タイトルにリリィってついてることからもわかる通り百合アニメです(?)。本筋は人類の敵と戦う系の作品なんですけどまあそれは置いといて、本作品は主人公の梨璃ちゃんとお姉さまの夢結様の百合を楽しむだけのアニメです。夢結様は過去にパートナーを殺されてから人と距離を置くようになってしまったんですけど、梨璃ちゃんがぐいぐい行って信頼関係を築き上げていくという感じの百合ですね。やはり、最初はツンツンだったヒロインが徐々に堕ちていくのを見るのは最高や。梨璃ちゃんが途中で野生の女の子を拾うんですけど、その子に結梨という名前を付けるんですよね。もうこれ夫婦じゃん(確信)。まあ梨璃ちゃんが愛情をこめて育てた結梨ちゃんは爆発して死んでしまうんですがね…。悲しすぎて涙が止まらなかったゾ…。ストーリーはんにゃぴ…よくわかんなかったです…って感じでしたけど夢結様と梨璃ちゃんの絡みを見てるだけで面白かったと思います。ラムネ買いに行く話とかよかった…よくなかった?どうでもいいけどVtuberの夢咲楓さんにしか見えないキャラがおってそいつが映るたびに毎回笑ってました。

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ベッドの上では梨璃ちゃんが攻めみたいなの、あると思います。

 

○くま クマ 熊 ベアー
異世界転生モノです。毎クールありますね異世界は。まだまだ根強い人気があるんやなって。女の子が主人公の異世界もさほど珍しくなくなってきたように思います。ストーリーは割とよくある異世界モノでしたね…。主人公がやれやれ系なのであんまりアツい展開は見られませんでした。まあ見てると戦闘よりも文明の発展を重視するようなコンセプトだと思うんでしょうがないかなって感じ。というかなんで最近の異世界はやたらと食にこだわる奴が多いんですかね。トレンドなのか?中盤以降はバトルはイカを焼くぐらいにして完全に飲食店の経営者みたいになってしまったしうーん…って感じです。個人的には異世界にいるくせに現実世界でもできるようなことをやってる奴はあんまり印象よくないんですよね。せっかくの剣と魔法のファンタジー世界なんだからロマンを追い求めてくれよな~。今季のもう1つの異世界にも多分同じことを言うと思いますが。あとそれから、やたらと熊を推すのはいいんですけど別に熊である必要性なくなかったか?熊は強い生物なので熊の服着てる間は筋力がめっちゃ上がるだけとかだったらまだわかるんだが、くまファイアーとか完全に熊の性質ではないだろう。どこの世界に火を吐く熊がいるんですかね…。この辺も原作では実はこういう設定があって…みたいなのがあるんですかね?正当な理由があるなら特に文句はないですが。可愛い女の子がいっぱい出てくるのはよかったです。フィナちゃんが可愛かった。嫉妬する女の子は可愛い。古事記にもそう書いてある。ちなみにサムネのマヨネーズはこれです。みんなはわかったかな?

 

○NOBLESSE-ノブレス-
異能力バトルモノみたいなアニメ。ほんへはバトルしながらシリアスに進んでいくんですけど正直メインのストーリーはあんまり面白くなくて、日常パートに時折挟み込まれるギャグの方がシュールで面白かった印象です。前半は改造人間のチームみたいなんと戦うんですけど、顔のいい奴だけが生き残って改心するの露骨すぎて笑っちゃいました。あと最初主人公っぽい一般人の高校生2人組を軸に進むかと思ってたのに終盤全く出てこなくなってモブに成り下がってたのが面白かった。でもこのアニメ一番面白いのラーメンに意味わかんない具が乗ってるところだと思います。前半戦終わって日常パートに出てきたきゅうり乗せラーメンが一番意味不明で面白かった。一応原作が韓国なんで、冷麺の感覚でラーメンにきゅうり乗せちゃったのかな…。

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たぶんネギだと思うんですけど(名推理)。

 

池袋ウエストゲートパーク
池袋でチンピラの集団が小競り合いするアニメ。麻薬の売買とかチンピラグループの抗争とか、ひたすら物騒な事件が起こりまくっててこわいなーとづまりすとこ以外の感想が出てこなかった。主人公の家が出稼ぎに来てた中国人実習生の子(かわいい)を養子に迎えてあげる回だけは面白かった。まあ色々と問題が起きている現代社会の風刺的なのを描きたかったんじゃないですかね?知らんけど。作画は割とよかったです。動画工房がこういう雰囲気のアニメ作るイメージあんまりなかったけどな~俺もな~。

 

○アクダマドライブ
アクダマって呼ばれてる犯罪者の集団が、処刑課っていう警察の特殊部隊みたいな連中から逃げたり戦ったりしてるアニメ。アクダマは話の流れで謎の兄妹を護衛しながら関東なる場所に送り届けようとするんですけど、正直話がんにゃぴ…よくわかんなかったです。戦闘シーンは割と面白かったんですけどね。なんかよくわからんうちに人が死にまくってるなあという印象しかなかった。そんで終盤には関東に辿り着くんですけど関東は電子化された人間が暮らすディストピアになってるしこれもうわかんねえな。最終的にはアクダマと処刑課が殺し合って二つの陣営共倒れして兄妹だけが残るんですけどイキスギ両成敗じゃんって思いながら見てた。四国は平和なところだといいね。兄妹の妹の方(CV:市ノ瀬加那)と一般人(CV:黒沢ともよ)の絡みを見るのが一番面白かった。

 

魔王城でおやすみ
人間の姫が魔族たちの住む魔王城に連れ去られてそこで好き勝手する話。前半マジで姫が魔族を振り回して寝るだけっていうワンパターン展開が続いて普通に面白くなかったんですけど、姫が魔族陣営とまともにコミュニケーション取り出してからは割と面白くなっていった印象です。でも基本ワンパな上にこっちが眠い目を擦りながら見てるのに姫が気持ちよさそうに寝まくるせいでストレスがマッハだった。起きて戦え。キャラクターはでびあくまとさっきゅんが可愛かったです。クマ推しのアニメよりもクマが可愛いアニメ。

 

○神達に拾われた男
転生モノ。働きすぎの社会人が過労死して転生する展開結構よく見るけど現代日本の闇が感じられてとても悲しくなってしまう。そして異世界で冒険するのかと思いきや洗濯屋を始めてしまう模様。なんでどいつもこいつも異世界に来てまで経営始める奴ばっかりなんや…。従業員には給与や福利厚生を充実させるなど、達男(主人公)は前世での教訓を生かしホワイトな経営を心掛けてはいるんですけど、従魔のスライムは無給で働かせ放題という本末転倒ぶり。やはり魔物に人権はないのか…。まあスライムにも休みとかエサとかは与えてるとは思うんですけど明らかに人間使うよりは低コストですよね。低コストで使える労働力を大量に投入して人海戦術で利益を上げるってやってることがまんまブラック企業の経営者なんだよあ。そんな資本主義の権化みたいな作品なんですけどヒロインのエリアリアが結構可愛かったのでエリアリアが出てるときだけは面白かった。頭にスライム乗っけてるの可愛い。

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編
さすおに2期。1期は結構無双してておもろいなあと思いながら見てたんですけど2期は全く無双しなかったので物足りなかった。その上話が複雑化しすぎてて内容を理解するのも一苦労でした。こういう俺TSUEEEアニメは頭空っぽにして見るものなんで話がわけわかんなくなると全く面白くないってはっきりわかんだね。雨宮天のキャラクターが可愛かったのだけは高評価です。思念体みたいな奴にトレースされて思考を暴露されて恥ずかしがってるのが可愛かった。

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ダンまちの3期。2期がマジでおもんなかったので次こそはと期待したがやっぱりうーん…な感じの出来でした。べるくんが理性を持つモンスター(当然女の子)と出会って育てようとするストーリーなんですけどなんかどっかで見たことある話感ある…ない?そんでダンジョン内で同じように理性を持つモンスターたちが暮らしてる集落みたいなとこまで行ってそこにロリを預けて帰るんですけど、案の定集落が人間に見つかって襲撃を受けてあーもうめちゃくちゃだよって感じ。こういう話は決まってモンスターが理性を失って暴れ回る印象です。展開が容易に予想できちゃうんだよな~。最終的にロリは人間に討伐されて死ぬんですけど謎の古代魔法みたいなので復活して苦笑してしまった。どうでもいいけどリザードマンみたいなのがモンスター扱いされるのはいいとして、獣耳ついてる獣人が人間扱いされてるのにハーピーとか羽生えてるだけでほぼ人間やんみたいな奴までモンスター扱いされてるのは納得いかねえよなあ。

 

○D4DJ First Mix
バンドリの二番煎じみたいなやつ。DJ活動っていうのに馴染みがないからこれアイドルとかと何が違うん?って思っちゃった。百歩譲って後ろで機材ガチャガチャしてる人はDJなんやろなあって思うけど前の方で踊ってる奴はなんなんだよ…。DJという役職の持つ特殊性があんまり伝わってこなかったのは残念でした。曲に合わせて歌って踊ってるだけだとアイドルと変わんねえよなあ?バンドリのときも思ったけどこの手のライブで優劣つけるときの評価って観客の投票で決まってるけど割と組織票し放題感ありません?バンドリのときはポピパが工作して急激に順位上げてたし、もっとちゃんとした評価制度作ったほうがいいと思うけどな~俺もな~。CG技術の進化には割と目を見張るところがあると思います。ブシロードはライブ系じゃなくてもっと別のジャンルでもアニメ作ってみたらいいんじゃないかなと思いました。

 

○キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
異能力バトルモノラノベみたいなアニメ。原作の情報知らんけど多分ラノベでしょ…。2つの大国が戦争しててそれぞれの国の騎士と王女がラブコメする感じの奴なんですけど、割と激しい抗争してる割に2国とも国民が中立国にしょっちゅう遊びに行ってるのなんなんだ…。危機感が足りなさすぎるだろ。実は上層部が勝手にいがみ合ってるだけで一般市民的には対立感情ないんかもしれないですね。割とそういう描写多かったし。そんで中立国で先述した2人がご都合的に遭遇しまくるんですけど例外なく戦闘が起こって共闘してって流れなので頻繁に戦闘起こされる中立国の立場からしたら溜まったもんじゃないですよね。これもう中立国じゃなくて緩衝国だろ。ストーリーが論外なのは言うまでもないんですがヒロインの言動にも不可解な点が多く、ラブコメとして見ても微妙な感じです。というかヒロインじゃない女の子の方が可愛いですね。帝国側ならミスミス隊長、王国側ならシスベル王女が可愛いと思いました。アリスいる…?

 

○シャドウバース
シャドバの3クール目。正直飽きてきた。2クール目で世界大会やってたと思いきや謎展開でいきなり世界の危機に陥っててさすがに草や。カードゲームアニメは軽率に世界の危機救いがち。それに伴いバトルが多めになってきたので当然ルール知らんぼくからしたら退屈になってしまった。ルシア君の妹が闇落ちしててめっちゃヤンデレみたいになってたのが可愛かったです。気が狂ってる系女子好きなんすよねえ。それにしてもヒイロはいつ負けるんや…。負けない主人公とかなろうだけで充分なんだよなあ。次4クール目なんですけどそろそろ終わってくれ。

 

○100万の命の上に俺は立っている
異世界と現実世界を行ったり来たりする系異世界。主人公がアスファルトにキレたり女子トイレに侵入して他人のスマホを破壊したりするひたすらに痛いヤツだったのでまずこの時点ですっげえキツい。その上ヒロインもあんま可愛くないしあーあもうめちゃくちゃだよ。4番目に加入した眼鏡の女がオタクみたいな奴だったのでさらにキツかった。女もキツいのやばいと思うんですけど(小並感)。さらに設定がよくわかんなくて、異世界でミッションをこなさないと君たち死にますよってやつなんだけどなんでそうなったんだ?極めつけにタイトルなんですけど100万の命要素どこ…?100万人殺したとか頑張らないと100万人死ぬよって感じではなさそうなんでマジで意味が分からない。12話も見てるのに何一つとして謎が明かされなかった。ゲームマスターはロリ化するしよお。全体的に何がしたいのかよくわかんなかった。2期確定で涙を流している。見なくてもいいか?いいよあり。

 

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rhyme Anima
武器が禁止された世界でマイク使ったラップバトルですべてが決まる作品。すでに意味が分からない。描きたい作品を描くために世界観とか設定めちゃくちゃになるの、嫌いじゃないけど好きじゃないよ。最初は銀行強盗が人質にマイク突き付けてたりするんで絵面がシュールすぎて面白かったんですけど、初見のインパクトがすごいだけで慣れてしまえば退屈でしたね。前半は主人公チームが勝手に先攻をとってワンキルするっていう展開が多すぎて全然ラップバトルしてなかったしな…。後半からようやくメインのチーム同士のラップバトルが展開されたんでまあ見たかったものは見れたかなって感じです。最後はメイン4チーム計12人が3人きりの敵を数の暴力で押しつぶして終わりっていうクソみたいな展開でした。戦いは数なんだよなあ。ダイナミックコードみたいに作画崩壊してたらもっと面白かったかもしれない。

 

○まえせつ!
女の子が漫才するアニメ。漫才が題材なのに肝心の漫才がクッソつまらなさすぎる。駆け出しの芸人という設定だからあえてつまらない漫才をさせているのかな?と最初は思ったが売れっ子という設定のコンビの漫才も普通に面白くなかった…。さらに実在する芸人が声優として出演して漫才をやるんですけど、それも面白くないという体たらくっぷり。それマジ?本業だぞ…。そんで散々面白くない漫才をしている割に作中の観客にはウケているという描写をしているのが本当にダメだった。これ前も言ったと思うんですけど、人物の評価を作中に登場するキャラクターの反応だけで表現するの嫌いなんですよね。このキャラクターはすごいんやぞっていう表現は視聴者がそう感じて初めてキャラクターとして完成するものだと思ってるので。ちゃんと面白い漫才をさせて俺を納得させてくれよな~。あまりにも漫才がつまんなすぎるので漫才はキャラ付けだけでメインは日常系をやりたいんかな~とも思ったけどやってることがなんか他作品の真似事にしかなってなくて中途半端なんすよねえ。やはり、漫才というこの作品にしかない要素で勝負してくれや。漫才さえ面白かったらいいアニメになったとは思います。あと個人的に気にくわなかったのは、最後にNON STYLEの2人が出てきて「俺らのライブで前説してくれや」って言ってくるんですけど、なんで今の今まで登場してこない、最終回で急に出てきた奴がタイトル回収するんや…って思いました。全然本人たちに似てないのもおもしろポイント。自分のことをNON STYLEだと思い込んでいる一般人じゃん。OPでどばどば~って言ってるとこが一番面白かったです。ドバーっと出してきた。

 

・番外編(ショートアニメ)
今回からショートアニメはランク外にしました。30分アニメと同じ尺度で評価するのはなんか違うかなと思ったので。ちなみに一応上にあるやつの方が面白かったということにしてます。

 

兄に付ける薬はない!4-快把我哥帯走4-
兄付けの4期目。おもしろいよって言われたので3期まで一気見しましたがショートなのでサクサクみれていい感じでした。テンポいいしギャグ面白いし毎週楽しく見れました。4期若干妹の出番少なかった…少なくなかった?

 

○犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい
作者が飼ってる犬がシルバーのトイ・プードルなので分かり手。

 

○大人にゃ恋の仕方がわからねぇ!
僧侶。僧侶の中では割と面白い方なんじゃないかなって思いました。セカンド童貞っていう単語が意味わかんなくて草でした。童貞じゃないじゃん。あと最近の僧侶はやたらとピーマンを推してきますね。健康志向なのかな?

 

・まとめ

2020年も終わってしまいましたね…。一応同じ年の4クールのアニメ感想を全部書いたのはこの2020シーズンが初めてになります。いまちょっと数えてみたんですけど2020年は122本のアニメを見ていたようです(実際には2クール連続とかのアニメがダブってるのでタイトル毎にすればもうちょっと少なくなると思います)。これは多いんか少ないんかわかりませんけど結構な量の感想を積み上げてきたなあとちょっと感慨深くなってしまいますね。2021年も頑張ってアニメを見ていきたい。長くなりましたが駄文にお付き合いいただきありがとうございました。また3か月後にお会いしましょう。